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朝乃山の編集履歴

2024-08-11 11:59:01 バージョン

朝乃山

あさのやま

富山県出身の大相撲力士。朝乃山英樹。

概要

平成6年(1994年)3月1日生まれ。富山県富山市出身。

本名:石橋広暉。


近畿大学相撲部で実績を残し、高砂部屋に入門して三段目付出として平成28年(2016年)3月場所の初土俵となる。

平成29年(2017年)9月場所にて新入幕力士として10勝5敗で敢闘賞を受賞、平成30年(2018年)7月場所にも敢闘賞を受賞するが前後は一進一退の成績であり目立つことはなかった。が、令和元年(2019年)5月場所において西前頭8枚目で12勝3敗の成績を上げ幕内最高優勝を遂げたことにより一躍注目を浴びる(殊勲・敢闘両賞も受賞)。

この2019年の5月場所の優勝は令和時代最初の幕内優勝となり、富山県出身力士としては大正時代の横綱・太刀山以来103年振りとなり、(当時の)三役経験の無い力士としては後に第50代横綱となる昭和36年(1961年)の西前頭13枚目・佐田の山以来58年振りの快挙だった。この時、当時のアメリカ大統領ドナルド・トランプが来日しており、彼からアメリカ合衆国大統領杯を授与された。


以後、番付を順調に上げていき、令和元年(2019年)9月場所では西前頭2枚目で10勝を挙げ殊勲賞、11月場所にでは小結で11勝を挙げて技能賞を受賞した。

令和2年(2020年)1月場所には東関脇に昇進し10勝を挙げたことにより、3月場所は大関取りの場所に。終盤まで星1つの差で優勝を争っており、13日目・白鵬、14日目・鶴竜と横綱に連敗したが千秋楽に大関・貴景勝を破ったことによりこの場所11勝。直近3場所計32勝ではあるが、彼の相撲内容が審判部に評価され、場所後の臨時理事会にて大関昇進が決まった。


ところが2021年1月の初場所から初夏にかけ、キャバクラ通いをしていたことが発覚

当時はCOVID-19の感染防止の観点から力士の場所中の外出や会食が厳しく制限されており、相撲協会側も当然事情聴取したものの本人は当初事実を否定。

しかし協会側はこの抗弁を疑いさらに厳しく追及したところ本人は事実を認め、予てから懇意にしていたスポーツニッポンの記者とともにキャバクラで遊んでいたことを認めた。

大相撲ファンもあきれ返り「キャバ乃山」「夜乃山」などの蔑称が飛び交う事態に。


これに伴い、夏場所は途中休場、引退届を八角理事長に預けることとなった。

協会幹部は総じて激怒しており「大関としての尊厳を著しく汚した」「協会に嘘の回答をした」として6場所出場停止と6カ月の報酬減額50%の処分を命じた。また師匠の高砂親方も減給処分を受けた。

これにより大関から陥落することが実質的にほぼ確定となった。

また、前述のスポーツニッポン記者も会社側に虚偽申告をしたことやコンプライアンス違反により諭旨解雇処分、会社幹部や上司も減給処分となった。


6場所出場停止により、西三段目22枚目まで陥落したが、出場停止が明けた2022年7月場所からは順調な成績で勝ちを続け、2023年5月場所で幕内に復帰。


2024年5月場所には小結に復帰したが、春巡業で右膝を負傷したため同場所を休場。前頭12枚目に落ちた7月場所には出場するが4日目の取り組みで左膝を負傷、車椅子で退場する事態になった。その後、左膝靱帯の手術を受け、当面は通院とリハビリに当たっていくため、休場を続ける見込みである。



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