概要
熊本県人吉市の人吉温泉駅から熊本県球磨郡湯前町の湯前(ゆのまえ)駅に至る「湯前線」を営業している。1989年にJR九州湯前線から転換された。
なお社名は沿線地域が球磨川の流域であるためだが、肥薩線のように川に沿って線路が走っているわけではない。
国鉄時代は鉄道敷設法により妻線の杉安駅まで延伸する計画があり国鉄バス日肥線が湯前駅にて接続していた。
令和2年7月豪雨
2020年の豪雨災害では、橋梁・車両など多くの設備が流出及び浸水する被害が出たため、全線に渡って不通に。
このうち肥後西村~湯前間は2021年11月28日に運転再開している。
駅一覧
歴代車両
2016年夏にはKT-500形以外の車両がすべて引退したため、現在いつどの列車に乗っても水戸岡氏デザインの豪華列車が楽しめるというすごい状態になっている。
- KT-100形:1989年の開業時に用意された、セミクロスシート・トイレなしの車両。2016年運行終了。
- KT-200形:1989年の開業時に用意された、ロングシート・トイレありの車両。2016年運行終了。
- KT-31形:JR九州保有のキハ31が1両移籍、KT-31形311号として2004年から2013年まで在籍した。
- KT-500形:2014年~。2014年から2020年まで、本形式を用いた観光列車「田園シンフォニー」が1日1往復運転されていた。