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概要編集

CV:藤原啓治

シュテルンビルトのアッバス刑務所に刑期250年で収監されていた凶悪犯。所謂ヴィラン

バーナビー・ブルックスJr.両親殺害したのではないかと疑われる人物。


NEXTで構成される謎の犯罪組織ウロボロスのメンバーだったが、1962年に当時のヒーローだったMr.レジェンドによって逮捕される。しかしその後、市民人質にとったクリームによって救出されて、ヒーロー達の前に立ちふさがる。


自身もNEXTの中でも強力な能力者であり、NEXTではない普通の人間を下等な存在と見下している。同時に、NEXTでありながら非NEXTに味方するヒーロー達の事も、あくまで見世物として見下しており、かつて自分を捕まえたレジェンドの事は「豚野郎」と呼んで侮蔑している(ただし、当時のレジェンドの「裏事情」を考えれば、彼とレジェンドが最後の逮捕の瞬間以外で、どの程度まともに交戦していたのかは不明である)。

ヒーロー達と順番に戦って、ヒーロー達が負ければ街を破壊するというゲームを行い、その圧倒的な力でヒーロー達を追い詰めるが、鏑木・T・虎徹によって能力の弱点を見抜かれてしまい、彼のサポートによって生まれた隙をついたバーナビーによって倒された。

その後は、クリームのヘリで逃走しようとしたが、バーナビー達の妨害によってヘリが墜落してしまい、最期はその下敷きになる形で死亡した。


過去編集

NC1962年に逮捕された時の罪状は、連続殺人窃盗誘拐など。

傭兵で、事故により左足を失っており、現在は義足

全身にウロボロスと数字(12)の刺青をしているが、これはウロボロスがトランプをモチーフにした犯罪組織である為だと見られている。


しかし、その他の経歴や逮捕時の詳細な状況、能力の詳細などは、何故か公的資料には全く残されていなかった(その理由は後に明らかになった)。


性格編集

気まぐれで残忍で軽薄。快楽主義者の一面もあり、シュテルンビルトへのテロ行為やヒーローとの戦いを楽しいゲーム程度にしか思っていない。

極めて気まぐれで、その場の思いつきでヒーローサイドからの要求を受け入れもすれば、拒否もする。その自信は、自分の絶対的なNEXT能力からくるものだと考えられる。

しかし、ヒーロー達の事を見下しながらもその能力を正確に分析して、部下に化けた折紙サイクロンの正体を見抜くなど決して短絡的ではなく、非常に用心深くて頭も切れる。


概要でも記述した通り、非NEXTの人間を見下しており、たとえ部下であっても用済みと見なせば躊躇なく殺害する。

その一方で、21年前のクリスマスイブに誘拐したクリームがNEXTであるという理由で迫害を受けていた事を知ると、彼女にNEXTの優位性と生き方を説いた上で逃がそうとするなど、迫害を受けたNEXTを守ろうとする姿勢も見せており、完全な悪人とは言い難い部分も存在する。

もしかすると彼自身も、そういったNEXTへの迫害などで苦しめられた人間なのかもしれない。


バーナビーとの関係編集

バーナビーは4歳の時に、ジェイクが自身の両親殺害したと思われる場面を目撃しており、手の甲に刻まれたウロボロスの刺青と、第9話で思い出した記憶からジェイクに辿り着く事に成功した。しかし、ジェイクの手の甲は作中では描写されておらず、18話でそこに刺青が無い事が確認された。

それと同時に、バーナビーの記憶の中で犯人の顔が複数人に入れ替わるなどの記憶の混濁が発生しており、クリームの証言からも、ジェイクは真犯人ではなかった可能性が高い。


そして、真犯人の正体と「ジェイクが犯人」だとする記憶の原因はこちらも後に明らかになった


NEXT能力編集

NEXTの中でもさらに異色のNEXT能力を持つ存在である。

通常NEXTは(少なくとも作中では)、1人につき1つしか能力を持っていないのだが、ジェイクは非常に珍しい事に2つの能力を持ち、またその2つを同時に使用する事ができる。

