演:宮本茉由
概要
大病院占拠
捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官。階級は警部補。
高度なデータ解析技術を持ち、ハッキング能力も高い。非常に優秀だが、感情を表に出す事はほとんどせず、淡々と仕事をこなしていく。不謹慎なジョークを連発し、馴れ馴れしく距離感を縮めてくる志摩を疎ましく思っている。
横浜北署の爆弾が仕掛けられた取調室を監視される三郎を救うため現地に急行し、監視画像のループ映像を作り出す。
事件解決後、薄暗い部屋で「ありがとうございました blue」という電子メールを削除し、眼鏡を外し微笑む。
新空港占拠
彼女は2023年に織田拓という人物と結婚したことで寿退社。物語開始時点でKSBCを去っており岩槻澪(のちに彼女も獣であることが明かされた)という前作の彼女と同じポジションの分析官が赴任していた。彼女は今頃夫婦円満に過ごしているのだろう。と思われていたのだが…
「お久しぶりです、武蔵主任」
なんと空港を占拠した武装集団「獣」の一員である蛇として登場。しかもリーダーが彼女の双子の姉の悠月であるため彼女はサブリーダー格である。実は前作で年齢(前作では32歳だった)や素性などを偽って警察に潜入(最終話で百鬼夜行のハッキング担当であった赤鬼/美作が確保されてからエレベーターが止まった描写があったためおそらく彼女の犯行と思われている)。また病院占拠の犯罪計画を練って依頼主である大和に売り、そのデータを収集するため捜査に参加したのち結婚(結婚相手である織田拓は実際には存在せずAIで作られた架空の人物)したと嘘をついて退職。空港占拠2か月前の回想では岩槻こと狭山澪が警察への潜入が上手くいくのか不安そうにしていたが「大丈夫、1年前にシミュレーションしたから」という言葉とともに偽造した岩槻澪としての身分証明書の類を彼女に渡した。
9話で、自身が武蔵健一の娘であることを語った。つまり、三郎の姪にあたる。元々の戸籍を悠月同様売られており生まれた時の名前は駿河蓮。現在名乗っている紗季という名前及び戸籍は後から買ったものである。
悠月とおそろいで付けているさくらんぼのヘアゴムは2人が生まれる前に父が「このさくらんぼの様にずっと仲良くしてほしい」という思いをこめて買ったものであり3年前ようやく見つけ出した病床の母から渡された。このことから2人はお互いとずっと一緒にいるという使命感のようなものがある(実際父親が行方不明になり母親とも引き離され、自分たちの戸籍も売られ普通に生きることさえ叶わなかった2人にとって絶対的に揺るぎない信頼をおけるのはお互いだけだったというところも大きいのだろう)。
それらの真相が明かされたのち、大河達ケダモノに人質に取られ空港にいた人質達と共に攫われてしまう。悠月を誘い込む餌にされていたが、最終的に武蔵と彼女の活躍によって助け出された。そして悠月と共にSISに確保された。
公式に記載されている神算鬼謀(しんさんきぼう)は人が考えたとは思えないほど優れた策略及び作戦のことである。
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