概要
チャプター17『虚無の世界』にて登場。
黒い粘土のような見た目をしており、相手を取り込むことで身体を乗っ取ることができる。
作中ではホルビーに化け、主人公達に襲いかかろうとした。
内容
以下静かな岩場にて
デデンネ「ねえ ちょっと。 ブイゼルは……?」
アーケン「ホントだ。いないな……。」
パートナー「ホルビーもだよ……? どこにいっちゃったんだろ……。」
デデンネ「あっ! ブイゼル!」
アーケン「なんだ。いるじゃないか。」
パートナー「よかった。心配しちゃったよ〜。 ブイゼル。どこにいってたの? ホルビーは見なかった?」
ホルビー「みんな はなれろっ!! そのブイゼルは ニセモノだっ!!」
パートナー「……えっ!?」
デデンネ「ホ…ホルビー!!」
ホルビー「オレ見たんだ! 得体の知れない バケモノが ブイゼルに 変身するのを!」
パートナー「ええ〜〜〜〜っ!??」
ホルビー「こいつは ブイゼルじゃない! だから気をつけ……」
「ぐわっ!!」
パートナー「ク…クチート!なにを!?」
クチート「キサマこそ何者だっ!? ホルビーは 自分のことを オレとはよばないっ!!」
考察
ゲーム内では『化ける』と表現されているが、実際は『乗っ取る』に近い。
意思があるのかは不明だが、あるとすれば本体を取り込み動けなくすることで、元の世界に帰れないようにするのが目的だろう。
ダークマターとの関係性は語られていないが事件解決後、虚無の影に取り込まれたはずのデデンネ達が元に戻っていたことから、やはりダークマターと関係があると思われる(これは虚無の世界全体にも言えることだが……)
戦闘中、技を喰らうと分裂したり、技の名前が無いことからポケモンではないと思われるが、状態異常が効いたりタイプがあることから、結局は不明である。
幻影を作り出すこともでき、地天の山ではメガバンギラス、メガゲンガーの幻影を使い第7ボスとして主人公達の前に立ちはだかる。
総評
虚無の影について、作中ではあまり語られていない。その為正体については不明。
見た目や鳴き声の不気味さも相まってトラウマになった人も多いだろう。