概要
CV.藤原啓治
シュテルンビルトのアッバス刑務所へ刑期250年で収監されていた凶悪犯。ヴィラン。
バーナビー・ブルックスJr.の両親を殺害したのではないかと疑われる人物。
NEXTで構成される犯罪組織ウロボロスのメンバーだったが、1962年に当時のヒーローだったMr.レジェンドにより逮捕される。しかしその後、市民を人質にとったクリームにより救出され、ヒーローたちの前に立ちふさがる。
自身もNEXTと呼ばれる強力な能力者であり、NEXTではない人間を下等な存在と見下している。同様に、NEXTより弱い人間に味方するヒーローを見世物として軽視している。
過去
NC1962年に逮捕された時の罪状は連続殺人、窃盗、誘拐。元傭兵で、事故により左足を失っており、現在は義足。
全身にウロボロスと数字(12)の刺青をしている。これはウロボロスがトランプをモチーフにした犯罪組織であるためだと見られている。
その他の経歴や逮捕時の状況、能力の詳細などは何故か公的資料には残されていなかった。
性格
気まぐれで残忍で軽薄。快楽主義者の一面もあり、シュテルンビルトへのテロ行為やヒーローとの戦いを楽しいゲーム程度にしか思っていない。
極めて気まぐれで、その場の思いつきでヒーローサイドからの要求を受入れもすれば、拒否もする。
その自信は、自身の絶対的なNEXT能力からくるものだと考えられる。
概要で記述した通り非NEXTを見下しており例え部下であっても用済みとなれば殺害するが、21年前のクリスマスイブに誘拐したクリームがNEXTである理由で迫害を受けていたのを知ると、彼女にNEXTの優位性と生き方を説いた後、逃がそうとするなど、完全な悪人とは言い難い部分も存在する。
バーナビーとの関係
バーナビーは4歳の時に、ジェイクがバーナビーの両親を殺害したと思われる場面を目撃しており、手の甲に刻まれたウロボロスの刺青と、第9話で思い出した記憶からジェイクにたどり着くことに成功した。
しかし、ジェイクの手の甲は作品中で描写されておらず、18話でそこに刺青が無いことが確認される。
それと同時にバーナビーの記憶の中で犯人の顔が複数人に入れ替わる現象が起き、クリームの証言からも、ジェイクは真犯人ではなかった可能性が高い。
NEXT能力
作中では異色のNEXT能力を持つ存在として描写されている。
(少なくとも作中では)1人につき1つしか能力を持っていなかったが、ジェイクは2つの能力を持ち、また同時に使用することができる。
そのためか、他のNEXTが能力発現時に纏うオーラが青色なのに対し、ジェイクのオーラはオレンジ色となっている。
1つは紫色の「バリア」を発生させる能力。スカイハイの連続攻撃をこのバリアで防御した。
発生地点から射出することが可能で、発生規模も制御可能なため、攻撃方法としても使用できる。その威力は虎徹が「ビーム」と誤解したほど強力。
単純な力押しで破るのは困難な能力と言える。
もう1つは「他人の心を読む」ことができる能力。能力を使用した高速攻撃なども、心を読むことで事前に察知し回避できる。
バリアの能力と合わせることで、ほとんどの攻撃に防御・応戦してしまうため、ヒーローたちは苦戦を強いられた。
しかし、ワイルドタイガーが転んだ時に行った偶発的な蹴りには対処できなかったことと、それに激怒し本名が公表されていないワイルドタイガーを「虎徹」と呼んでしまったことから、能力を見破られてしまった。
外見の変化
収監中
出所直後
初登場時は特殊独房に全裸で鎮座しているインパクトと、太ももまである白い義足がニーソックスにしか見えないため、全裸ニーソの変態疑惑を巻き起こした。
その後、長かった髪と髭を切り、薄茶色だった地毛を逮捕前と同じピンクと黄色に染めて逆立て、水色の口紅をした派手な出で立ちにイメチェン。特にヒーローセブンマッチ前後では、毛皮を着用し、演出にも気を使っている節がある。
しかし他のウロボロス同様、ぶっ飛んだセンスをしている。
味噌スープ
緊迫したヒーローとのセブンマッチの最中、器用に箸を使って和食を食べる余裕を見せるジェイク。
食事はジェイクにベタ惚れなクリームが用意したもので、ジェイクは味噌汁の出汁の違いに言及するなど、逮捕以前からクリームと親密な関係にあったことを匂わせる。
実際、クリームからは「愛する人」と呼ばれている。