カミはなぜ 我々を 造りたもうた
何のため 我々は 存在する
その答えを 望んでは いけない
我々は ただ そのコトバに従い
セカイと接続し 夜通し マツリに
明け暮れるのみ ただ それだけ
概要
フェスとは、スプラトゥーンシリーズにおいて期間限定で定期的に開催されるイベントである。
人によって答えの違いがはっきりする選択肢を決める行事でもあり、スプラトゥーン2までは2つ、スプラトゥーン3では3つどれかの陣営に参加し、ナワバリバトルで競い合ってチームのスコアを上げ、勝利を競い合うイベントである。
参加賞として『スーパーサザエ』が進呈されている(勝った方のチームはより多く貰える)。
フェスが始まる前には『カミ様』と名付けられたFAXが外部からの信号を受信し、気まぐれでお題を決定させる。
好みを分ける目的で聞いてはいそうだが、イカ世界に存在する訳がない文化すら取り入れてくることから、イカタコ自身は何を聞かれてるかを分かっていなさそうだ。
しかし彼らは何らかの形でその質問に答えたいと考えて、依然として参加してる模様。
ゲームの枠を超えて拡大していることから、シオカラーズ、テンタクルズ、すりみ連合は偶に自分たちがゲームの中にいると知っているかのように振る舞うので、フェス自体はスプラトゥーンの歴史に逆らっていないとは限らないようだ。
どういうものなのか?
期間限定イベントだけあって、通常とは違うものになっている。
フェスパワー
初代スプラトゥーンのフェスは当時プレイヤーの装備によってチームを決めていた[要出典]が、
Ver2.6.0以降はフェスパワーが導入され、この時のフェスパワーの数値によってマッチングのチームを決めている。
バトルに勝利するとフェスパワーを獲得できる。
フェスパワーの誤差が激しいほど勝利時に獲得しやすくなり、敗北時に減少しやすくなる。フェスポイントが最大のチームメンバーはフェスパワーが少し多く獲得できる。
フェスパワーがトップ100のプレイヤーは『フェス100ケツ』と呼ばれている。
スプラトゥーン2では最初の七試合でどれぐらい頑張ってたかによってフェスパワーが計測されるようになった[*(本作もフェス100ケツに影響しているようだ)。
Ver5.3.1で仕様が変更され、全プレイヤーの名前とレベルはロビーの待機画面に表示されず、プレイヤーのフェスパワーが一定以上の場合『?』に変更される。
このためか、フェスパワーが上ほどブロック済みのユーザーとマッチングしやすくなっている。
スプラトゥーン3では『フェスマッチ(チャレンジ)』のみの機能となってしまったが、仕様に変更はない。
こうけん度
さらに、スプラトゥーン2のVer4.0.0ではバトルするたびに溜まっていく『こうけん度』が導入された。
これに伴い、フェスの最終結果の判定の『勝率』も『こうけん度』に変更された。
フェスマッチ(オープン)ではブキ、ギア、髪型のどれかが一致するとこうけん度が上がる『おそろいボーナス』が発動する。
条件が揃ったかどうかはバトル開始時に左下に表示される『おそろい称号』でも確認可能である。
最高値のおそろいボーナスを獲得する例は、
- 全員の髪型がぱっつん
- 全員のブキがイグザミナー
- 全員のアタマギアがアナアキアンピンベレー
- 全員のクツギアが01STER カンロ
の時であり、おそろい称号は『アナアキアンピンベレー01STERカンロイグザミナーぱっつんズ』のような感じになる。
おそろいボーナスの条件と増加量はイカの通り。
条件 | 増加量 | 揃ったときの称号 |
---|---|---|
髪型が同じ | +0.1 | 揃った髪型名が適用(※) |
種族が同じ | +0.1 | 『イカ』『タコ』が適用 |
全員違うブキカテゴリ | +0.2 | 『バラエティーブキ』が適用 |
全員同じブキカテゴリ | +0.2 | 揃ったブキカテゴリ名が適用 |
全員同じサブウェポン搭載 | +0.2 | 揃ったブキのサブウェポン名が適用 |
全員同じスペシャルウェポン搭載 | +0.2 | 揃ったブキのスペシャルウェポン名が適用 |
全員同じブキ | +0.3 | 揃ったブキ名が適用 |
3人同じブキ | +0.2 | 適用されない |
2人同じブキ | +0.1 | 適用されない |
全員同じカテゴリのアタマギア | +0.2 | 揃ったアタマギアのカテゴリ名が適用 |
全員同じブランドのアタマギア | +0.2 | 揃ったアタマギアのブランド名が適用 |
全員同じアタマギア | +0.3 | 揃ったアタマギア名が適用 |
3人同じアタマギア | +0.2 | 適用されない |
2人同じアタマギア | +0.1 | 適用されない |
全員同じカテゴリのクツギア | +0.2 | 揃ったクツギアのカテゴリ名が適用 |
全員同じブランドのクツギア | +0.2 | 揃ったクツギアのブランド名が適用 |
全員同じクツギア | +0.3 | 揃ったクツギア名が適用 |
3人同じクツギア | +0.2 | 適用されない |
2人同じクツギア | +0.1 | 適用されない |
※スプラトゥーン3では、発売当初は本来揃っている髪型名とは違う名前が適用されることがあるバグが確認されていたが、Ver1.2.0で修正された。
さらに、まれに『10倍マッチ』という勝利するとこうけん度が10倍になるバトルが発生することがある。
もっとまれな例として『100倍マッチ』というそれはそれですごいバトルが発生するようだ。
スプラトゥーン3では10倍マッチに勝利すると『オマツリガイ』という青と黄色の殻の真珠が入った二枚貝が獲得できる。
オマツリガイの獲得量が多いほど100倍マッチの出現率が上がるが、両チームが一度に100倍マッチを発生させると『333倍マッチ』というとんでもないバトルが発生することがある。
100倍マッチや333倍マッチを戦い抜くとオマツリガイは一旦全て失われるがこれらのバトルに勝利するとちょっと変わった勝利モーションが実行されるようだ。
また、これらのバトルに勝利するとフェス終了までプレイヤーの頭上に『オマツリの証』が表示される(333倍マッチだとちょっと見た目が豪華になるようだ)。
スプラトゥーン2では10倍マッチに勝利すると自分やチームメンバーやSwitch本体内のフレンドにその旨が報道され、投票パネルにもその勇姿が投影されるようだ。
100倍マッチに勝利すると全プレイヤーに大規模な報道がされるようだ。この時の投票パネルに映っているチームは大きなカードを持っておりかなり嬉しいようである。
スプラトゥーン3では第3回フェスからこの仕様が続投されたが、縦令100倍マッチや333倍マッチでも投票パネルへの報道が小規模になっている。
それ以外の報道も第5回フェスから続投。こちらは変化がないが、この旨の報道をするすりみ連合のセリフはかなり見物なので必見である。
さらに、第3回フェスからは100倍マッチや333倍マッチに勝利するとオミコシに乗り込んで記念撮影が可能になった。