「古今無双流大開祖、ガンザゴウザとは我のことでああああるッ!」
「たとえこの世の創世神といえども一撃必殺で屠るが我が拳の道。」
「拳は雄弁ぞ。一つ受ければ全てがわかる。団長よ。あの拳、実に良い一撃であったぞ。」
概要
- フレーバーテキスト
SSR
拳一つで天下無双を夢見て幾十年。修行の旅は未だ終わらず。されど我、いつしか古今独歩の大拳豪と呼ばれし達者となる。
SR
何の因果か海へ来た、天下無双の大拳豪。着慣れぬ水着を着てみたが、いつもと変わらぬ裸ん坊。笑ってくれるなお前さん、古今独歩は海をゆき、修行の花道一本道。
レアリティ | SSR/SR(夏季限定) |
---|---|
属性 | 火 |
タイプ/武器 | 攻撃/格闘 |
種族 | ドラフ |
年齢 | 72歳 |
身長 | 245cm |
趣味 | 真拳勝負 |
好き | 肉、肉、肉、強いヤツ |
苦手 | 合理的な思考 |
CV | 梁田清之 |
己の拳のみで天下無双を成すことを夢見て旅をする大柄な老人。
ガチャで「梵天添甲」を入手することでSSR版が、期間限定で排出される「綱巻甲」を入手することでSR版が加入する。
レアリティ | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR | 蓮天紅我正拳突き(最終上限解放)怒髪驚天正拳突き | 破天道 印可掌 無明白天 | 古今無双流 古今独歩の大拳豪 |
SR | 炎天呑舟正拳突き | 破海道 波断掌 羅漢不羈 | 一拳入魂 真拳勝負 |
容姿
老いてなお盛んというレベルではない筋骨隆々の肉体に巨大な角が生えた禿頭と、一目見ただけで強烈なインパクトを与える外見をしている。
限定SR版はまさかの水着・・・というかソイヤ組の仲間入りを果たしており、サーフボードよろしく、海で出会ったアルバコアを抱えている。
身長が判明しているキャラの中では最大の身長を持ち、年齢も種族不明・星晶獣・その他年齢不詳キャラを除くとロジーヌに次ぐ高齢。
人物
「拳一つあれば何でもできる」を持論とし、全てを腕力で解決しようとする(そして実際それが可能)など典型的な脳筋思考を持つ豪放磊落な人物で、周辺からはその圧倒的な強さ故に天災のように扱われ、畏れられていた。ただし、ただ行き当たりばったりという訳ではなく、悩める者には時として(物理的にも)活を入れつつ、叱咤激励の言葉を投げかけるといった人徳者である事がうかがえる。
しかし最近は老いを感じてきており、古今無双流を継ぐことができるような若者を探している最中、主人公に目を付けることになる。
また、フェザーが探し求めていた「求道者」とはガンダゴウザの事である。
「隕石を拳で殴り倒す」「殴ったら山ごと消し飛んだ」「海に潜ってはアルバコアを素手で捕まえ、調教して泳げない人を助けさせる」など、やること成すことが伝説として残っている。
ちなみにガンダゴウザ自身はカナヅチだったが、魚と泳いだら泳げるようになったらしい。
シナリオイベント「サウザンド・バウンド」ではまさかの中ボス&イベント召喚石として登場。
相も変わらず主人公を弟子にしようとしており、「スカイグランデ・ファイト」の優勝商品である「なんでも願いをかなえられる権利」で主人公を弟子にしようと画策する。
しかし、主人公と直に拳を交えたことで「主人公は自分の弟子にならずにこのまま成長を続けた方が強くなる」と悟り、自ら降参を選択する。
同時に、自分を追ってきたフェザーの弟子入りも断り、彼のもう一つの望みどおりに拳を交える。結果はガンダゴウザの勝利に終わったが、いずれフェザーがさらなる高みに到達した時に再び戦うことを誓った。
シナリオイベント『Marionette_Stars』では、開催前日となる2021年11月28日に登場することが判明する。同イベントではフェザーも登場することが確定しており、どのように絡むのか……。後にとある人物の力によってフェザーがガンダゴウザの修行をしている場所へと転移し、そこで新たな壁にぶちあたったフェザーと拳を交えることになった。
