解説
CV:大塚明夫
最終回に登場した最強のオバケにして本作のラスボス。
佳耶子の一族の『神山家』が先祖代々に渡って戦っては霊眠させてきた宿敵で、作中では『逢魔の怨霊』と呼ばれている
神山家は地域に巣くう悪霊(オバケ)達の霊眠を使命としてきた一族で、神山の血を受け継ぎし者にとっての最大の試練が逢魔と戦うことであると示されていた。
殆どのオバケ達は霊眠場所を汚されたり壊されたりしなければ蘇る事は先ず無いが、逢魔は霊眠されても自ら妖力を蓄えて復活を繰り返す様で、その度に神山の血を受け継ぐ者に霊眠された恨みを晴らそうと有りと有らゆる手を使って殺しにかかり続けていた、以前は佳耶子、そして最終回ではさつきと敬一郎を標的にした。
能力
逢魔は周りの者を操る力に長けていて人間は勿論の事、どんなに強力なオバケでも簡単に操ってしまい、霊眠させられてるオバケをいとも簡単に甦らせて操る事も容易くできる。
更に、旧校舎の外の広場にマグマを吹き出す巨大な地割れを作り地獄の様な風景に変える事もでき、存在その物が厄災と印象付けられる程のチートっぷりを見せつけた。
操られてたオバケ
旧校舎の小部屋の扉から廊下に出てきて登場。
トイレではなく廊下の手洗い場の排水口から登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
廊下からモブとしてオバケの集団の中に登場。
オープニングにのみ登場してきたオバケで主役での登場回は無し、廊下に徘徊するモブのオバケとして登場。
エンディングのシーンにのみ登場してきたオバケで主役での登場回は無し、廊下に徘徊するモブのオバケとして登場、名前は不明。
廊下を徘徊するオバケの中にそれっぽい容姿のオバケが登場してきた、本当に牛頭なのかは不明、主役での登場回は無し、死神の釜の様な物を持っている
霊眠方法
霊眠場所として必要な鐘を用意し、松明の炎で周りを囲み、そして自分の全霊力を媒体にして「怨念に生きる悪霊よ、眠れ」と唱える。
佳耶子の時は御寺の鐘に霊眠させたとオバケ日記に書かれてあり、逢魔と戦った場所は御寺であるのは明白と言える。
作中での動向
神山家の墓がある寺の鐘を落雷で壊して復活を果たす。
街中でカラスの死骸があっちこっちに出る程の邪気を放ち、さつき達の通う学校に禍々しい霧を出して、さつきのクラスメイトや担任を操り、さつきと敬一郎を旧校舎に誘い込んで閉じ込め、佳耶子に霊眠させられた恨みを晴らそうと襲い出した
旧校舎に結界を張り、ハジメとレオと桃子の3人を入れなくさせた。
操った生徒やオバケを使って、さつきと敬一郎をとことん追い詰めるがカーヤが通って入った狭い通路から旧校舎に入ったハジメとレオと桃子によって難を逃れられたが、それでもさつき達を苦しめる為にオバケを使って旧校舎中を徘徊させて苦しめた。
オバケ日記に書かれてあった霊眠方法を知った後、さつきに霊力が無い事を知った逢魔は回りくどいやり方を止め、さつき達の前に姿を現し直接殺しかかったが駆けつけたカーヤの結界に食い止められ時計塔まで逃げられてしまい、そのままカーヤと戦闘になった。
逢魔「何のつもりだ天の邪鬼」
天の邪鬼「俺は天の邪鬼なんでね、ついついデカイ奴には逆らいたくなる処遇なのさ」
逢魔「分かりやすい嘘を付く奴だ、人間が好きだと言ったらどうだ、相手になってやるぞ」
逢魔「どうした、本性を現せ!」
天の邪鬼「生憎、この体に閉じ込められちまっていてな」
逢魔「それも嘘だな、お前の妖力は既にそのちっぽけな入れ物に収まってはいない」
逢魔は天の邪鬼が人間を好きになり既にカーヤの体から出られる程の力を取り戻してる事に気が付いていた様であり全く本性を表さない事に拍子抜けし、そのまま打撃を喰らわせて、さつき達の居る時計塔に向かった。
時計塔を壊し鐘を下に落とし、校舎の外が地獄の様な光景に変わってしまう程の恐ろしさをとことん教え、さつきを絶望させた。
その時、敬一郎との約束を破ることになる覚悟でカーヤから抜け出した天の邪鬼に押さえ込まれ、それでもひたすらさつき達を殺そうと這い上がってきたが、カーヤや皆を傷つける逢魔を許せない気持ちを抱いて希望を取り戻したさつきがオバケ日記に宿った佳耶子の霊力を媒体にして呪文を唱え、這い上がってきた天の邪鬼が投げた時計塔の鐘にアッサリと霊眠させられた。
その後、校舎の外は元の風景に戻り、操られてた先生も生徒達をオバケも元に戻り、霊眠から甦らせられていたオバケ達も霊眠状態に戻っていった(その様子の描写はなかったが)。