「ヘルマヌビスの知恵はここに降臨していたはずだ」
曖昧さ回避
概要
オープンワールドRPG「原神」の登場人物。
人物
キングデシェレト文明の知識を最も色濃く継承する組織、真なる「沈黙の殿」の後継者となった少年。
Ver.4.6の予告番組でお披露目され、同バージョンで開放されるセノの伝説任務第二章から初登場。
経験不足の者が果てしない砂漠を旅すれば、いとも簡単に迷子になってしまい、親切に手を差し伸べてくれる者がいなければ、人生もそのまま終止符を打たれることになる。
…しかし、正しい道に戻って仲間と合流できた者たちの多くは、皆一様に「セトス」なる少年に助けられたと語り、方向感覚に優れ、親切でお喋り上手、という印象を綴っている。
それは確かに間違ってはいない。砂漠の民であるセトスは、それぞれのオアシスを行き来する道を知り尽くしている。
太陽を観察して方向を判断するような細かい知識ならば、尚更だ。セトスは趣味でよく雨林と砂漠の間を歩いており、それらの知識はすべて、彼自身の実践の賜物である。
親切でお喋り上手という点に関しては、たまたま出会ったエルマイト旅団に話しかけたり、沼にはまった雨林の学者をもののついでに助けたりするところから来る印象であろう。そういった際に相手から聞ける特別なエピソードは、見識を広めてくれるだけでなく、十分に面白い。これこそが旅の醍醐味であると、セトスは密かに思っている。
このような性格のためか、砂漠から雨林に至るまで、彼にはどんなところにも話せる友人がいる。キャラバン宿駅でセトスと知り合った、とある雨林の学者は特に彼の実力を買っている。教令院の知識システムに対するセトスの独特な見解を聞いたその学者は彼の才能を高く評価し、教令院の入学テストを受けてみるべきだと声をかけることもあった。
「教令院に行って学生になれって?教令院の知識とうちの年寄りたちに教わったことの違いを比べてみるのも、なかなか面白いかもね。考えておくよ」
能力と戦術
Ver4.7前半の期間限定祈願(ピックアップガチャ)から追加。
元素エネルギーと元素熟知を使い、狙い撃ちと通常射撃の双方を強化するアタッカー。
天賦
- 通常攻撃「」
最大5段の連続射撃。後述の元素爆発により、メイン火力たり得る要素を得る。
重撃は甘雨やティナリ同様の2段階チャージが可能で、彼の場合は最大まで貯まると、弓を縦持ちに切り替えた移動不可の旋回照準に移行。そして敵をレーザーのように貫通する雷元素射撃「貫影の矢」を放つ。
2段目の貯め時間はティナリ以上に長いが、天賦「黒鳶の謎掛け」開放後は保有する元素エネルギーの量が多いほど短縮され、MAXの時はほぼ一瞬で貯まる。
ただし貯め時間短縮および発射時には、一定量の元素エネルギーを消費する。
- 元素スキル「古儀・鳴砂牽雷」
「お互い一歩退かないか?」
轟雷を集めて足元に雷元素範囲攻撃を放ちつつ、素早く後退する。
3つの生成粒子に加え、この攻撃で雷関連の元素反応を起こすと元素エネルギーを一定値回復するという、セトスの肝となる元素エネルギーの確保に特化したスキル。
- 元素爆発「秘儀・瞑光貫影」
「アフマルの在りし栄光よ!」
秘儀を行い「静思瞑影」状態に移行し、狙い撃ちが出来なくなる代わりに、通常攻撃が雷元素の貫通射撃「瞑弦の矢」に変化。
言わば雷版宵宮とも言うべき技で、こちらはセトスの元素熟知を元に威力が上がる。また、攻撃そのものは元素爆発ではなく重撃ダメージと見なされる。
- 天賦「」
一定時間、セトスの元素熟知を元に「貫影の矢」のダメージが更にアップする。
- 天賦「」
スメール地域の特産品がミニマップに表示される非戦闘系天賦。
ティナリと同効果であり、未だ探索が終わっていない旅人には重宝する。
命ノ星座
第一重「」 | |
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第二重「」 | |
第三重「」 | |
第四重「」 | |
第五重「」 | |
第六重「」 |
装備・編成について
とにもかくにも、元素チャージ効率と元素熟知を盛らなければ話にならないキャラゆえ、聖遺物は「金メッキの夢+絶縁の旗印」2セットずつがベターな所。
装備に関しても、熟知かチャージをサブステータスに持つ物が良く、特に実装時のイベント配布「築雲」は元素エネルギー減少時更に熟知を盛れると、メイン攻撃全てでエネルギーを消費するセトスとは相性抜群な代物となっている。
余談
- プレイアブルとしては弓を使うが、弓術自体はつい最近になって修めた模様。ミカや召使同様設定上は他の武器も使えるタイプで、ムービーでは長柄武器(槍)を手にセノと接戦を繰り広げた。
- 好きな食べ物は香辛料で味付けした肉。その為よく自分で調合した香料を持ち歩いているが、香料単品では好物にならないとの事。
- 苦手な食べ物は緑色の植物。野菜が身近な人からすれば耳を疑う話だが、砂漠地域で食用たり得る植物は少なく(スメールなら赤念の実など)、その様な印象が根付くのも無理はない。