詳細
夜間に出現する、赤い目を持つ黒い巨大な犬の妖怪とされている。「黒妖犬」、「地獄犬」などと邦訳される。
この妖怪が出没した後には、何故か硫黄の煮える匂いが立ち込めると言う。
不吉の象徴とされており、古い伝承では人間を殺害した事もあったらしい。
但し、体質によってこの妖怪が「見える」人と「見えない」人が存在し、「見えない」人にはヘルハウンド側から手出しする事が出来ない。
また、流れる水を苦手とするので、追われた時は川を越えて逃げると良いとも言われる。
仮面ライダーウィザードに登場したヘルハウンド
第2-3話に登場した通常ファントム。
口からは火炎や光弾を放ち、接近戦でも手に持った剣で対応できる。更に、専用マシン「ブラックドッグ」(原典におけるヘルハウンドの別名)を乗り回す。
奥の手として、影から影へと移動できる能力を持つ。人の影に入り、その人間を操る事もできる(操っている人間を通して腕から炎を放つ事も可能)。
黒い身体に炎を纏った外見には原典におけるヘルハウンドの意図が見られず、どちらかというと悪の仮面ライダーを思わせる。目や口が確認できない頭部や顔つきは、侍戦隊シンケンジャーに登場したナナシ連中に酷似している。