概要
ある媒体にかかれた情報(文章)を別の媒体に転載する・した際に、原典から一切の改変をせず転載したことを示す記号および略号である。「原文の"儘"引用」の『儘』をカタカナで表記した「ママ」を、読み手により理解しやすいように「原文」という単語を付けた表記にしている。
主に国家や行政が発行した公文書や、マスコミが発売する新聞や雑誌、その他出版社による書籍や文庫などに於いて用いられる編集用語である。
情報源となった媒体(会話や文章など)の内容を、発した・記された内容そのままで、編集も脚色なく記載した事。特に、引用した文章に誤り等があっても修正せずそのまま引用した際に、引用文の文末に付けられる。
「原文ママ」表記は文章や文献に対して使用する語句で、文章以外の場合は「原典ママ」と記載する。
原文ママの意味を知らないと「原文さんのママ(=母・保護者など)」に混同・誤解してしまうことがしばしばあり、メイン画像のようにそれを題材にしただじゃれも存在する。
別名・表記揺れ
ママ:母親、飲食店における女性の接客業者を連想しがちであり、あまり用いられない。
原文まま:片仮名の「ママ」が平仮名に置き換わった表記。意味は片仮名表記と全く同じ。