概要
ドルアーガ配下のマジシャンの彷徨える魂が、死してなお活動を続ける姿。右手にランタンを持ち、ボロボロになった装束の奥に目だけを光らせた薄気味悪い姿で浮遊する。亡霊故に、その姿を捉えることは困難である。
特徴
原作『ドルアーガの塔』においては、ワープして壁をすり抜けつつ移動してギルを執拗に追い回し、生前のマジシャンに対応したスペルを連射するが、ゴースト本体に触れてもミスにはならない。但し、宝箱で手に入るキャンドルがなければ、ワープする僅かな瞬間以外は姿を見ることができず、見えない所から呪文を受ける可能性が高くなり、危険度が跳ね上がる。
メイジゴースト
メイジの彷徨える魂。9階より出現。橙色の装束で、壁で消えるホワイトスペルを吐く。なお、元のマジシャンとの色に差異があるのは、プログラム上のパレットのミスらしい。
ドルイドゴースト
ドルイドの彷徨える魂。14階より出現。紫色の装束で、壁を破壊するブルースペルを連射しつつ前進するので結果として直線の長い通路を作るため、わざと放置されて利用されることも多い。
ウィザードゴースト
ウィザードの彷徨える魂。21階より出現。灰色の装束で、壁を貫通するグリーンスペルを遠距離から飛ばしてくるので危険度が高い。なお、ソーサラーのゴーストはいない。
続編や外部作品では、呪文や不可視、壁すり抜け等の元来の能力に加え、睡眠や毒などの状態異常を付加したり、武器を魔法剣のように飛ばして攻撃したり、ギルをテレキネシスで転移させたりと、搦め手を使う厄介な敵とされることが多い。