コノハナ(ポケダン)
ちょうぽけだんにおけるこのはな
物語冒頭から登場。オーベムたちに襲われて逃げてきた主人公と鉢合わせになり、一緒にオーベムたちに追われることに。
逃げる際に通ったジョバン峠で不思議のダンジョンについてのチュートリアルを行ってくれる。
おだやか村に住んでおり、最初は他人事だと振り切るも、子供(に見える主人公)を見捨てるという行動に罪悪感を感じて主人公を自分の家でかくまってくれる。
以後主人公はコノハナの家から通学生活をおくるようになる。
記憶の件やオーベムの件に対して主人公を心配してくれている様子を見せたり、毎朝笑顔で見送ってくれるなど、主人公の保護者としての側面が強くなっていく。
※以下、『ポケモン超不思議のダンジョン』の中盤以降のネタバレを取り扱っているため、閲覧は自己責任でお願いします。
ポケモンたちが一連のポケモン石化事件に怯える中、テンケイ山に、大きな口を持つ赤いポケモンが侵入したため、主人公、パートナー、調査団のアーケン、そして門番だったコノハナが、向かった先には、山の中にある、「光の水」が湧き出る泉。それについて書かれた石碑には、
『危機を乗りこえたくば ヒトをよべ。
ヒトは 泉の封印をとくことができる。
人間の世界から ヒトをよぶのだ。』
デデンネからの情報も遭って、この「危機」が「石化」、「ヒト」が主人公のことであると一行は解釈。
つまり、主人公が泉の封印を解けば、石にされたポケモンを元に戻せるかもしれない・・・・・・・!!!
そこに、事件の犯人と疑われていたワルビアルや、エンテイを石にされて仇を取りに来たライコウとスイクンが登場。コノハナは、この騒動に乗じてこの隙に主人公に封印を解くように訴えかける。主人公は何かしら思うところがありながらも封印を解く。これでワルビアルによる石化も怖くない。ここにいる皆がそう思っていた。
ワルビアル「泉の水? なんの話だ?」
ワルビアル「それより……約束のお礼をいいかげん わたしてくれねえかなあ。」
ワルビアル「いうとおりに紙をバラまいたし……」
ワルビアル「今日も ここまで こいっていうから わざわざ きたんだぜ?」
ワルビアル「なあ コノハナ。」
コノハナ「クックックックッ……! ついに……!」
コノハナ「ついに とくことができただど! 泉の封印を!」
コノハナ「これでやっと オラたちは……無敵になる!」
コノハナ「ワルビアル! よくやっただど! 約束の礼だど!」
ワルビアル「な…なんだこりゃっ!?」
アーケン「ワ…ワルビアルが石にっ!?」
パートナー「じゃあ ポケモンを石に変えてきた犯人って……!」
コノハナ「(主人公)。 今まで だましてて すまなかっただど。」
コノハナ「すべては……(主人公)が記憶を失ったところからはじまっていたんだど。」
実はコノハナこそが、一連のポケモン石化事件の犯人であった。
さらに、3体のオーベムに襲われていた主人公を助けたのも演技で、そのオーベムたち、そしてイベルタルとともに黒幕の一味である。
主人公がこの世界に来た時点ではまだ転生前の記憶があり、コノハナやオーベムとの戦いの中、オーベムのサイコパワーで記憶を失った。そんな主人公を騙して手元に置いたのも、泉の封印を解き、光の水の力を取り込むためである。
そしてもっと嫌なことには、主人公やパートナーのクラスメイトだったニャスパーを脅して仲間に引き入れ、調査団もとい主人公たちの動きを把握していた。虚無の世界から戻ってきた主人公を誘導し始末しようとするも、デンリュウに阻止されてしまう。
…………ここまで聞くとかなりの外道に思えるが、実はオーベムやイベルタル同様、黒幕に操られていただけ。主人公が記憶を失ったのも、オーベムのせいではなく、黒幕に対抗するためにパートナーの前世があえて消したから。
黒幕がいよいよ強大な力を得て暴走しだした際に洗脳が解け、主人公に助太刀に現れるも、石にされてしまう。
事件が解決した後は元通りになりおだやか村に戻ったのだが、村のポケモンたちに謝罪した後に「主人公には顔向けできない」とどこかに去って行った。ただし、後に戻るつもりでもあるようであり、自身のしたことには深く反省しており、村の人たちにも許されている。