概要
日本一の整形男子・アレン(以下、アレン様)、およびアレン様のファンを指す「クリマン」の独特の言葉遣いのこと。
「構文」というほど決まった形があるわけではないことから、端的にクリマン語(🌰🈵️語)ということも多い。
その癖の強さ、語感の面白さから、ネットスラング・ネットミームの一種として、特にアレン様のファンではなかったツイッタラーやなんJ民にも強い支持を得ている。
特徴
アレン様のTwitter(現:X)およびアレン様のブログにて使われていた文章表現を元に、アレン様本人がTwitterに投稿した動画やYouTubeチャンネル「整形チャンネル」、テレビ出演の際などに実際に発音・発声したり、またクリマン達によって新たな表現が生み出されたりすることで発展していった。
ギャル語のような略称、小文字、絵文字の多用が特徴の一つである。
また、2ちゃんねる用語をはじめとするネット用語の影響も大きく、同音異義語の言い換え(「わたくし」→「わタクシー」→「ヮタクシー」→「ヮ🚕」など)やもじり(「ツイート」→「ツイーチェ」)、字面や語感の面白さを重視した意味のない装飾(「〜ます(太一)」など)も特徴的。なお、○○(××)という表現が頻発するが、基本的に()内は発音されない。
ほかに、母音(特に語頭音)は小文字で、文中のカタカナは半角で表記される(また「〜なんだ」のような場合「ん」が「ン」になる)ケースが多いが、カタカナについては必ずしもすべて適応されるとは限らず、アレン様本人も全角で投稿することがよくある。このため、クリマンたちは文章全体での読みやすさや他のクリマンの使用例を参考に調節しているようである。
後述する「クリマン」の由来からわかるように、アレン様もクリマンも性的にオープン、直接的な下ネタ、少々下品なネタを用いる事が多いため、公共の場(特に未成年のいる場所)でのクリマン語の使用やアレン様・クリマンたちのアカウント閲覧には十分注意すること。
代表的なクリマン語
アレン様のファン、もとい信者の女性たちのこと。基本は絵文字の「🌰🈵️」で表現される。由来は女性器の一部および女性器の俗称を略したもの。クリマン道を極め、クリマン語を使いこなす人は「完クリ(完全/完璧クリマン)」と言う。なお、男性の場合は「メンクリ(メンズクリマン)/クリマン野郎」、クリマンになって日が浅い場合は「新クリ(新人・新規クリマン)」などと呼ばれる。
- NP
クリマンではない人々。ノーマルピーポーのこと。(特にアレン様やクリマンに敬意を持っていない場合は)「アンチ」「悪魔」と同義とみなされる。
- 路確
「路上生活確定」の略。NPは路確・体重大幅増加など、様々な不幸に見舞われるとされている。
- 苔むす(蒸す)
「笑う」の意。「草」などと同じような意味。
- 【小太り大爆笑】
笑いを伝える短い定型文の一形態。「ケラケラ笑うョ」などと合わせることも多い。
- 〜㌔
逆説の「〜けど」を言い換えたもの。アレン様的には「柔らかい言い方」という解釈らしい。語尾として使われることも多い。
- 〜キャロル/〜キャロット人参🥕/〜KARA🇰🇷(コリァのアイ㌦)
いずれも接続助詞「〜から」を言い換えたもの。「○○したキャロル疲れた」という“because"的使い方のほか、「全国キャロット集まったみんな」「ヮタクシKARA(コリァのアイ㌦)のメッセージ」というような“from"的使い方もあり、特に統一はされていない。
- 突き上げる
怒りや精神的高揚を表す「どど突き上げる」という表現が初期から存在するほか、性的な興奮を表す「ムラ突き上げる」やとろけるような心持ちを表す「トロ突き上げる」などの用法も確認されており、感情がこみ上げる様子を「突き上げる」と表現する模様。
- 普通に。(笑)
「普通に考えたらそう」「当たり前だよね」というような意味。自虐、嘲笑などの意を表す形で使われることが多かったが、ポジティブな笑いや照れの意で使われることも増えている。
- 正直問題
「正直なところ」「実際に」などの意。
- ヒュルリラ🍃
軽やかな動き、身軽に何かを躱す様。2019年頃はよく使われていた。
- 極上
文字通り「極上」、非常に優れている、大変に気分が良く、明るく晴れやかな様子。
- クァンヒ💕
悦楽、幸福など、ポジティブな感情を表す。詳しい由来は不明。ヘァンヒ(ヘア。髪の毛の意)などの派生語もある。
- ァ🚕/ヮ🚕
一人称「私」の意。もともとはアレン様が一人称として「わたくし」をもじって「ァタクシ/ヮタクシ」という表現を用いており、これをクリマンが記号化したもの。
- ァ-タ、ァンタ、ァナタ
二人称。「あなた」もしくは「あんた」のクリマン語表記。基本的にはアレン様からの呼びかけ、もしくはクリマン同士の会話で用いられる。
- ウォンナ
女。クリマンでない女性も含まれる。
