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坂元裕二の編集履歴

2024-05-24 17:48:10 バージョン

坂元裕二

さかもとゆうじ

坂元裕二は、日本の脚本家。

概要

1967年5月12日生まれ、大阪府出身。


自動車整備工場を営む両親のもと、3人兄弟の長男として育つ。奈良育英高等学校卒業。高校時代、映画では相米慎二監督作品、小説では中上健次作品を軸に色々な監督や作家の作品を見たり読んだりしていた。

高校卒業後、フリーターをしながら脚本を学ぶ。1987年、「第1回フジテレビヤングシナリオ大賞」を19歳で受賞しデビュー。同時期にディレクターズ・カンパニーが行っていた脚本募集にも応募していたが、そちらでは採用されなかったためすぐに上京できるテレビの道に進んだ。上京後はテレビ局のアシスタントをしながら脚本の腕を磨いた。

その後、1991年放送の『東京ラブストーリー』で脚本を担当。本作が大ヒットし、最高視聴率は32%。「月曜日の夜9時は街から女性(もしくはOL)たちが消えた」と言われるほどの社会現象となる。ラブストーリーの脚本の依頼が次々舞い込むようになり、トレンディドラマの旗手として脚光を浴びた。また、織田裕二松たか子小室哲哉の楽曲の作詞を担当している。

その後、「明らかにテレビが嫌で逃亡した」という理由で休業する。休業中はゲーム業界に進出してシナリオ構成を担当、小説家への転向も考えたが頓挫。その後、『きらきらひかる』を視聴したことでテレビ業界へと復帰。休業中に森口瑤子と結婚、彼女との間に長女を授かった。森口は役者業を続けていたため、坂元は家で脚本執筆をしながら育児を担当する主夫生活を送るようになった。


復帰後は『西遊記』、『リモート』、『あなたの隣に誰かがいる』、『トップキャスター』、『愛し君へ』等様々なジャンルの脚本執筆・構成を担当。


2004年には伊藤ちひろと共同で『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本を担当。大ヒットを記録した。


また、『Woman』や『Mother』、『anone』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など社会問題を取り入れたドラマも数多く担当。そのジャンルの広さを世間に知らしめた。


その後、『anone』の脚本担当を目処にしばらくテレビドラマの脚本業をセーブし、舞台中心の脚本担当等その他のジャンルへ専念することを発表。その後、2020年から再びドラマ脚本業を再開。映画では、『花束みたいな恋をした』や『怪物』を担当。後者ではカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。


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