ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

RB26の編集履歴

2024-05-08 00:02:46 バージョン

RB26

あーるびーにーろく

日産自動車が開発したハイパワーの直列6気筒ガソリンエンジン。

概要

正式型式名はRB26DETT

「Response Balance 2600cc DOHC Electronic Twin Turbo」

の各イニシャルから名付けられた。


RBエンジンの一型式であり、総排気量は2.6L。

24バルブで、ツインターボ構造である。


1989年発売のR32スカイラインGT-R専用のエンジンとして開発され、後継車のR33R34型にも使用された。


日産 RB26DETT


開発当時、全日本ツーリングカー選手権(JTC)のグループA(Gr.A)部門での勝利を目指し、最も有利な排気量を求めた結果2.6Lとなった。

ライバル車の今後の進化の度合いを詳細に分析し、最高出力を600PS(馬力)と定めて開発を進めていった。

開発チームが特にマークしたのはフォードシエラRS500であるとされる。


スポーツカーとしてこのエンジンで武装した32型GT-Rは、サーキットを中心に世界各地のツーリングカーレースで暴れまわった事で一躍有名となった。

特にJTCでの活躍はもはや伝説レベルであり、32がデビューしてからレースが廃止されるまで全戦優勝という無双ぶりを見せつけた。

さらに国内外のライバル車が撤退して、事実上32のワンメイクレースと化した事もある。

極端な例としては、オーストラリアのレースシーンでR32が投入された際に1991年のバサースト1000kmを圧勝すると、翌1992年の同レースでも(クラッシュによる中断成立ではあるが)優勝を果たすも地元の事情からブーイングを喰らい、オーストラリアのレギュレーションでツインターボ禁止と四駆禁止のレギュレーション改定が行われて事実上出禁追放されたエピソードすらある。


このような功績から32から34までのGT-Rは大人気車種となったのは言うまでもなく、現在も長年乗り続けるオーナーや中古を購入する愛好家も多い。

RB26エンジンについても、他の車種に換装するケースも多かったとされる。


関連項目

日産 エンジン スカイラインGT-R

RB26DE(自然吸気バージョン)

VR38DETT

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました