「……ヨナのこときらいにならないでね。いっぱい黒いもようが出ても、きらいにならないでね。」
CV.野中藍
概要
プロフィール
性別 | 女性 |
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年齢 | 前編7歳/後編12歳 |
身長 | 前編132cm/後編160cm |
武器 | なし |
髪の色 | 金色がかった銀色 |
瞳の色 | やや青みがかった灰色 |
両親は既に他界しており、兄と村で二人暮らしをしている。
生まれつき病弱だったが、加えて不治の病『黒文病』を患っており、具合が悪い。1日中寝込み続けることもしばしば。
あまり外に出られず友達がいない。そのため、世間擦れしない無垢な感性を持ち合わせている。
時折ニーアの役に立とうと料理を作ってくれるが、その出来はどれも壊滅的。なお、料理下手の自覚はない。
頑張るニーアを応援するため、よく彼に手紙を書いている。投函した手紙は巡り巡って自宅に届いているのだが、その事実には気づいていない。
その他に日記をつけており、『ver.1.22…』版ではゲーム内のロード画面にてその内容が読める。
ニーアとは共依存の関係。いつも彼の帰りを今か今かと待ちわびている。本当はいつもそばにいてほしいと思っているが、頑張る彼を見て言い出せずにいる。
白の書のことは『シロちゃん』と呼んでいる。ニーアについていく彼を秘かに羨ましく思っている。
エミールとは文通を行っている。その内容はもちろんニーアの話。
デボルとポポルの姉妹からはよく面倒を見られている。デボルとは花やお酒などの会話で盛り上がり、ポポルからは図書館の本を借りている。
唯一カイネとだけは直接的な関わりがなかったが、Dエンド後に知り合ってからは彼女に依存するような日記を書いている。
ストーリーが進むと、突如として村を襲った魔王によってヨナはさらわれてしまう。
以降長らく出番がなく、次に出てくるのはエンディング。その際の彼女は容姿が大きく成長している。
名前の由来は聖書の『ヨナ書』。
また小説『ハイブリッド・チャイルド』のヒロインから。
実はとある事情により、ヨナの黒文病発症は不可避の運命となっている。公式設定資料集にはゲームでは明かされない設定が多く載っているため、気になった方は読んでみてほしい。
アニメ版『NieR:Automata ver1.1a』では、エミールの記憶の中で一瞬だけ幼い姿のヨナが登場する。
ショートストーリー
公式設定資料集『Grimoire NieR』、およびそのバージョンアップ版の『Grimoire NieR: Revised Edition』にて。
ゲームでは語られないショートストーリーがいくつも載っている。その中にヨナも登場する。
※以下、若干のネタバレ注意。
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「赤ト黒 ver.1.22…」
ヨナが黒文病を発症したときの話。具合の悪いヨナのため、必死にお金を稼ごうとするニーアの姿が描かれている。
ドラマCD
公式ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』でも、ヨナは登場する。
※以下、ネタバレ注意。(Bエンドまでの内容や、『DOD』の内容を含みます)
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Disc1
新宿で生活していた頃のオリジナル・ヨナが登場。
レギオンが発生した騒ぎでオリジナル・ニーア(のちの魔王)とはぐれてしまい、辿り着いた先でオリジナル・カイネやエミールと出会う。
Disc2
千年ノ約束
オリジナル・ニーアが黒の書に触れてから5年後の話。同じく黒の書に触れたヨナは崩壊体と化し、心臓が止まった状態で保存されている。
私立ニーアレプリカント高等学校 体育祭編
公式学パロ。ヨナは高校生1年生として登場する。
ニーア兄弟の妹であり、末っ子。本編と変わらず病弱で、兄2人に甘やかされている。特にニーア(弟)と仲が良い。
ウェポンストーリー
『NieR:Automata』にて手に入る『鉄パイプ』という武器に、オリジナル・ヨナの心情を綴ったであろうウェポンストーリーが存在する。内容は以下の通り。
もし、おにいちゃんがね、さむいさむいって言ってたらこのボウシを
お兄ちゃんにあげるの。だっていちばん大事なおにいちゃんだから!
もし、おにいちゃんがね、オナカへったよーオナカへったよーって
言ってたらこのクッキーあげるの。だっていちばん大好きなおにい
ちゃんだから!
もし、おにいちゃんがね、こわいよーこわいよーって夜に泣いてたら
ね。いっしょに毛布にはいってあげるの。だっていちばんなかよし
なのは、おにいちゃんだから!
だからね、おにいちゃん。
どこにもいかないでね?
ヨナを、ひとりにしないでね……おねがいだよ?
関連イラスト
幼少期
5年後