早乙女芽亜里
さおとめめあり
概要
金髪をツインテールに結った容姿端麗な女子生徒。高飛車な負けず嫌いで相手から見下されたり侮られることをとてつもなく忌み嫌う。プライドも高いが、それに見合った反骨心と向上心の持ち主でもあり、富裕層が多い百花王学園内では数少ない一般家庭の出身にも関わらず、頭の良さやゲームへの順応力の高さなど持ち前のスペックで学園で高いヒエラルキーを維持していた。
2年華組の頂点に立っていた頃に鈴井涼太に勝ち、彼をポチに追いやった張本人である。
突如転入してきた蛇喰夢子に自身を有利に運ぶ投票じゃんけんで、イカサマをあっさりと見破られた事で大惨敗し、その敗北と借金でたった一夜でミケに成り下がってしまう。
その影響からなのか、ギャンブル狂である夢子を大の苦手としていた。
その後、最底辺の地位に落とされたプライドを取り戻し、借金の返済やミケの脱出には生徒会役員に「公式戦」を挑むしかなく、西洞院百合子の生か死かで敗北して更なる多額の借金を抱えてしまう。しかし、債務整理大集会2枚インディアンポーカーで夢子と協力(対戦する他2名は元々協力関係にあるために夢子と組むしか勝算が乏しかったと言う背景もあったのだが)し、自身は借金をすべて返済する。この勝負以降、夢子に気に入られ、不本意ながら友人になった。
だが、夢子や鈴井と交流していく内に後述する本来の性格の片鱗を取り戻していったようで、試合前に夢子に致死性の猛毒を盛るという、もはやギャンブルでも何でもない卑劣極まりない手段を用いた相手に激昂。
解毒剤を勝ち取って夢子を救うべく、夢子の代理として鈴井と共に命懸けのデスゲームに挑む。
夢子が「天才型」なら、芽亜里は「努力型の秀才」といったところ。
自分も昔そうであった「家畜」に対する考え方を改め、生徒会長である桃喰綺羅莉自ら勧誘した生徒会役員のスカウトを断り、彼女とはハッキリと訣別した上で夢子との共闘を選択し、生徒会とのギャンブルに挑んだ。
賭けグルイ(双)
本編の1年前を描くスピンオフ漫画。
こちらでは主人公を務め、入学当初からの奮闘と成り上がりが描かれている。
この頃の彼女は本編第1話とは大幅に異なり存外お人好しで、イカサマを駆使して相手を出し抜くことはあっても相手を必要以上に貶めるような真似はせず、顔芸はするものの決して邪悪ではなかった。自分を慕う人間を前提条件に組み込んだ作戦を練るなど信頼関係を重んじており、たとえ直前まで対戦していた相手であってもその一途な恋心を踏み躙って涙を流させた男には損得を度外視して義憤を燃やすなどの正義感が強く、何故あのように堕ちてしまったのかは現状では明かされていない。一つだけはっきりしているのは、夢子と出会うまで親友花手毬つづらも仲間戸隠雪見も学園からいなくなっているということだが…。
因みに(双)のあるゲームで好みの男子は「馬鹿がつくほど正直な人」とうっかり漏らしており、ポチとなった鈴井を積極的に下僕として扱い、鈴井が夢子に甘い顔をした際は不機嫌となったり、夢子を通じて友人関係になる際の反応を見ると明確な好意こそ不明なものの無関心ではいられない程度に意識しており、彼女の行為はとどのつまり「気になる相手をイジメる」子どものそれである。
人称・口調・呼称
一人称 |
|
---|---|
二人称 |
|
口調 | |
呼称 |
|
関連人物への呼称
関連人物 | 呼称 |
---|---|
蛇喰夢子 | 蛇喰さん⇒ゆめこ |
桃喰綺羅莉 | 生徒会長・あの女子 |
鈴井涼太 | すずい |
皇伊月 | すめらぎ |
西洞院百合子 | 西洞院さん |
生志摩妄 | 眼帯女子 |
夢見弖ユメミ | 夢見弖さん |
五十嵐清華 | 五十嵐さん |
黄泉月るな | 黄泉月さん |
豆生田楓 | まにゅうだ |
桃喰リリカ | 副会長・桃喰リリカ |
陰喰三欲 | 陰喰三欲 |
陽喰三理 | 陽喰三理 |
関連人物からの呼称
関連人物 | 呼称 |
---|---|
蛇喰夢子 | 早乙女さん⇒めありさん |
桃喰綺羅莉 | 早乙女芽亜里さん⇒めあり |
鈴井涼太 | 早乙女 |
皇伊月 | 早乙女先輩 |
西洞院百合子 | 早乙女さん |
生志摩妄 | 早乙女 |
夢見弖ユメミ | めありちゃん |
五十嵐清華 | 早乙女さん |
黄泉月るな | めありちゃん |
豆生田楓 | 早乙女 |
桃喰リリカ | 早乙女芽亜里 |
陰喰三欲 | 早乙女芽亜里 |
陽喰三理 | 早乙女芽亜里 |