平和主義で世界が回る時代は終わった…誰かが動かなければ歴史は変わらんのだ…
CV:畑耕平
公式サイトでの解説
エルペタスの最高権力者。
アジアの雄 大日本のために命をも捧げる決意を持っており、アジア圏の裏と表を支配するため日本の政治家との癒着を進めている。
構成員からの信頼も厚い。
概要
エルペタスの最高権力者。
人物
基本情報
容姿
白い羽織を羽織った和装の人物で、顎髭を生やしている。髪色は暗青色。エルペタス最強格の祇園織文やミストを拾った頃は白を基調にしたパーカーに黒のハイネックシャツを着用し髭も生えていなかった。
性格
思想面の過激さを除けば「人格者」と言っても過言ではないほどの好人物。
若かりし頃は祇園織文など目をかけている構成員に食事を奢ったり、人生の糧となる言葉を伝えたりしている他、ミストに病弱な妹を組織から抜けさせるように嘆願された際にはミストの信念を信じてそれを認め治療費を出すことまで約束しており、構成員に対する面倒見が良い人物であることが窺える。
エルペタスの理念を達成するためには冷酷非情な判断を下すことも少なくないが、基本的に一般人を巻き込むなど人の道を外れた卑劣な作戦は好まない性分である。
能力
赤子で捨てられた祇園を拾い愛情深く育て訓練生時代から目に掛けては食事を奢り人生の糧になる言葉を伝える、喧嘩の際は凄まじい喝で場を諫める等、巨大組織のトップに相応しい組織運営能力と人材育成能力に長けている。
今でこそ中年~壮年世代の年齢であるが、拳銃を使って超一流のアサシンを牽制できる銃の腕前と、窓から投げ落とされても歩いて帰れるタフネスも持っている。
思想
鶴城史之舞が商売を始めることに触れた公式Tweetでは、「日本が弱くなるのが嫌」という考えを持っていると紹介された。
2023年8月26日の動画冒頭にて、黒コートの男と世良に対して、日本の政治家との癒着を深めるよう命令していた。その後、同年9月22日の動画終盤で再び登場し、世良とサイに対してエルペタスの理念を語っていた。
しかし、日本をアジアの雄にする思想を持つこと以外は全てが謎に包まれている。
2024年6月14日の動画で、改めて日本の経済低迷と周辺国の侵攻を恐れており、その為に自分達の思想に及び腰の政治家の暗殺と日本の核武装の必要性を改めて説いた。
しかし、少子化問題などの日本が常態的に抱える問題への対策については言及されなかった。
また、後の動画では核武装の目的は飽くまで「抑止力の為」であり、戦争の準備ではないと断言している。
活躍
後ろ姿だけではあるが初登場。
世良蓮二郎と黒コートの男に日本の政治家との癒着を深めるように指令を出した。
「エルペタスはアジア圏の裏と表を支配する」
- 2023年9月22日の動画(瓜生龍臣)
動画の終盤にまたしても後ろ姿のみ登場。
世良とサイに日本をアジアの盟主とする理想を語った。
「日本人は優れている…我らを盟主としてアジアを統一する」
- 2023年9月27日の動画(瓜生龍臣→鵺兄)
名前のみ登場。
この回にて苗字が判明した。また、既に手中に収めた小国もあることが判明した。
- 2023年10月6日の動画(総集編)
ついに正面からの姿が判明した。ただし、紹介等はなかった。
- 2023年10月16日の動画(瓜生龍臣)
この回から本格的に登場。
世良に日本を再びアジアの雄とする理想を語った。その後、内密に、そして迅速に任務をこなすよう命令した。
「軍を持ち世に覇権を謳う事こそ大国への第一歩なのだ!」
- 2023年11月8日の動画(瓜生龍臣)
この回にて下の名前が判明した。
毛利公平がエルペタスを調査した結果、判明した戦力と共に、エルペタスのトップとして紹介された。
その後、世良と会合するシーンで登場。現在の議員のことを事勿れ主義ばかりと嘆いていた。そして、日本も核を持たなければ列強から一人前に扱われず諸外国に搾取され、貧国に転げ落ちるという独自の信念を語った。
