概要
黒い粘土のような見た目をしている。
特徴
・相手の体を取り込むことができる。そしてその体を使い、それになりすますことができる。
・幻影を作り出すことができる
・言葉を喋ることもできる
・技を受けると分裂することがある
(分裂でできた個体は元の個体とタイプが違うことがある)
・とくせいが存在しない
・技の名前が無い
(吸い取り攻撃、周囲に黒い影をふきだした!など)
・状態異常は効く
・タイプがあり、個々によって異なる。タイプ相性も存在する
・主人公曰く、体はネバネバしてるらしい
登場
チャプター17『虚無の世界』、チャプター18『希望』にて登場。
シンエン洞窟を攻略後、古代文字を読むシーンがあるがそこで初めて言及される。
『虚無の影に気をつけろ! 虚無の影は ポケモンを……』
その後、静かな岩場にて主人公達の前に登場。
以下、静かな岩場での会話
アーケン「ホントだ。いないな……。」
パートナー「ホルビーもだよ……? どこにいっちゃったんだろ……。」
辺りを探す
デデンネ「あっ! ブイゼル!」
アーケン「なんだ。いるじゃないか。」
パートナー「よかった。心配しちゃったよ〜。 ブイゼル。どこにいってたの? ホルビーは見なかった?」
ホルビー「みんな はなれろっ!! そのブイゼルは ニセモノだっ!!」
パートナー「……えっ!?」
デデンネ「ホ…ホルビー!!」
ホルビー「オレ見たんだ! 得体の知れない バケモノが ブイゼルに 変身するのを!」
パートナー「ええ〜〜〜〜っ!??」
ホルビー「こいつは ブイゼルじゃない! だから気をつけ……」
ホルビーがこちらに近づく
「ぐわっ!!」
クチートがホルビーを弾き飛ばす
パートナー「ク…クチート!なにを!?」
クチート「キサマこそ何者だっ!? ホルビーは 自分のことを オレとはよばないっ!!」
ブイゼルが倒れる
デデンネ「ブイゼル!!」
変身が解け、虚無の影が現れる
パートナー「ホ…ホルビーが……!!?」
アーケン「なんだ!? あれは!?」
さらに虚無の影が現れる
パートナー「こ…これは……!? ホルビーは どうなっちゃったの!?」
クチート「おそらく…… ホルビーは もう……。」
その後、虚無の影4匹との戦闘となる。
虚無の世界のラストダンジョンである地天の山では第7ボスとして登場。幻影のメガバンギラス、メガゲンガー2匹、虚無の影2匹の計5匹との戦闘になる。
考察
作中での言及が少ない為、何者なのか不明。本家ポケモンのもりのようかんのように、ゲーム内でもほぼ語られず不気味な存在と化している。
意思があるのかは不明だが、あるとすれば本体を取り込み動けなくすることで、元の世界に帰れないようにするのが目的だろう。
ダークマターとの関係性は語られていないが、主人公達が虚無の世界から脱出する際にオーベムの洗脳が解けたことや、事件解決後に虚無の影に取り込まれたはずのデデンネ達が元に戻っていたり、やはりダークマターと関係があると思われる(これは虚無の世界全体にも言えることだが…)
ダークマターも幻影を作り出せたり、技名が無かったりで何かと共通点が多いが真相は謎。
ホルビーに化けた虚無の影は喋っていたが、虚無の影自身や幻影で作ったメガバンギラス、メガゲンガーは喋らなかったことから、取り込んだ体を使うことで喋ることができると思われる。
見た目や動き、鳴き声の不気味さも相まってトラウマになった人も多いだろう。