概要
1991年7月24日生まれ。兄は同じくサッカー選手の松田陸。
インドネシア人の父と日本人の母の間に生まれ、小学校1年でサッカーを始めた。立正大学淞南高校を経て、びわこ成蹊スポーツ大学へ進学。双子の兄の松田陸とともにチームを牽引し、3年時には関西学生サッカーリーグ1部で25得点を挙げ得点王に輝いた。
2013年5月、大分トリニータに特別指定選手として登録。同月22日のナビスコ杯グループリーグ第7節・サガン鳥栖戦で先発出場し、公式戦デビューを果たした。9月に大学のリーグ戦が始まる関係から8月末までが実質的な帯同期間となったが、リーグ戦では9試合に出場しチーム2位の4得点を記録した。これは特別指定選手の最多得点記録である。
複数クラブとの競合の末、2014年に名古屋グランパスへ入団。ちなみに名古屋は、前年大分に特別指定選手として登録されていた松田に2得点を献上している。
2015年8月にジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍。背番号の38は大分での特別指定選手時代にも着用していた番号である。千葉へ加入後、8試合で4得点という結果を残し、千葉が苦手とする夏の得点不足を松田が補った。以降は得点は無かったが、計15試合に出場した。
翌2016年、名古屋に復帰。同年2月に吉本興業とマネジメント契約を結ぶ。
2017年、J2・アビスパ福岡へ完全移籍。福岡へ加入後は主力として活躍。
2019シーズンはキャリアハイ、そしてチーム得点王となる8得点を記録したが、11月26日に契約満了による退団が発表された。
2020年1月6日、ヴァンフォーレ甲府へ移籍する事が発表された。
2021年シーズンより兄の松田陸が所属するセレッソ大阪へ移籍。背番号は22番、兄の陸は2番を付けている。
2022年1月6日、契約満了による退団が発表された。
2022年1月20日、愛媛FCへ加入することが発表された。
2023年、背番号を10番に変更。チームのエースとして活躍し、第25節終了時点で自身初のシーズン2桁得点を記録した。第35節FC今治との「伊予決戦」では体を張ったヘディングシュートで先制点を奪取。結果的にこれが決勝点となり、自身のゴールでJ3優勝とJ2昇格を決めた。また、同シーズンではキャリアハイを更新する13得点を記録し、J3ベストイレブンと最優秀選手賞を受賞した。