「日本は核を持たねばならん。そうしなければ、列強から一人前に扱われる事は決してない!」
- 2023年11月15日の動画(瓜生龍臣)
政治家秋月義一から反対派に回った大物政治家の山里慎太郎の暗殺依頼を受け、オリオンに山里暗殺の指令を下す。オリオンとの一杯飲む約束を受け入れ送り出した後、山里に手向けの言葉を独り言ちた。
その後、終盤にて再登場。
電話でオリオンにモーリーと手を組んだ元雲嵐が日本へ来る前に、中国へ行き暗殺するよう指令を下した。
「オリオン、中国に発ち元雲嵐を消してくれ」
- 2024年1月6日の動画(瓜生龍臣)
終盤に登場。
ミストから任務完了の報告を受けていた。その直後、オリオンが現れ、任務から逃げ出した部下の処遇についてミストと口論になり、あわや衝突しかけたところを一喝して止めた。
「収めろ!味方同士でいがみ合ってどうする!」
- 2024年1月15日の動画(瓜生龍臣)
秋月議員から銀田栄山を始めとした反対派の政治家24人の暗殺を依頼されていた。
「日本は再びアジアの雄となる… 邪魔立てする者は消す」
- 2024年1月31日の動画(瓜生龍臣→オリオン)
秋月議員がモーリーの金鳳智に暗殺されたことにより、雷一族に暴走の気配があるとして世良に監視を強めるように命令していた。
その後、オリオンの過去編にも登場。
行き場を無くした孤児をたくさん拾っており、親に捨てられ病院に預けられたオリオンを買って引き取った。拾った後もオリオンにたまに話しかけていたらしく、自身の考え方を話していた。また、成長した後もオリオンにご飯を奢っており、オリオンの「いっぺんアンタと飲みたかったよ」という口癖の基になったと思われる。
その後、当時最強と言われていたエルペタスの看板アサシンの桜井が裏切って敵側政治家に寝返ったため、その抹殺をオリオンに命じた。
「酒は人を映し出す鏡、酒席は本音を聞ける場だ」
- 2024年2月9日の動画(瓜生龍臣)
雷一族が暴走し一般人にも被害を出したため、世良の勧めもあり同盟解除の方向に動き出した。
その後、娘の彩綾を鵺一族に攫われて激怒したオリオンが、殲滅のため自身の下を訪れた際には、彩綾を攫ったのが鵺一族ということ、雷一族が鵺一族を何箇所かで攻撃するということ、といった情報を提供した。また、成り行きでオリオンが雷一族の者まで殺した際には、元より同盟解除の予定だったため不問とし、むしろ理解を示した。
「元より奴等は無関係な国民に危害を加えるというタブーを犯した…組み続けることなどできん…」
- 2024年3月15日の動画(智也→瓜生龍臣)
雷一族が暴走して、銀田家の中でも無関係な人間を巻き込んだため、同盟解除に至った。
「無辜の民を傷つけるなど言語道断!」
- 2024年3月18日の動画(瓜生龍臣→雷電→瓜生龍臣)
雷電の回想に登場。
秋月家の秋月秀一と手を組んでいた。また、雷電にコロシは悪だからこそ国民の未来に繋げなければならないという自身の考えを語った。
「コロシが善か悪かと言えば悪だろう… だからこそ国民の未来に繋がらなければならん」
- 2024年4月5日の動画(瓜生龍臣)
イヌワシの過去編に登場。
当時、実業家だったイヌワシが息子孝宏を殺した怨敵に復讐するためエルペタス入りさせてほしいという正気の沙汰とは思えないお願いに驚嘆する。しかし、イヌワシのことを信じてカタギの、それも大人のエルペタス入りという異例中の異例のお願いを承諾した。
「道は険しいが、その目の奥にあるものを信じよう」
- 2024年4月19日の動画(瓜生龍臣)
少しだけ登場。
エルペタスの理念や目的を語った。
「邪魔なるものは暗殺も厭わん… 祖国の未来のために!」
