プロフィール
性別 | 男 |
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誕生日 | 1月6日 |
身長 | 175cm |
薬指の指輪サイズ | 14号 |
個人スキル | 大集会(周囲2マスの敵と味方の数×3命中・回避がアップ) |
初期兵種 | ハイプリースト |
好きなもの | 神竜、宴会、音楽、遊び、御伽噺、乳製品、歌、ノリの良い信徒たち |
苦手なもの | 運動、鍛錬、激辛、踊り、新しいものを否定する人 |
趣味 | 宴、騒ぐこと |
特技 | 歌、徹夜、悩みを聞くこと |
軍の中で一番 | 声が良く通る |
称号 | パーティー聖者 |
CV | 大河元気 |
概要
ソルム王国でフォガートに仕える神官。朋輩にボネ、妹にパネトネがいる。
オアシスの里にある教会の生まれ。実家の家庭環境が劣悪だったためにパネトネが家出し生き別れる。その後、実家の教会を守っていたところでフォガートと知り合い、臣下となった。
また、他の隊と比べて珍しく、王子かつ彼の主のフォガートにもタメ口を使う。
不真面目に見えるが、誠実かつ信心深い聖職者であり、神竜を大変敬う。実家の教会を守り、信徒を増やすために努力している様子が支援会話で垣間見える。彼の軽いノリや宴会好きなところも本人の趣味以外に、信仰の概念が薄いソルムにてまず教会に来てもらおうという考えから来ている。
紋章士も信仰対象としているため、絆会話では○○様呼びをし敬語で会話をする。
ソラネルでもリュールとの会話がメインのため、加入してからは敬語で話すのを見ることの方が多いことも。
支援相手は、リュール、ヴァンドレ、ルイ、スタルーク、ロサード、パネトネ、フォガート、ボネ、セアダス、ヴェイル、モーヴの11人。
なんと言動に似合わず、リュールを含めても女性の支援相手が実妹と信仰対象の竜族の3人しかいない。流石は敬虔な聖職者である。
ユニット性能
12章にて杖と魔法、体術を使う上級職「ハイプリースト」として加入する。
初期装備は護身の体術、エルファイアー、リブロー、ワープ、傷薬と豊富。天性素質は杖。支援タイプは必殺回避。
成長率は力と守備以外の全てが高水準であり、魔道士として理想的な伸び方をする。
特に魔防の個人成長率は本作中でもオルテンシアと並ぶ堂々のトップタイ。過去作で言えばルセアやキルロイを彷彿とさせる魔法受けの帝王である。逆に力と守備の成長率はどちらも全キャラでワースト1位と物理方面は壊滅的。
初期値も全体的に高く、特に初期装備のエルファイアーで攻速落ちしないのはかなりの強み。
個人スキル「大集会」は、命中や回避を簡単に増やすことができるとても優秀なスキル。後衛職になることが多いため発動の機会も多く、元々の技の高さもあることからスキルと合わせて命中に困ることは殆どない。
初期兵種はハイプリーストとなっているが、魔道書Bのため体格が伸びるパンドロに適しているボルガノンが使えない。杖Sの杖はほぼ一点モノでSの意味は殆どない。物理面が壊滅的なため体術も火力が出ない、とお世辞にも適している兵種とは言えない。
ボルガノンを入手できる17章頃にチェンジプルフでクラスチェンジするのがおすすめ。
セイジになると、ボルガノンやトロンといった高火力の魔道書が使えるようになる他、ステータス面でも特化したユニットには劣る魔力を補えることができる。杖の天性素質を持つため杖の武器レベルはAにアップしており、リザーブを扱うことが可能。
攻速落ちせずAランクの魔道書を使えるパンドロとの相性は良く、ステータスや天性素質の面でも噛み合っているため基本彼のクラスチェンジ先の第一候補となるだろう。
他にも杖は使えなくなってしまうが、攻速や移動力を求めるならマージナイトも候補に入る。変わり種にはなるが、魔力武器を使ってのボウナイトやグリフォンナイトでの運用もあり。
総合すると、充分な火力を持ちながら命中に困ることはなく速さも高い、攻速落ちもなく魔防はトップクラスと非常に完成度の高い本作最優秀とも言える魔法ユニット。純粋なストーリー攻略だけを意識したパーティーを作った場合、まず間違いなく彼は魔道士として採用されるだろう。
紋章士は元々の性能が優秀なためシンプルに火力を伸ばせるセリカがおすすめ。サポート特化ならミカヤ、妨害杖を当てやすくなりテュルソスの杖が使えるベレトなども候補に入る。
また、リザーブによってエンゲージカウントを稼ぎやすいため、これらの紋章士とすぐエンゲージ状態に入れるのも強みの1つ。
継承スキルは命中を自身で補完できるため命中系のスキルを必要とせず、色々と便利な「再移動」と追撃ラインを増やすための「速さの吸収」の組み合わせが鉄板。運用によっては「速さ+」に変えたり、紋章士がミカヤならば杖の命中率を上げる「信仰」にするのもアリ。
邪竜の章
邪竜の章の世界の彼は開始時点で既に故人。
ユニットとして出撃させると、5章にて異界のフォガートとの戦闘会話がある。
反転したであろう性格への言及はないものの、異界の彼はフォガートの目の前で戦死したことが明かされている。
ユニットとしての性能は、優秀なステータスと個人スキルは本編と変わりないものの、兵種がハイプリーストで固定のためエル系統までしか使えないのが致命的。その点から、魔道士としてはリンデンやアイビー、杖使いとしてもオルテンシアという強力なライバルがいるため、邪竜の章では彼らに一歩劣ることになってしまう。
とはいえ、魔道書B以外は優秀なことに変わりはなく、強力なスキルを継承させている、邪竜の章でもパンドロを使いたい、戦闘会話を見たいといった理由で出撃させても充分な活躍は期待できる。
余談
- 「パンドロ」という名前はイタリアのお菓子(パンドーロ)からとられている(彼に限らずソルムのキャラは多くがイタリアのお菓子から)。
- 「ハイプリースト」という兵種は久々の登場となる。
- 初期装備の魔道書はエルファイアーだが、登場時の会話で持っているのはエルウィンド。
- 苦手なものに「鍛錬」があるが、実際ウォーリアーなどの兵種に付けると腹筋が全くついていないことが確認できる。力強い妹とは真逆である。
- ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では、8位にランクイン。臣下及びソルム出身のキャラクターではトップとかなりの高順位。
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ファイアーエムブレムエンゲージ ソルム王国 フォガート隊 パネトネ
セーラ(FE烈火) ブレディ(FE覚醒)...彼と紋章士達との絆会話で言及された人物達。共通点は恐らく聖職者らしくないところだろう。