ここがあの概要のハウスね
PC雑誌『TECH Win』の付属CDの一コーナー『さる山はげの助アワー』の作品の1つで、1999年3月号収録の宮崎吐夢の楽曲『あの女のハウス ~彼を返して……あとお金貸して!~』の冒頭に登場する台詞。
なお楽曲は当然ハウスミュージック風味である。
曲の内容は、とある女が恋人・諸田誠(もろたまこと)の浮気を疑い彼がいると思われる浮気相手の女性の住所を突き止めて深夜3時前に押し掛ける。そして出てきた住民の女性と誠が居る居ないで口論を繰り広げるも、最終的に「その住所ここじゃない」どころか「千葉県の船橋の船橋3丁目に行く筈が東京都世田谷区の船橋3丁目(しかも船橋市に船橋3丁目はない)」だったという、はた迷惑なオチである。あと行きに栃木からタクシー代6万円使って来た為、(誠に金を出させる気だったのか)帰りの電車賃も無く女性にお金を借りようとするも当然断られると言うヲチが付く。
後にこの音源を元にPCゲーム『WHITE ALBUM』の画像を使ったFLASH動画シリーズが作られネット上で有名となる。当時のPC版はキャラクターに声当てがされていなかったため、一時期はヒロインの一人・緒方理奈の声が宮崎演じるヒステリックなオカマ声で定着してしまった。
(実際、彼女の関連イラストにこのタグが使用されることが多い)
なお、このMAD動画の存在を本作の製作陣は認知していたらしく、FLASHが公開されてから12年後に発売された続編『WHITE ALBUM2』において、この台詞がゲーム本編内でまさかの公式パロとして使用される。さらに2013年には同作のTVアニメ版が放送され、上記の台詞のシーンも当然映像化されたが、その直後、この台詞の発信源である宮崎吐夢本人が作中の英語講師役で出演するにまで至った。
関連タグ
緒方理奈(ある意味被害者)
小木曽雪菜(アニメ内でこの台詞を使用)
ペリーのお願い(同じくFlashネタにされた事で有名になった)