- マラ
男、もしくは男性器。なお、アレン様はどちらかといえば後者の意で使う場合が多く、単に男性を指す際には「ォトコ/ウォトコ」という表現が度々見られる。
- 労働
仕事のこと。アレン様の忌み嫌うものの一つ。
- 人生
生活の状況、もしくは生活方針のこと。「○○人生」という使い方が基本であり、例えば先の労働と合わせると「労働人生(※あくせく働くこと、また働かなければならない大変な生活というような意味)」のような形になる。
- クチュリポ
主にフェラチオのことを表す擬音語。アレン様が都庁裏や某ホテルで見かけた男性同士のハッテン行為に由来。「整形チャンネル」でのアレン様の発言から「クチュリポ💢😡💖❗️クチュリポ💢😡💖❗️💕プンプンプン❗❗」とリズミカルな掛け声として使われることも。
- ○○リア
元々宝石、ないし宝石のようなきらびやかでゴージャスな様、美しいものを表す「ジュエリア」という表現があり、ここから派生する形で、特に深い意味はなくクリマン語らしくする装飾の一種で「○○リア」が使われるようになった。「母リア」など。
- オジィ/オバァ
それぞれおじさん(おじいさん)/おばさん(おばあさん)のこと。「大馬鹿オジィ」「ヒステリックオバァ」など、どちらかといえば嫌悪感を抱くような存在を指す形で使われている。
- ケツのアナル
お尻の穴、肛門のこと。「ケツの穴」と「アナル」のかばん語というか二重表現。
- ンーチ
「うんち」の意。文字通り排泄物を指す。
- ✨🌹ᗪᗴKᗩᗰᗩᖇᗩ ᗰOᖇᑎIᑎᘜ🌹✨
「デカマラモーニング」と読む。朝の挨拶。派生形に、昼の挨拶の「こんにちᗰᗩᖇᗩ💖」(「こんにちマラ」)、夜の挨拶の「こんばんᗰᗩᖇᗩ💖」(「こんばんマラ」)などがある。
- 全ア
「アレン様が全て正しいでございます。」の略。全身アルマーニのことではない。クリマンの信仰を端的に表現するもの。
- アレン様大先生
アレン様への敬称。大先生の後さらに「尊師神様教祖」が続くことも。
- 大便
大変や大好きの変換語。基本的に「大〇〇」は、すべて「大便」と表現される。
- マッコト(野々村)
まことに、本当に。「野々村」は野々村真から。(野々村)を省略することも多い。
- オォーノー(智)
「Oh No」のこと。嘆き悲しむ様子。もともとアレン様は「オォーノー」や「オォーNO」とだけ表記しており、クリマンが(智)を付け足したところ逆輸入する形でアレン様も使うようになった。「智」は大野智から。
- 〜していただくことって可能❓(英孝)
要求の丁寧な表現。「英孝」は狩野英孝から。
- No!No!No!
否定や拒否を表す言葉。「オォー」と組み合わせる形で使われることも。「労働人生」を否定するときによく登場する。
- 〜CA4LA/カフォーラ
〜かしら。CA4LAは帽子ブランド。さらにこれをもじった「カフォーラ」の用法も確認されている。
- マ◯コ野郎
アレン様がよくお連れになっているクマのぬいぐるみ(※キュートというメーカーの「森のどうぶつ ひぐま」)のこと。クリマンの多くが所有している。
また、基本的に「は」→「ウァ」、「を・お」→「ウォ」、「が」→「グァ」、「ボ」→ 「ヴォ」と変換されており、実際に発音する際もこれに従う。ほかにも「バ(ー)」はほとんどの場合「婆」と表記される(バス→婆巣など)。
他にほぼ確実に変換されるケースとしては
- 「これ」→「コリ」
- 「なんだ」→「なンだ」
- 「ある」→「㌃」
- 「様」「ちゃん」→「チャマ」
- 「ありがとう」→「ァー㌧」
- 「〜してる」→「し℡」「しTEL]
- 「くれる」→「🌰る」※「クリる」と読む
- 「行く」「よろしくお願いします」→「イクッ」「よろイクッお願いします」
などがある。
語尾
いずれも特に意味はなく、語感でつけられている模様。
- わぇ
わぇ、ょえ、わょえといった用法が確認されている。「〜だわ」は「わぇ」、「〜なのよ」は「ょえ」、「〜だわよ」だと「わょえ」といったざっくりした使い分けがなされている。
- ザマス
昔ながらの山の手言葉、マダムっぽい話し方で、比較的丁寧な表現として用いられる。
- ちょらぇ〜
「〜っちょる」が変形したもの。おそらく土佐弁(※アレン様は高知県に縁があることを仄めかしている)に由来。「動詞+ちょら〜ぇ」の形を取り、「いっちょら〜ぇ」「どうなっちょら〜ぇ」といった使い方をする。「ちょらえ」ではなく「〜」や「ぁ」を挟んで「ちょら〜(ぁ)え」と書くのが正式。
- ヨッ系
「〜ょえ」に近いが、よりカジュアルな表現。小文字で書かれるのが基本。先の「ちょら〜え」と合わせて「ちョッらーぇ」と書かれることも。
例文
「ヮタシは美容整形ウォをして、キレイになりたいんだ㌔!」
「ャヴァーィ!!飲み会にタァィプのゥォトコがぃたんだわょ!」