その為か、他のNEXTが能力発現時に纏うオーラが青色なのに対して、作中でジェイクのオーラだけはオレンジ色となっている。


1つは紫色の「バリアを発生させる」能力。スカイハイの連続攻撃もこのバリアで防御した。

発生地点から射出する事が可能で、発生規模や形も自在に制御可能な為、攻撃方法としても使用できる。その威力は虎徹が「ビーム」と誤解した程に強力。

単純な力押しで破るのは非常に困難な能力と言える。

作中では、素手ワイルドタイガー装甲を破壊するシーンがあるが、これもバリアを纏った打撃によるものだと思われる。


もう1つは「他人の心を読む」能力。能力を使用した高速攻撃なども、心を読む事で事前に察知して回避できる。バリアの能力と組み合わせる事で、ほとんどの攻撃に防御・応戦してしまう為、ヒーロー達は苦戦を強いられた。

しかし、ワイルドタイガーが戦闘中に疲労と足場の悪さから転びそうになった時、前につんのめった勢いで偶然出てしまった浴びせ蹴りには対処できなかった事と、それに激怒して本名が公表されていないワイルドタイガーを「虎徹」と呼んでしまった事から、彼に能力を見破られてしまった。


コミック版では、ジャスティスタワーにて虎徹バーナビーを逃す為に、立ち向かったロックバイソンに調子に乗って彼の心の中を語った事で、彼に能力が心を読む事であると見抜かれてしまう。その後、バイソンが虎徹に伝えた事で対抗策を出されてしまった。


外見の変化編集

収監中

ジェイクさんに夢をみてみた

出所直後


初登場時は、特殊独房に全裸で鎮座しているインパクトと、太ももまである白い義足がニーソックスにしか見えなかった為、全裸ニーソの変態疑惑を巻き起こした。


その後は、長かった髪と髭を切って、薄茶色だった地毛を逮捕前と同じピンクと黄色に染めて逆立て、水色の口紅をした派手な出で立ちにイメチェンした。

特にヒーローセブンマッチ前後では、毛皮のコートを着用し、演出にも気を使っていた節がある。

しかし、他のウロボロスメンバー同様に、随分とぶっ飛んだセンスをしている。


味噌スープ編集

緊迫したヒーローとのセブンマッチの最中、器用にを使って和食を食べる余裕を見せるジェイク。味噌汁の出汁の違いに言及するなど、和食にもかなり通じていたようである。

食事はジェイクにベタ惚れなクリームが用意したもので、逮捕以前からクリームとは親密な関係にあった事が匂わされている。

実際に、クリームからは「愛する人」と呼ばれており、ジェイクの方もクリームに対してだけは気を許している描写が多い。→マルチネス夫婦


漫画版での過去編集

漫画版では彼の過去が語られている。幼少期に心が読める能力を持っていたため周囲から気味悪がられ、父(描写から実父ではない模様)からも冷遇されて毎日を過ごしていた。そんなある日今度はバリアのNEXT能力も覚醒し自暴自棄になっていたが同じNEXT能力者のカルヴァン(能力はジェイクと同じ心が読める)と出会い仲良くなりいつか上を目指そうと考えていたが父にNEXTに目覚めてた事がバレ、暴力を振るわれジェイクは衝動的に父を殺害。その後カルヴァンに上を目指そうと誘うが「僕たちは人間だ」と言い誘いを断った。そしてジェイクは能力が暴走。カルヴァンはその際、重傷を負いジェイクは初めて彼の心の聞きそれがジェイクの拒絶の声だった。そしてジェイクは犯罪者の道へと行ってしまった。


関連イラスト編集

ジェイクのひげ


中の人繋がり

やったー!ジェイク様描けたよー!


関連タグ編集

TIGER&BUNNY ウロボロス(TIGER&BUNNY) クリーム(TIGER&BUNNY)

Mr.レジェンド イワン・カレリン マルチネス夫婦

野原ひろし 焼け野原ひろし


仙石昴…同じくバリアを使うNEXT能力者。


悲しき悪役…漫画版での過去経緯で見れば。


バルトロメオ別の作品の類似能力者。NEXT能力と悪魔の実の能力という違いはあるが強力なバリア能力の持ち主であり、バリアを自分の任意の形状に変化させて攻撃にも応用できるという点や、趣はやや違うがパンクな装い、性格はかなり違うが社会に指名手配されている重犯罪者などという点が共通している。

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