人物像
前年の秋大会からエースとして活躍。それまでは無名の三軍選手だった。
ちなみに中学生(千里山中学校)の頃から竜華、セーラと仲良く麻雀を楽しんでいた。高校に入ってからは、その実力差から竜華・セーラと若干、距離が出来てしまった。
しかし、病気から復帰した後はその能力に目覚めて一軍に昇格し、1年下のフナQも含めた4人で卓を囲むようになっていた。
しかし、相変わらずの虚弱体質のためか、よく竜華に膝枕をされている(させている)。
性格は真面目で物静か。でも策士的なところもある。
病弱なこともあって、基本的に自分から騒ぐようなタイプではない。
一度、病気で生死の境を彷徨ったことがあり、それ以降「一巡先の牌が読める」という特異能力に目覚め、この能力を武器にして対戦相手の追随を許さないスマートな打ち筋を可能にしている。また、この応用で「一巡先の出来事を予知する」事も出来る。
天性の能力者ではなく後天的な能力者であるため、本人はそれに引け目を感じているらしい。また、牌を読む事はできるが牌を集める事はできず、能力発動の際の体力の消耗も激しい。
能力を最も活かしたのが「立直一発」であり、怜のトレードマークにもなっている「リー棒を垂直に立てて立直宣言し、リー棒が丁度倒れる一巡後にツモ和了する」一連の動作である。
さらに「二巡先を読む=ダブル」も可能としているが、これは相当の体力を消耗し、この能力を事前に聞かされていた竜華からは、「絶対に使っては駄目」だと釘を刺されていた。
そして先鋒戦のクライマックスでは「三巡先を読む=トリプル」まで発動した。
このシーンは、まるでべジータ戦における孫悟空の界王拳のような展開だった。
なお、その名前の「とき」という読み方の由来は、病弱という設定も相まって北斗の拳のトキだという説が有力である。