ジア・クト念晶体
じあくとねんしょうたい
概要
ジア・レド・ゲノス率いる様々な世界を渡り歩き、滅ぼしてきた謎の侵略者。
とこしえの揺り篭という世界を滅ぼし、ルティアナの眷属である天使は彼から逃れるべく天星郷フォーリオンを創り、アストルティアの楯という秘法で結界を張ることでジア・クトの目を欺いてきた。
しかし一部の天使はジア・クトが生み出した赤い石によって洗脳されており、別の天使にも石を与え暗躍させる事でフォーリオンを内側から蝕んでいる。
またフォーリオンの地下にある神代の遺構はジア・クトの猛毒の霧で汚染されており、その地域で赤い石や悪神の火種が生育し、洗脳された天使がそれを栽培してきた。
上記の悪事から今やその存在はごく一部の天使しか知らず、混乱を避けるべく他言無用となっている。
Ver.7.0メインストーリーの最終盤、女神ゼネシアから真実が語られる。
彼等は果ての大地ゼニアス(とこしえのゆりかご)を襲撃した際にグランゼニスを追い詰めるも、彼が創失の呪いを発動させた事で創生の力を生み出せなくなり、ゼニアスから撤退した。
そして彼等がアストルティアに侵略した事でアストルティアにも創失が発生するようになった。
生態
異世界の侵略者ということで異界滅神ジャゴヌバの滅星の邪園と同様に宇宙船でアストルティアに殴り込み、あらゆる者を結晶化してしまう。
「大いなる原石」と呼ばれる純粋なジア・クトとその原石により後天的にジア・クトに変貌した者が存在すると。その容姿は元となった生命体とほぼ同じもの(体色が異なる程度)から大いなる原石とよく似た姿に変貌する者まで千差万別。
メンバー
ジア・ルミナ
CV:井上喜久子
最初に登場したジア・クトの一欠片。人間の女性の姿をしており、天使長ミトラーを軽く捻るほどの力を持つ。
CV:岡本信彦
双子の勇者アシュレイの弟で、大魔王ゴダとの戦いで石になっていたが、長い年月を経てアシュレイの子孫アジールによって偶然にも石化が解ける。
しかしアジールが当時の大魔王ヴァルザードと相討ちとなった事で女王ゼーナピアに息子を殺した犯人だと決めつけられ、火刑に処された所に落雷を受けて死亡。
その直後天使によってフォーリオンに導かれたのだが、石化の原因はゴダではなく、アシュレイを慕っていた巫女ダフィアが先代巫女クラメの命令により呪符を使用した為だと知らされ、兄と同様に同族同志の争いを止めない人間に絶望。そして赤い石を与えられ、ヘルヴェルと結託して自分を含む英雄達を悪神化させた。
その後はジア・クトをアストルティアに呼び寄せる計画を立て、フォーリオンの結界の基となるアストルティアの楯を破壊。思惑通りジア・クトの船がフォーリオンに現れ、ルミナの誘いに乗ってジア・クトの一員となり去っていく。
後にジア・ルミナの船である本隊への誘導灯がオーグリード大陸のバドリー岩石地帯に着陸し、心域を展開して主人公に自身の過去を見せたのち主人公とアシュレイと再会。
しかしルミナが主人公に敗北するとジア・クトにも失望し、ルミナの宝石を抜き取って殺害。その石を飲んでジア・レオーネへと変貌する。
英雄として活躍した兄に劣等感を抱きつつ、不完全な世界を無に返すべくレオーネと戦うも最後はアシュレイが止めを刺し、レオーネは兄の更なる勇者としての活躍を望みつつ消滅してしまう。
しかし羽飾りに残った意思がジア・クトの軍勢を追い返した。
ジア・ルダ&ジア・ロダ
キマイラロードの色違いである塔のガーディアン。
ジア・ルーベ&ジア・サフィル
王の御手で磨かれしふたかけらの原石。小柄な少年少女の姿をしており、赤い色の少女がルーベで、青い色の少年がサフィル。
ルーベは美しき紅玉、王の愛を名乗り感情的。サフィルは麗しき碧玉、王の叡智を名乗り理性的。
互いを大切に思いやる一方、双子などと区分される事を嫌う(血縁関係という人間の価値観をジアクトに当て嵌めることでプライドを傷つけられた模様)。
最終的に王から冠を授かり、それを用いて融合。右半分が青、左半分が赤でかつ双剣を携えたジア・クルヴィダに変貌して再戦するも敗北。
それと同時に冠が爆発しそうになりルーベは王に捨てられたことが分かり絶望、冷静に危機を分析したサフィルはルーベを切り離し、自分のみが犠牲となる(心核は残る)事でルーベを救出。
ルーベはサフィルを亡くした悲しみで泣き崩れて気絶し、英雄の監視対象となる。その後サフィルを殺したゲノスに反旗を翻し、主人公達に情報提供したが、ゲノス敗北後はゲノスに身体を乗っ取られてしまい、命乞いも虚しく主人公に倒された。
余談だが、ルーベの名前の元ネタであろうルビーの語源はラテン語の「ルベウス」とされている。これはサンスクリット語で「宝石の王」を意味する単語に由来するとされている。
念晶巨人
アストルティアの創生の力を一気に搾取すべく魔眼の月よりレンダーシア内海に投下された巨人。
創生巨神となった主人公が魔眼の月を破壊しようとした矢先に現れ、創生の力を吸収しだしたので先にこれを倒すこととなる。
一度倒され、身体を失ったもののコアだけは残って砲台と化し、無数のジア・クトをけしかけてくる。
再び英雄の力を結集し、神剣レクタリスで一刀両断されたが、アシュレイが犠牲となってしまう。
ジア・ネブラ
CV:古賀明
念晶巨人のコアが破壊された直後、上空でその様子を見ていたドレッドヘアの個体。創生の力を十分に確保できたので滅浄の大光でアストルティアを滅ぼせると呟いていた。
魔眼の月を任された要塞司令官で、月に乗り込んできた主人公達を相手取る。
ジア・グオヌバ
CV:飛田展男
異界滅神ジャゴヌバのかつての名前。自らジャゴヌバを名乗っているがどのタイミングで名前を自ら変えたのか不明。
CV:小林ゆう
ジア・クトを統べる万象の王。魔眼の月を拠点とする。
天使
アルビデ
Ver.6.0で登場。ヘルヴェルに唆され、主人公を快く思わない天使達の中で特に風当たりが強い。
手の甲に赤い石が埋め込まれており、神代の遺構の奥で石と悪神の火種を育てていたようだが後に死亡。
ヘルヴェル
Ver.6.0の時点で裏で主人公を妨害しており、Ver.6.1にてアルビデに悪神の火種を作らせ、英雄が悪神化するよう仕組んでいた事が判明。その悪事がフォステイルによって露見すると悪神の火種を取り込み、呪炎の傀儡となって襲いかかる。
6.2では復帰し、かつて自身も上司によって赤い石を飲まされていた事が判明。最後はジア・クトの船の鎖を絶つべく自らの命を犠牲にした。
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Ver.7.1ネタバレ
ジア・ガルネ
CV:山本兼平
アマラーク王国の住民を食らう怪物、フーラズーラを生み出していた張本人。赤黒い体色にスキンヘッド。
かつてアマラークの守護天使バトラエルとの交戦中、グランゼニスの創失の呪いが発生した際本能的にバトラエルを喰らったことで創生の力を得て今に至った。
今までハディン採石場の地下深くに封印されていたが、人々を食う度にあげるバトラエルの悲鳴聴きたさに人々を食らってきた悪趣味。
ポルテ曰く「ピカピカマン」。