- 2024年4月27日の動画(瓜生龍臣)
少しだけ登場。
当時、手を組んでいた故・秋月議員と日本について語り合っていた。
「日本は富国強兵を目指すべきだ」
- 2024年6月2日の動画(瓜生龍臣→ミスト→瓜生龍臣)
イヌワシの墓参りに訪れていた。イヌワシをエルペタスに入れたのが自身だったこともあってかイヌワシの生き様に心を打たれていた模様。
墓参りから帰った後、アジトに戻り、ミストから任務完了の報告を受けていた。ミストが部屋を出ようとするとミストの妹のことを案じた。その後、部屋を出たミストとオリオンがまたしても部下の処遇について揉め、今度は殴り合いにまで発展したため、それを見ていた軍鶏に連れられ、仲裁し、オリオンを自由すぎだとして説教のために連れて行った。
「私はお前を尊敬する。あっちで息子さんと共に幸せにな」
- 2024年6月3日の動画(状況整理)
御前と接触し、政界の権力の掌握を狙っていることが予告された。
- 2024年6月14日の動画(瓜生龍臣)
エルペタスの幹部達を招集し緊急会議を開いた。そして、御前と接触し改めて協力の確約を得たことを告げ、日本の未来のため独自の信念を語った。その後、会議の最後にオリオンが銀田家を標的から外すように勧められたため、他の政治家が暗殺に怯えて銀田栄山の下を離れたことで影響力が減退したこともあってを標的にすることをやめた。
「朽ちていく日本を見ておれんのだ…この悲願だけは叶えて、私は死にたい」
- 2024年6月19日の動画(瓜生龍臣→ミスト→瓜生龍臣)
ミストに反日思想の中国の政治家「劉」の暗殺を指示した。
その後、ミストの過去回想に再登場。
ミストが妹・幸子と共に劣悪な環境をたらい回しにされ空腹で彷徨っていたところを拾った。それからしばらくして幸子の肺に原因不明の穴が開いていることが判明した(ミストは幼少期に栄養失調を繰り返したことが原因だろうと推測している。)ミストから自身が何でもする代わりに妹を組織から抜けさせることや治療費を出してもらうことを嘆願される。ミストの激しい自己犠牲の信念を見た大丸は鍛錬を積んで組織に貢献することを条件に認めた。
「だから誰よりも強くなれ…そしていつかその力で組織に貢献してみせるがいい」
動画の終盤に登場。
世良にモーリートップの毛利公平を狙うように指示した。
「世良、モーリー討伐を任せたい」
- 2024年7月11日の動画(瓜生龍臣→元雲嵐→瓜生龍臣)
御前の協力を得るためモーリーの壊滅を狙うが、モーリーを全滅させるにはエルペタス側も甚大な被害負うことが予想されたため、トップの毛利のみを暗殺して交渉の切り札とすることを狙った。
「御前が怒りの矛先を向けるのは毛利…ならばトップの毛利単体を暗殺し、これを御前との交渉カードとする」
- 2024年7月13日の動画(瓜生龍臣)
世良に自身の理想を語り、それを達成するために必要な御前の協力を得るため、モーリーの暗殺、それもエルペタス側の被害を抑えれるようにトップの毛利一人を狙うように指示した。その際、「時間がない」と悲しそうに呟いた。この「時間がない」というセリフは戒炎の榊原周と全く同じであり、大丸もまた榊原のように不治の病に冒され余命が残りわずかなのではとの指摘がある。
「我ら日本人は世界で最も優秀なのだ。その誇りを取り戻す。もう…時間がないのだ…」
- 2024年7月22日の動画(瓜生龍臣→世良蓮二郎→瓜生龍臣)
世良の過去編に登場。
幼くして家族を失い孤独になった世良を拾った。それからしばらくしたある日、書庫室で勉強中の世良に声をかけた。その際に世良の過去を聞き、世良の姉を襲ったアメリカ兵を水死体に見せかけて粛清した。
「少年、生き抜く力が欲しいか?我が組織にはそれがある」
- 2024年8月17日の動画(瓜生龍臣)
