概要
『置き去り』を使い実験開発を行っていたチームの一つであり、同時に計画名そのもの。
学園都市最弱の能力者である一方通行の演算パターンを参考に、というではなく各能力者の自分だけの現実を最適化、能力者の性能を向上させようというプロジェクト。
一方通行の精神性の『どこを切り取り、どこを植え付けるか』によって、その能力の細部に変化が生じることが判明している。
攻撃性を特化した黒夜には『窒素爆槍』が、
防護性を特化した絹旗には『窒素装甲』がそれぞれ発現しており、同じ窒素操作系の能力でありながら全く違う特性を持つに至っている。
一定の成果は上がったものの凶暴化した黒夜によって研究者が皆殺しにされたために計画は破綻。目標としていたレベル5には届かないまま頓挫してしまった(というのは建前で実際はアイテムが絹旗を奪取する際、黒夜が暴走した様に偽装した)
提供者である一方通行はもちろんのこと垣根帝督もその存在を知っていたことから考えると、暗部においてはそれなりに有名な計画であったようだ。
被験者一覧
白絹仄火
流郷知果