CV:能登麻美子 (KADOKAWA公式ボイスコミック・アニメ版共に共通)
概要
正蔵の妻。旧姓・佐々木。彼女も同様に若返り、誰もが振り返るような美貌の女性になった(若返っても髪色は白髪のままであったが、本来の髪色は黒であったことが回想でわかっている)。
胆力と器量を兼ね備え、男も女も惚れる肝っ玉母さんでもある。
作中で若返った彼女に間近で世話を焼かれた町内会の老人男性が「…心臓発作起ごるかと思ったぞ」とコメントするレベル。
なお、五十嵐兵助が町対抗運動会のたびに因縁をつけてくる要因の一つが若い頃、イネに惚れていたものの、正蔵と結婚した事に端を発しているというのだからその美貌の程が窺える。
そんな彼の孫である将太と自身の孫である未乃の恋模様を陰ながら見守っている。
穏やかそうな見た目に反して実は強気な一面を持ち、正蔵のお見合い相手に対して「ワシの恋人に手をつけるな」と啖呵を切ったり(相手にも別に好きな相手がいたとの事)、若返った正蔵を気に入った孫に対しても正蔵は渡さないと口にしており、それ絡みで正蔵が理不尽な目に遭う事も…。
元々若い頃から病弱の身だったが、本編で若返ったのを境に快方に向かっている模様。
時々無自覚に色気と包容力を振りまき、周囲の人間をとりこにしてしまう。
元は華族のお嬢様だったが、戦後の財閥解体で地位と財産を失い青森に流れ着いてきた。正蔵と出会った当時は世間の寒風に当てられて性格も冷えきっていたが、正蔵との交流で本来の明るさを取り戻していった。
なお方言は後から覚えたもので、流れ着いたすぐのころは標準語だった。
因みに、病弱ながら恵体である正蔵を先に参らせる程の性豪だったもよう。
また、若返った正蔵に合わせられるだけの体力と運動神経を取り戻しており、二人三脚では肩を組まず、腕を振るタイミングがバラバラではあったものの、踏み出すタイミングはバッチリであり、現役高校生二人を追い抜いて見せた。
加えて長年、農業で培ってきたスキルの賜物か、玉入れではカゴすら見ずに全弾カゴに入れるエイム力の高さを見せている。
保有スキル
直感(EX) | いわゆる女の勘。正蔵に(恋愛面での)危機が迫るとどこであろうと感知する |