概要
ヒューマンバグ大学の『殺し屋一族の闇金…三門一郎太』と『元殺し屋のメロンパン屋_瓜生龍臣』に登場する口元を包帯で覆っている緑髪の暗殺者。秋月家に仕える暗殺者一族「雷一族」の一員である。
初登場は2023年5月3日の三門シリーズ。2024年5月1日の瓜生シリーズで、初登場から1年越しで因縁の三門一郎太と遭遇。
彼の父を殺害した事を自慢げに話した事により、激しい怒りを買うが、6,000億円以上にもなる秋月秀一の債権回収の担保(万雷の内臓)として生かされる。
が、紫電が瓜生龍臣に生かされ表社会で生きていくことを決めたこと、三門一郎太も彼らを心底恨む権利はないとしたこと、そして秋月の全財産+αで足りたことから無事生存することができた。
人物
他の雷一族の暗殺者たちと服装が異なることや、三門家当主の暗殺を任されたことなどから察するに、雷一族の中でも上位クラスの実力者の可能性が高い。
剣術特化型の忍であり、特に高速の斬撃を得意としていたものの、三門相手には殆ど歯が立たず、終始完封され敗北を喫する。
性格
普段は冷静かつ無慈悲な様子が目立つものの、その実かなりの戦闘狂である。強い敵と戦うことを好み、その際には口調も崩れたものとなる。
他方、慢心も目立つほか騙し討ちを仕掛けようとする、(絶望感を与えようとしたものではあったが)敢えて相手を怒らせるようなことを言うなど、精神面においてはやや手段を選ばない様子がある。
しかし、秋月家並びに紫電への忠誠心そのものは相当に強く、また紫電が仕事を見つけてきたときに「生きられる」と純粋に喜んでいることから、良くも悪くも人間らしい感性が残っているといえる。
堅気となってからは、かつては冷酷な暗殺者だったとは思えないほど、容貌も様変わりし、純粋な笑顔を浮かべるようになった。
活躍
初登場回。
機密保持のため、秋月家の依頼により三門家当主(一郎太の父)を暗殺した。
「死人に口無し」
- 2023年5月26日(三門一郎太)
回想に登場。
「心の臓を貫こう、三門の者」
- 2023年12日4日の動画(瓜生龍臣→三門一郎太)
回想に登場。
「貴様は秋月の事。多く知りすぎた社会には出せん」
- 2024年4月27日の動画(瓜生龍臣)
約1年の時を経てようやく名前が判明した。
また、秋月家の依頼により美濃高嗣を暗殺した実行犯であることも判明した。
「ええ紫電様。不届き者を排除しましょう」
- 2023年5月1日の動画(瓜生龍臣)
債権回収のために秋月家別邸に潜入した三門と遭遇し、交戦する。
三門の師匠である三門家当主を暗殺した実績があったことで三門に勝利できるものと思い込んでいたものの、実際の三門は万雷の想定以上に強く、攻撃をほぼすべて見切られてしまう。敗北を悟った万雷は命乞いに見せかけた奇襲を仕掛けたもののそれすらも見破られてしまう。秋月秀一の債権回収の担保(万雷の内臓)として生かされたものの、背負い投げからの下段蹴りを食らったことで大ダメージを食らい、身動きが取れない状況へと陥った。
「久々に素晴らしい戦闘者に出会えた。楽しいではないか…」
「当主であるお前の父を殺したのは… この私なのだよ。」
- 2024年6月1日の動画(瓜生龍臣)
紫電と共にわらび餅屋として再出発することを瓜生とカリンに伝えに来た。元々、わらび餅は雷一族のおやつだったらしく、実際に作ったわらび餅を2人に試食してもらい、見事にとろけさせた。
ちなみに開業資金は三門が貸してくれたらしく、過去のことがあったにもかかわらず手を差し伸べてくれたことに泣きながら感謝していた。
なお冒頭で瓜生のメロンパンを食べて、紫電共々アホ面をさらすことになった。
「雷 ラララライ」
「加えて全国のわらび餅を食べ尽くし研究した」
- 2024年7月13日の動画(瓜生龍臣)
紫電と共にリアカーを率いて瓜生の下に来た。そして、偶然居合わせた株式会社モーリーの社長の毛利公平にわらび餅を食べてもらい、見事にとろけさせた。その後、経営上の戦略もあってモーリーへの入社を毛利に願い出て認められた。
「我々もモーリーに入れて欲しいのです」