秋月秀一
あきづきしゅういち
腑抜けたな…雷一族。信頼していたであろう義一が不憫だよ。そのモーリーに暗殺依頼をかけたのは銀田栄山なのだろう。ならば栄山はもちろんのこと、銀田家に思い知ってもらうべきなのだ
CV. 伊藤タカユキ
性格
一言で言えば金の亡者である。
肉親の死に関しても、見る限りでは悲しむ素振りがなく、その事で雷一族に圧力を掛け、自分の害になる者は一般人を巻き込んででも排除するなど、現時点では義一以上に冷酷かつ過度に利己的な人物であることが窺える。
この事から、下手をすれば肉親すらも利用する為の手駒として考えていない可能性まで指摘されており、他人を人と思っていないことが強調されている。
自らに忠誠を誓い、護衛を任せている一族に対しても「養ってやっている」と宣い、尊大な態度を取り、雷一族が離反する遠因となった。
以前仕えていた三門一族も用済みになればあっさりと始末している事から、家臣とも恒久的に関係を続けるタイプの人間ではないと思われ、絶対的優位にかまけて下の者のことを考えない、正しくブラック上司であるといえる。
一方で、三門一郎太曰くかなり臆病な性格とのことらしく、自分の身が危険に晒されているなら堅牢な別荘に隠れてやり過ごそうとするほどである。
最終的に三門の取り立てを受けて全財産を失い、挙句横領で刑務所に送られ(金はギャンブルに使ったことにされた)、社会的に破滅する末路を辿った。現状描写こそないものの、恨みを買い過ぎた自分はこの後殺されるという運命を悟っており、多くの人々を犠牲にしてきた代償を払うことになった。
思想
義一ほど極端かは不明だが、愛国心は高いことが窺える。エルペタスの唱える「日本アジア統合計画」に賛同している様子を見せているが、これが本心なのか義一の代弁をしているにすぎないのかは不明。
初登場回。
義一暗殺に対する報復を紫電に指示した。
「もう一度チャンスをやる。秋月家を舐めたツケ…骨身にすり込めい」
- 2024年3月18日の動画(瓜生龍臣→雷電)
雷電の回想に登場。
義一に代わってエルペタスとの交渉を担当していた時期があること、また、交渉の際にエルペタストップの大丸靖公と直接面会していたことが明かされた。
「全ては富国、日本のために」
- 2024年4月27日の動画(瓜生龍臣)
秋月家と雷一族の一枚絵に登場。
美濃貴嗣の暗殺および美濃一族が経営するテーマパークの運営妨害を指示した黒幕であったことが判明。
しかし、この件に関してナツメ金融から利息込みで約6162億円を取り立てられることとなってしまう。
そして、彼が潜む秋月家別邸に三門一郎太と株式会社モーリーの暗殺者たちが侵入したのであった…
「秋月家の繁栄、その障壁になるものは排斥だ」
- 2024年5月1日の動画(瓜生龍臣)
秋月家と雷一族の一枚絵に登場。
「銀田栄山をこの世から消せ」
- 2024年5月8日の動画(瓜生龍臣)
なかなか侵入者を排除できない雷一族に苛立っていた。
「なんのための護衛として雇っているのか。減俸だ」
秋月家現当主の最後
- 2024年の5月11日の動画(瓜生龍臣)
侵入者たちを仕留めるのに時間をかけている雷一族に対して苛立っている中、自身の部屋に何者かが入ってきた。自身の部屋に入ってきたのが紫電だと思い、侵入者の排除に時間がかかった理由を問いただしたが…
三門一郎太「相変わらずの大豪邸だったよ」
瓜生龍臣「どんな悪いことしたらこんな金稼げんだ」
自身の部屋に来たのは紫電ではなく、侵入者の2人であった。
侵入者を撃退できなかったことに対し、「数ばかりで何の役にも立たんかった!金を返せ馬鹿どもがぁ!」と雷一族に対する怒りをあらわにするも、この発言は紫電の忠義に理解を示していた瓜生をムカつかせただけであり、一発ぶん殴られて歯の8割近くを失ってしまう。
その後、三門一郎太による取立てが始まるも、6162億8086万2983円という金額を見せつけられ、そんな金額払うわけがないと一蹴しようとする。
しかし、顔面を何度も殴打され、指を2本ほど逆に捻じ曲げられた挙句に、三門の強烈な圧を受けたことで完全に心が折れ、涙目になりながらも支払いに応じたのであった。
後日、多額の横領事件が発覚したことで豚箱行きとなったことが報道された。また、報道では資産をギャンブルで使い果たしたという設定にされていた。
「破滅だ… 恨みを買い過ぎてこの後 殺されるな…」
初登場時に義一の事を呼び捨てにしていたことから彼より年上である可能性も指摘されていた。
しかし、彼の死後に当主の座を引き継いだことと容姿が義一と似ていることに加え、義一が秋月家の嫡男(=本家の長男)であることも判明したため、現時点の情報では義一の双子の弟と考えるのが妥当だと思われる。だが秋月家は秀一の逮捕という形で物語からフェードアウトしたので、最終的に両者の関係が明かされる事は無かった。