概要
「古き習わし」に従って活動しているとされるタムリエル外の組織勢力。魔法について研究している最古の組織ではないかともいわれている。 (※1)
一応サマーセット諸島に属する島「アルテウム島」を本拠とはしているものの、サマーセット本島の王族には従わず独自のルールで活動しており、どこの王朝や権威にも従わず中立的な立場で動いている。
また、タムリエルでは数々の驚異的な魔法や知識を保有しており、それらの危険からタムリエルを秘匿・保護するため(研究や修行に専念する意味もあって)アルテウム島ごと別次元に移動することもあるという。
タムリエルで最も強大な力や知識を持つ組織勢力の一つではあるが、彼らはあくまで修道会・研究者集団であるため、交渉や外交などが中心で原則的には非暴力主義である。(※2)
そのため、ESOなどでは攻撃的なスキルがなく自身の力を高めたり時間を操作したりするようなスキルが多い。
- サマーセットで遭遇する組織の紹介 - TESO/ESO
- ロアマスター・セララス著『クラフトモチーフ: サイジック』
歴史
【第二紀】
580年代、サマーセット諸島に迫っている脅威について警告するために350年ぶりに姿を表したという。当時のメンバーのローブは「青地」に「金色」の装飾。 (※1)
【第三紀】
110年代に狼の女王ポテマと会合している。当時のローブは「灰色」。(※1)
アルテウム島から大嵐の魔法で、マオマーたちが率いるピアンドニア艦隊を撃滅したとされる。
- ウォーヒン・ジャース著『狼の女王 第4巻』
【第四紀】
201年ごろ、タムリエル北部のスカイリム地方にて、最北端に位置するウィンターホールド大学の発掘調査において古代の遺物「マグナスの目」が発見されたことから、警告を発するためにドヴァキン(TES5主人公)の前に姿を表している。 (※1)
当時のローブは「黄色」。
サルモールとは不仲で、関わろうとはしていない。
- Skyrim ウィンターホールド大学関連クエスト
メンバー
- イアケシス
サイジックの最高責任者である「ライトマスター」の地位にあるアルトマー。
第二紀と第三紀の両方に姿を表している(第三紀の書物での名前はSkyrim日本語版では「アイアチェシス」になっている)
- ヴァヌス・ガレリオン
タムリエルに魔術師ギルドを開いた開祖。
もとはサイジックのメンバーだったが、
- マニマルコ
シリーズに度々登場している魔術師。通称「虫の王」。
死霊術に染まりサイジックを追放された。ガレリオンとは同期だったようである。