嬉しい、キヨハル、キヨハル。
概要
旧帝鉄最末期の時期に製造されたレイルロオド。帝鉄の復権をかけ、全線電化の上で電車特急を走らせる計画があがる。
ニイロクはその期待を背負って製造されたというわけである。
パートナーは御一夜で最古の神社の赤井阿蘇神社の宮司の家系に育った赤井清春。
クリーム色と赤の服は、史実世界の国鉄特急色を思わせる。
CV:藤森ゆき奈→赤月ゆむ/大沢りん(pure station, ゆめぐりASMR)
所属:帝鉄公社→御一夜鉄道
人物
表情を失う前はどこか子どもらしさも感じる一面もあり、空き缶スローが得意だった模様。
御一夜に逃げてきて表情を失ってからは大人びすぎてクールになっている印象を与えている。
しかしながら、れいなより年下のため「ニイロクちゃん」と呼ばれている。
ちなみに、貨物機レイルロオドに料理を教えてもらったため、赤井運転士に料理を作っていたりした。
また、恋愛は何故か「恋愛マンガ」で勉強しており、食パン少女紛いのことを平気でして、大恥をかくなど、どこか憎めない一面もあった。
経歴
正和14年2月6日 河崎車両でロールアウト
正和30年 帝鉄の予算が大削減。所謂大廃線時代の始まり。恐らくではあるがこの頃、赤井運転士と出会ったと推察される。
正和41年 重大な故障を起こし、赤井運転士の実家の御一夜に逃げるように戻る。
正和61年 赤井運転士と共にナインスターズへの乗務を果たす。(御一夜鉄道に移籍と言う形で復帰したと思われる)
故障の原因
正和41年、帝鉄は解体されることが決まった。史実の国鉄分割民営化と類似しているのかと思うかもしれない。
そんな生ぬるいものではなかった。
どういうことだろうか。
あろうことか、帝鉄の全路線を解体し、エアクラ・バス社にするということになったわけなのだ。
現代で言うなら、JR全線をすべて更地にして、路線バスにするようなものである。
確かに、帝鉄のモデルになった国鉄も、赤字83線や特定地方交通線を廃止にしたうえで、第三セクター鉄道への移管や、バス転換と言ったことをしていた。
帝労と経営側の対立は、かなりの混沌を極めていた。
自分たちの雇用がどうなるのか、不安に思う者も多かったことだろう。
しかしながら、わずかながら「売却」をすることになった路線も存在した。
・湯医線
・鷹森線
・松裏線
・辛木線
これらは全て、非電化の単線区間ばかりで、明らかに「鉄道が目の敵にされている」も同然だった。
しかし、エアクラ・バス社に人員を移籍させ、雇用を確保するためにはやむを得ない決断だったのだ。
ニイロクを何とか守ろうと、赤井運転士は偽造工作を行った。
しかしながら、レイルロオド特有の「共感」が原因でニイロクに相当の負荷がかかった結果、強制停止をさせざるを得なくなった。
結果的にニイロクは重大な故障を起こし、整備体、車両を失ってしまった。
労使紛争に巻き込まれ、自らの慕っていたレイルロオド、そしてなにより、大切な車両を失ってしまうという悲しき最期だった。
ニイロクのモデルになったクハ26001について
ビジネス特急こだまとして華々しくデビューし、国鉄の称号改正後はクハ151-1と番号を変えた。クロ151-1と出会ったのは1960年のことである。
最長で12両を組み、活躍をしてきたが、東海道新幹線開業後は山陽特急として働き、主電動機を交換の上で181系になり、晩年は新潟→長野と働いたのち、1976年1月5日付で廃車になった。
廃車後は生まれ故郷の川崎車両で保存されている。
クロ151-1は181系化後にクロハ181形になるも、晩年はあろうことか車体を切り刻む大改造をしたせいで寿命を縮めてしまった。
その他
彼女のモデルになった151系は、日本の電車特急の夜明けともいえる存在で、485系などと言った沢山の「妹」が生まれるきっかけにもなったほか、リゾートやまどりは元を辿れば181系だった先頭車を連結していたため、令和時代まで彼女の「レール」は繋がっていたのだ。
キャラソンについて
彼女のキャラソンのタイトルは「繋いでいく未来」。
赤井運転士への恋心、そして鉄道復権への「のぞみ」を歌ったバラード調の歌になっている。
ちなみに歌っているのは櫻川めぐ氏。
関連イラスト
史実車両が163km/h試験をした後の様子。
もし、存続していたら・・・・。
史実車両の力走。
駅メモに出てくる「妹」たち。
関連タグ
駅メモ-彼女の「妹」が多数活躍しているほか、まいてつ自体、駅メモとコラボしたことがある。
ミストトレインガールズ-コラボで参戦。