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藤枝梅安の編集履歴

2024-08-23 20:23:26 バージョン

藤枝梅安

ふじえだばいあん

池波正太郎による時代小説『仕掛人藤枝梅安』に登場する人物

概要

江戸の郊外・品川台町の鍼医者。

坊主頭と太い眉毛、ドングリのような小さな目という容貌。六尺(180cm)の大きな体の持ち主。

最初期の年齢はは30代半ばだが、実年齢より老けて見えるとのこと。

鍼医者としての腕前は確かで、面倒見も良いため患者たちからは大変頼りにされている。


その裏の顔は、金で殺しを請け負う仕掛人で

「この世にいてはならぬ悪党のみを仕掛ける」ことを信条としている。


殺しの業は「太い針を急所に突き刺す」というもので、当時の医学では急性心不全か何かの様にしか思われず、その死が不審に思われても深く追及されないという利点がある(状況次第で毒や短刀を使う事もある)。

また坊主頭のため按摩や医者(これは本職だが)、僧侶、文化人に変装するのが容易で、他の仕掛人では侵入が難しい場所にも入り込め、また相手の油断を誘い仕掛の成功率を上げている。

更に用心深く、機転も効くので「生きて五年程度」と言われる仕掛人を十年以上続けている。

こういった理由で蔓からの信頼は絶大で、かつ敵対した際は恐れられている。


料亭「井筒」で働く未亡人のおもんとは愛人のような関係だが、梅安自身には女性不信の気がある。これは幼少期に実母に捨てられた(実父が死んだすぐ後に梅安を置いて別の男と出て行った)ことを皮切りに、何度か女性絡みのトラブルに遭った事が原因。

この女性不信は梅安自身も自覚しており、作中何度か自嘲気味に語っている。


演者


関連タグ

仕掛人藤枝梅安 池波正太郎

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