概要
本作における敵対勢力で、「グラットン軍」と呼称される場合もある。
Chapter003の時点では、未だ明らかにされている情報は限られているものの、彼らと敵対関係にある「宇宙管理局ブレイバー」のアニモ014曰く、グラットンとは「多元宇宙の脅威」であり、彼らに捕まったら「寄生される」という。
もっとも、「寄生」は必ずしも不可逆なものではないようで、戦闘で大ダメージを負うなどした場合寄生していたグラットンも消滅し、寄生されていた側が本来の姿へ戻ると同時に元いた宇宙へと引き戻される、「異元リバース」という現象も確認されている。
作中では、ラールアを生きたまま確保することを目的に動いており、彼女を燻り出すためならば市街地の破壊も厭わないなど、前述した特性を抜きにしても危険な存在であることが強調されている。
構成員
Chapter003までに、以下の面々が確認されている。
(『勇者エクスカイザー』より)
いずれも、過去の勇者シリーズ作品の登場キャラクターであり、Chapter001冒頭の歴代勇者たちの登場シーンと同様に、敵側に於いても過去作品とのクロスオーバーが推し出された形である。一方で、本来は別の勢力に属するはずの彼らが、なぜグラットンの尖兵として行動しているのかについてまでは、作中では未だ明確な説明はなされていない。
また彼らは原典とは異なり、恐竜形態での頭部にヘッドギア状のパーツが装着されている他、行動の面でも功名心の強さに起因した足の引っ張り合いなど、本来彼らが持ち合わせている気質は鳴りを潜めており、終始目的遂行で連携した動きすら見せている。
一方で、原典と同様に「ダークマッドガイスター」や「ダークプテダー」「ダークホーマー」といった合体も可能としており、作中では巧みに分離・再合体を繰り返すことでソーグレーダーを苦戦させた。
この他、グラットンに関連すると見られる存在としてダークグレートバーンガーンが挙げられる。
その名や本来のグレートバーンガーンと異なる頭部形状など、前出のガイスター四将とも共通・近似する点が複数見られ、前述の歴代勇者たちの登場シーンにグレートバーンガーンだけがいないことから、ファンの間ではこれについてもグラットンと何らかの関係があるのではないかと推察する声も散見された。
そしてChapter003のラストにて、ガイスター四将をカイザー宇宙へと戻した直後のソーグレーダーたちの前に出現。次回予告の内容から、ソーグレーダーとも干戈を交えることが示唆されている。