性能
SSR
破天道による敵命中率低下と、印可掌による強烈なカウンターで守りつつ、高攻撃力を無明白天の奥義ゲージ上昇効果とアビリティのダブルアタック上昇とのシナジーで強化してタコ殴りにするスタイル。格闘家の基本のような戦い方である。
しかし修正が入る以前は、
- 破天道がブラインなどの暗闇効果を上書きし、たった20秒で消えてしまう
- ほぼ効果のない引き付け効果により空振りするカウンター
- その上で殴り性能はそこそこ
という、フェイトエピソード上は伝説の格闘家というには微妙すぎる性能であった。
一度目の修正で、
- 暗闇と別枠になり、短時間ながら高命中率で敵の通常攻撃を無力化する破天道
- 破天道の引き付け上昇により、超威力で反撃する印可掌
- 破天道の引き付けとシナジーする「ターゲットになった時、攻撃力上昇(重複)」効果追加で攻撃の要となる無明白天
と、全体のアビリティがうまくマッチした、防御と攻撃に秀でた、SSRの格闘家にふさわしい能力を得るに至る。
そして、2018年5月15日のバランス調整キャラの一人に選ばれた。その修正内容は、
- 敵対心upがなくなる代わりに、日暈効果が20秒から2Tに変更された破天道
- 通常攻撃への回避カウンターだけでなく、特殊行動への被ダメに対してもカウンターが行えるようになった印可掌
- 「奥義ゲージup/ターゲット時に攻撃up(累積)」から「味方全体の火属性攻撃20%UP/DA確率30%UP(全体枠)」という、大きな変化を遂げた無明白天
- 得意武器「格闘」のキャラのDA確率10%UPに変更されたサポアビ『古今無双流』
- 「敵を攻撃した回数に応じて古今無双流効果を付与 ◆古今無双流のレベルが高い程攻撃UP/奥義性能UP」の追加サポアビ『古今独歩の大拳豪』
と、味方のサポートも行いつつ、奥義ダメージで高火力を叩き出せるようになった。
そして2018年9月には、最終上限解放が行われることになった。
ポーズが背中を向けた仁王立ちに変化。その外見はどこかの鬼のように鬼気迫る風貌となり、眼は紅い光を放ち、周囲には炎が立ち込めている。
最終における強化内容は、解放前のアビリティ性能を保持した状態で追加効果が発動。
- 奥義『怒髪驚天正拳突き』:与ダメージがさらに上昇、自身にガード効果を付与
- 1アビ『灼滅・破天道』:全体5倍火属性ダメージが追加
- 2アビ『瞬撃・印可掌』:即座に奥義発動可能、「古今無双流」レベルが最大まで上昇、使用間隔短縮
- 3アビ『真・無明白天』:5ターンの間、「古今無双流」レベルがターン終了ごとに上昇する「無双の覇気」効果を付与
いつでも最大火力の奥義を撃つことが可能になり、ネックだった短期戦での活躍が見込めるように。
火力面に全体的な強化が施され、まさに伝説の格闘家と呼べる性能へと昇華した。
その後、2022年12月24日のグラブル生放送でバランス調整がアナウンスされ、同年12月26日のメンテナンス後に反映される事に。その中では、かなりの箇所に修正が加えられ、新規の自動発動するアビや新規のステータス効果など、全面改修と言っても過言ではない調整が施される事となった。
バランス調整当日には、反撃時ダメージが想定外の数値だったことで即日修正されたが、それでも強さは揺るがないだろう。
限定SR
アビリティ構成的にはSSR版を縮小したような性能であり、サポートアビリティの効果によって一撃が重くなる代わりに連続攻撃が発生しない。
1アビの効果で敵から攻撃対象になると「真拳勝負」というステータスが付与されていき(最大3)、真拳勝負の数に応じて奥義性能が向上する。
ユーザーからの扱い
実装当初からアップデートによる上方修正までの間、ユーザーの多くからはいわゆる「ハズレ」キャラの筆頭として扱われていた。
前述の通り当初は性能がかなり低かったことが主な理由だが、実装されたのが丁度期間限定の水着キャラが登場した時期と重なっており、「水着の美少女キャラ欲しさにガチャを回したら厳ついオッサンが出てきた上に弱かった」と嘆くユーザーが続出し、評判が独り歩きしたのも原因と思われる。
