演:平山浩行
概要
大病院占拠
警備部SAT(特殊部隊)の管理官。警視。県警本部長の要請により、界星堂病院人質立て籠もり事件に後方支援として参加。現場指揮本部内の幕僚の一人。階級はさくらと同じだが、自分よりも年下で経験が薄いさくらに、色々と意見を進言してくる。人命優先派のさくらとは違い、多少の犠牲が出ても武力で制圧すべきだと考えている。
不眠不休で仕事に邁進して疲労困憊していたさくらに代わって管理官の職を引き継いだ。
新空港占拠
「武蔵、1年ぶりだな」
なんと空港を占拠した武装集団「獣」の一員である虎として登場。
半年前に息子直樹と共に警察を退職し、今回の事件に彼および義妹狭山澪と共に「獣」側として加担した。退職と同時期に妻・愛を自殺で亡くしていたとされるが、もとより芯の強い妻が自殺したとは考えられず、北見の事件を取材していたことから北見が犯人であると確信し、復讐のために「獣」の一員となった。SATとしての経験を活かし、かつての上司の大久保の裏をかくなど副参謀的存在となっている。6話の回想から、息子である直樹が獣になる事には最初は反対していたらしく『引き返すなら今だ』と説得していた。
なお、息子である直樹が瀬奈と親密な関係である事は知らなかった模様。7話で瀬奈につわりが来た際に直樹が咄嗟に『瀬奈、大丈夫?』と彼女を心配し寄り添ったのを見て渋い表情をしており8話で息子に鶏/瀬奈が妊娠していることを告げられ『馬鹿野郎』と殴っている。が、9話で大河が瀬奈を撃とうとした際、瀬奈を庇おうとした直樹をさらに庇い撃たれた。2人を逃がした後突入してきたSATの三上から『丹波管理官、ご同行願います』と言われ『ご苦労だった』と抵抗せず素直に従い確保された。最終話で面会した和泉には、前作で彼女が犯した罪に対し「今ならお前の気持ちがわかる」と言いつつも、それを後悔している和泉からは「あなたは絶対に踏み止まらなければならなかった」と悔しそうに反論されていた。そして大河を止める方法はないか聞かれ、彼が獣ちゃんねるを乗っ取ってでもわざわざ”配信すること”にこだわっていることから、彼の目的がただ復讐を果たすことではなく”復讐の一部始終を配信して世間に見せつけること”であると言い、配信を切れば復讐を止められるかもしれないとヒントを与えたうえで『奴を止めろ』と和泉に命じた。
公式に記載されている百戦錬磨(ひゃくせんれんま)は、多くの戦いや経験を通して、技術や精神が鍛えられたことを意味する。