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群発地震の編集履歴

2024-02-25 16:38:10 バージョン

群発地震

ぐんぱつじしん

時間的・空間的に集中して多発する地震のこと

概要

時間的・空間的に集中して多発する地震のことで、一般的にはその群れのなかに特別大きな地震(本震)がない状態を指す場合が多い。そのため前震・本震・余震といった区別がない。

規模の大小や継続する期間はまちまちで、数週間〜数ヶ月くらいで終わるものもあれば、数年単位で続いた例もある。マグニチュードはM5程度以下である場合が多いが、M6を超えるような群発地震が起こることもある。

規模の大きな地震(おおむねM6以上)の場合、本震の前に前震が発生したり、逆に本震の後に余震が多発したりすることは当たり前であるため、このような活動(前震‐本震‐余震型)を群発地震とはいわない。

群発地震の原因は色々あり、最も一般的なのは火山噴火に伴う群発地震(火山性地震)であるが、2020年以降に起きた能登群発地震(後述)のように、火山がない地域であっても稀に発生することがある。

過去の主な群発地震

松代群発地震

長野県長野市松代町皆神山付近において、1965年8月3日から3年以上続いた群発地震。地震の総数は有感地震だけでも6万回を越え、総合的なエネルギーはM6.4の地震1回に相当する。

死者はなかったが、家屋の被害や液状化現象、地割れや地すべり、発光現象や湧水による被害、地鳴りなどが発生した。

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