そのためツイッター等では度々コラ画像の餌食となったり(単に見た目のインパクトがコラに使いやすというのもあったが)、新しいキャラが登場するとまずガンダゴウザと比較される等といった不遇な扱いを受けていた。
しかし前述のようにアップデートによって十分戦力として活用できるほどに強化されたので、以前のように過度にネタ扱いされるようなことも減っていくと思われる。
2020年4月末のレジェフェスでは、念願のSSRリミテッドになったラインハルザのサポートアビリティに「火属性」で得意武器に「格闘」のキャラを強化する『己の意思』がガンダゴウザと(格闘と言う意味でも)噛み合う。更に言えば、『己の意思』はガンダゴウザのサポアビと共存する。これによりスポットライトを浴びるかもしれない。
2020年12月28日には、まさかのガンダゴウザがYahoo!トレンド入りを果たした。何故に今回のタイミングで……と思われたが、その理由はShadowverseのカードパック「十天覚醒」に収録されたことに由来する物だった。そして、その性能は……(後述)。
2023年9月16日には『リリンク』にプレイアブルキャラとして実装されることが発表された。キャストに関しても後任キャストが担当という形ではなく、梁田氏のボイスでプレイ可能であることも同時に発表されている。
Shadowverse
前述の通り、Cygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』において、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」にて参戦した。
カード名 | 古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
レアリティ | シルバーレア |
コスト | 9 |
進化前 | 攻撃力:8 体力:7 |
能力 | 突進 |
攻撃時 相手のリーダーに「これの攻撃力」と同じダメージ。 | |
進化後 | 攻撃力:10 体力:9 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 梁田清之 |
収録セット | 十天覚醒 |
※突進…場に出たターンでも相手フォロワーを攻撃できる。
※攻撃時…このフォロワーが攻撃するときに発動する能力。
豪快なイメージからか、ドラゴンクラスのフォロワーとして登場。
フォロワーに突進しつつも相手リーダーに同等のダメージを叩き込めるうえ、大体は8~10ダメージという即死級であることもあり、まさに「一撃必殺」を体現した効果と言える。
ドラゴンクラスの特徴であるPPブーストギミックと合わせれば7~8t目に登場できるため、それまでに相手リーダーの体力を1桁台まで削っておけばガンダゴウザでの一撃勝利も狙える。
十天覚醒環境初期(2020/12/28~)はこのガンダゴウザを採用した『乗り物ドラゴン(ライドドラゴン)』と呼ばれるデッキが強力であるとされており、トレンド入りの要因はこの強さによるもの。更に言えば同じドラゴンクラスで収録されたラスティナがゴールドレアに対し、こちらは一段階レアリティが下のシルバーレアで収録されたため、性能の割に比較的出やすいという状況もガンダゴウザのトレンド入りに拍車をかけたのだろう。
同デッキの研究が進むにつれ、序盤に引くと終盤まで手札に死に札を抱えてしまうといった弱みを考慮してガンダゴウザを不採用とした乗り物ドラゴンも開発されたが、乗り物ドラゴンとの対戦では意識が必須となるカードには違いない。
2022年現在はローテ落ちをしているものの、アンリミテッドではデッキに入れることができるので、アンリミテッドで挑む場合には警戒が必要だろう。
関連タグ
バウタオーダ:クロスフェイトあり
ベルエンジェル:2022年12月31日にグラブルの方のベルエンジェルがトレンド入りしたという、ある意味でもガンダゴウザと逆のケースが発生した。詳細はリンク先参照。