注意
このタグは、あくまでネタタグとしてお楽しみください。
概要
ニコニコ動画のコメントにて確認された、ORB-01 アカツキを指した言葉。
元ネタは言わずもがな、中立国であるはずのオーブ連合首長国の資源コロニー・ヘリオポリスにおいて、オーブの国営企業モルゲンレーテ社が大西洋連邦に技術協力し開発された初期GAT-Xシリーズのうち2機、GAT-X105 ストライクとGAT-X303 イージスを目撃した際にカガリ・ユラ・アスハが言い放った「※お父様の裏切り者ォ!」。
(※中立国であるはずのオーブが連合のMS開発に携わると中立ではなくなるため。)
アカツキはストライクを(無断で)ベースにし開発された機体だが、これが『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にてオーブの首都オロファトに向けられたレクイエムを特殊装甲ヤタノカガミを用いて跳ね返し、結果としてお父様の裏切りがオーブ国民と国そのものを救うこととなったため生まれたネタである。一見カガリの台詞をもじったおふざけネタに見えるが、一言一句間違っていないのである。
実は
アカツキは大西洋連邦と共同開発したX100系フレーム(ストライクやデュエルなどと共通)のフレームを無断転用した上でビーム兵器類の技術も盗用して製造された機体であるため、その実情は国際問題レベルである(ついでに言えばストライクの無断デッドコピー製造という前科もある)。これに加え、『FREEDOM』では扱いが不透明なゼウスシルエット(ザフト製・現在はモルゲンレーテの管理下の模様)を使用しており、曰く付きもいいとこである。尤もオーブに限らず兵器周りの技術盗用はC.E.世界ではもはや当たり前のようなレベルで散見されるが…。
余談
アカツキ自体お父様が税金を私的流用してカガリに遺したモビルスーツであることから、「オーブ国民の血税が回りまわって国を守った」「ふるさと納税返礼品」「オーブ国民の血税舐めんな」などとこれ以外にもネタにされまくっている。とはいえ、この戦いでアカツキを駆ったムウ・ラ・フラガの覚悟を含めアカツキの活躍は『FREEDOM』での裏MVPと評されるほどの大金星であること自体はお忘れなきよう。
補足するが、この機体1機の製造にはM1アストレイ20機分以上のコスト(本機1機分のヤタノカガミのコストだけでM1アストレイが20機製造できるとされており、これにフレームやコクピット等の基礎部品を加味すればそれ以上とされる)がかかっており、もしレクイエムを跳ね返しきれず消し飛んだ場合は数少ないエースパイロットであるムウと高コスト機アカツキ、そして虎の子のゼウスシルエットを失っていた。
ムウとアカツキを失っても偏向リングはムウの手により破壊されているのでこの時点で数時間の時間稼ぎにはなっているが、この偏向リングは替えが可能であり、シン・アスカのデスティニーSpecⅡにゼウスシルエットを託せなければレクイエムの完全破壊は出来ずそのままオーブは撃たれて消滅していたという国家の命運をかけたとんでもないリスキーな作戦であった。
これにはお父様もこの顔である。
アカツキは以前『DESTINY』のメサイア攻防戦にてインフィニットジャスティスとの同時攻撃でオーブに照準を向けていたレクイエムの破壊に成功しており、『FREEDOM』と合わせて2度国の存亡の危機を救った機体でもある。
もしお父様が裏切っていなかった場合、初期GAT-Xシリーズとアークエンジェルが完成しないため、キラ・ヤマトとアスラン・ザラの再会やキラとラクス・クラインの出会いなど、重要な人間関係が築かれない可能性が高まる。兵器面でも、初期GAT-Xシリーズがなければ後期GAT-XシリーズやZGMF-Xシリーズなどが完成しないため、その後の歴史に与える影響は未知数である。ナチュラル・コーディネイターどちらかの絶滅という最悪の事態に至っていないことが、(かなり間接的ではあるが)お父様の裏切りの賜物とも言える。
関連イラスト
アカツキが量産された世界線、お父様の裏切りの賜物が大量ォ!!
関連タグ
カガリ・ユラ・アスハ:元ネタの台詞の発言者。
ウズミ・ナラ・アスハ:裏切ったお父様。