世良と共に屋上に出て空に思いを馳せていた。しかし、世良は瓜生との戦いで下半身に痺れが残り、最悪の場合は一生動かないかもしれず、そのことに責任を感じていた大丸は世良に涙を流しながら謝った。
「私にも信念はある…だが…すまん」
- 2024年8月23日の動画(瓜生龍臣)
オリオンを連れて御前の元を訪れていた。御前からは未だ毛利を始めとしたモーリーの面々を討てていないことに大きな圧をぶつけられ、更に世良を侮辱されるが、御前と関係を悪化させないためにこれを飲み込み、モーリー壊滅を約束した。
その後、一人部屋で考え込んでいた。それはモーリーを討って御前の協力を得るよりも、御前を脅迫して無理矢理協力させる方が最善なのではないかというものだった……
「このまま御前の言うことに従いモーリーと戦うのか…反旗を翻すのか。さあどうするかな?」
※しかし御前という後ろ盾を失えば悲願である核武装も叶わなくなる為、二者択一の選択を迫られているのが現状である。
- 2024年8月28日の動画(瓜生龍臣)
御前との今後の関係について長考した末にオリオンとミストを召集し、世良が成し得なかった毛利暗殺の命令を出した。
「だからこそこのミッションをオリオン、ミスト、お前たち二人に命じたい」
御前との決別。新たな道の模索へ……
- 2024年9月16日の動画(瓜生龍臣)
ミストがバースとの死闘が両者引き分けで終わり、軽傷だったにもかかわらず、前線に復帰した彼に、毛利暗殺が失敗してもバースを長期の戦線離脱にさせた功績を褒めた。ただミストは瓜生が世良を殺さなかったように、毛利が自身を殺さなかった事を聞き、御前への考え方を改めるようになる。数日後、御前の呼び出しを受けた大丸はオリオンを連れて御前の屋敷を訪れた。会談の際に御前がミストをダスト(”Dust”は英語で「ゴミ」と言う意味を示し、意図的に当てつけていると思われる)とわざと呼び間違えた事にとうとう堪忍袋の尾が切れると同時に、このまま取引関係を続けるのは無意味と判断し、本人が目の前にいるにもかかわらず、小声でオリオンに御前の暗殺を命令した。そしてオリオンは御前直下のアサシンで元CODE-ELの周防律に阻まれながらも、御前を討ち取る事に成功した。その後は周防と同じく御前直下のアサシン冬馬辰之進の追撃を受けながらも、オリオンに抱えられながら銃で援護し、御前の屋敷から脱出した。結局、大丸は長年の悲願である日本の核武装の実現を自ら潰してしまうも、スカッとしたのか、その表情は穏やかであった。
※しかしオリオンが討ち取った御前改め、御堂鋼作は影武者で2人が屋敷を脱出した後に本物(※らしい人物)の御堂が現れ、彼はモーリー並びに、反旗を翻したエルペタスの抹殺に動き出した事を大丸は知る由もなかった。
「わかった。約束しよう。我が国が誇る寿司で日本酒だな」
- 2024年9月28日の動画(世良蓮二郎→瓜生龍臣)
御前を倒すようオリオンに命令をし、すでに2週間経過しても死亡などの情報が全く無かったことから、その時斬り殺した御前こと御堂鋼作を影武者と見破る、そしてモーリーに対し世良が単独で不戦の要請をしに行き、その数日後大丸本人含む4人でモーリーに対し謝罪をしバースの計らいもあり、対御前の協定に乗り出すことになったが、これがとんでもない窮地に陥ることをまだ、彼らは知る由もなかった。
「モーリーの皆様、本当に申し訳ありませんでした」
- 2024年10月14日の動画(瓜生龍臣)
一コマだけ回想にて登場。
かなり軽く世良に御前の影武者を殺したことを報告した。
大丸「御前を殺してきたよぉ~」
世良「ごせ…極めて極まったぁあああ!」
関連タグ
銀田栄角 - CODE-ELの元トップであり、EL戦争編における敵側の大将。瓜生龍臣と敵対する組織のトップという点に加え、過激ではあるものの思想自体は敵対者の瓜生からもある程度の理解を示されていた点も共通。