解説
CV:中尾隆聖
妖怪の天邪鬼が憑依した猫の名前で、作中ではお化けの事や怪奇現象の事で詳しく告げる知恵袋としての役割での活躍を見せているキャラクターである。
元々はさつきと敬一郎が飼っていたオッドアイの黒猫で、名前は他界した母親の名前から取って付けたものである。
天の邪鬼
第1話で旧校舎の中に入ってしまい、それを追いかけた「さつき」と「敬一郎」はハジメとレオと桃子と出会い、その後しばらく二宮金次郎像や人面犬やトイレの花子さんや首なしライダーやテケテケなどと言ったポピュラーなお化けと遭遇した後に「さつき」達の前に現れ
「友達になろうぜ」と言葉巧みに誘おうするが、それは嘘で、
じっくりと恐怖を与え人間の恐怖心を栄養にして巨大化し「さつき」達を追い詰めるが佳耶子が在学中の頃に書いていた「オバケ日記」に天の邪鬼の事が書かれてある事を知った「さつき」は日記に霊眠方法が書かれてある事を知り直ぐさに準備をして方法道理を行い、一度はそれで敗北したが霊眠させる為に必要な裏山の大楠木が宅地開発で切り倒されたことにより霊眠は失敗し、その為カーヤの中に憑依させられ封印された状態になってしまった。
封印されてからは以前の様な強さは無いが多少力は有るようで他のお化けとも張り合える強さは持っている。
オバケ日記によると、「霊眠させた依代を壊すと、そのオバケは、また彷徨い出てしまう」「しかしその時、また慌てて霊眠させようとすると、そのオバケは人や動物に取り憑いてしまう」「必ず先に霊眠場所を決めること」「もし、これを破った時は学校にいるオバケを全て霊眠させるまで、取り憑かれた者を元に戻す事は不可能となる」
オバケ全てを霊眠させるまでは「カーヤ」から出られない事を知り「天の邪鬼」はやむを得ず「さつき」達に協力をする事になってしまった。
カーヤに憑依されてからは「さつき」の家に居候し、「さつき」達にオバケの事や怪奇現象の事や霊的存在に関する話を上手く説明してサポートしたり手助けする役割を果たす様になった。
最初は皮肉な気持ちであったりしたが「さつき」と「敬一郎」と過ごしていく内に大切に思うようになり、最終回では佳耶子の三回忌の日に「敬一郎」と一緒に裏山の水仙の花を取りに行く約束までしたのだが、三回忌を向かえる前に逢魔が復活し、逢魔によって「さつき」達が絶体絶命の危機にまで追い込まれているのを見て自力でカーヤから抜け出した。
敬一郎との約束を破ってしまう事になった事を悔やみながら霊眠させるために逢魔の動きを止め、そのまま逢魔と共に消えていった。
それからしばらくは時が立ち、佳耶子の三回忌の日に「敬一郎」が「天の邪鬼」と約束した裏山の大きな木のある場所に「さつき」と「敬一郎」の前に姿は現さなかったが木の麓に約束していた水仙の花が置かれていて「カーヤ」ではなくなっていたが「敬一郎」との約束は最後まで果たした。
余談
元の猫を特に可愛がっていた敬一郎以外は彼のことをカーヤとは呼ばずに、「天邪鬼」と憑依している妖怪の名前で呼ぶ。カーヤは毛艶のいいオッドアイの黒猫で、その外見は天邪鬼のツンデレな言動と妙にマッチして(pixiv民に)可愛がられている。