「あたしはもう、大人だよ」
解説
声優:松井菜桜子
五ェ門とはかつて一緒に忍術修行に励んでいた幼なじみ。まだ少女の時分から修業時代の若き五ェ門を慕っており、彼からは妹のように思われていた。劇中では大人の女として彼にアプローチし、しばしば女性に弱い彼を狼狽させる。
作中の動向
伊賀の山中で五ェ門が、龍の置物をプレートに戻す溶液を記した巻物を取りに来た時に、彼を狙って現れた忍者集団から彼を助けて以後、一族の言い伝えを守るべくともに行動する。
タイタニックから、龍を引き上げたルパンたちの前に五ェ門と現れて、龍の引き渡しを迫る。(ここでは、銭形警部の乱入により撤退している)
そして陳珍忠の屋敷に忍び込んだときに、柘植の幻斎の起動させた罠にかかり、五ェ門の巻物を取ろうとして死亡した。
…と思われていたが、ホテルに宿泊していた五ェ門の前に現れて五ェ門の脇腹を刺し、龍の置物を奪って逃げた。
しかしルパンは、龍の置物への執着や陳の屋敷に現れたことに疑念を持っており、彼の予想通りに陳のアジトで本作の黒幕であり、そもそも合金の存在を陳に教えた元凶であることを明かした。
かつて曾祖父が金のため、伊賀の忍者屋敷から斬鉄剣を越える合金の製法の秘密を記された龍の置物を盗み、国外へ持ち出そうとしていた事実を知って失望と共に豹変。
陳をパートナーに選んで合金を手に入れ、世界を屈服させようとする道を進み、「竜の置物」と「巻物」を手に入れるべく「巻物」の隠し場所を唯一知る五ェ門が襲われるように仕向けた。
正体を明かしてから髪飾りを外し、髪を下ろしている。
そして手に入れた合金の製法で作成したステルス機に乗って、手始めに太平洋艦隊を全滅させる。
止めにきた五ェ門もあざ笑い機関銃や赤外線追尾ミサイルで迎撃するが、最後は五ェ門の執念が勝り、一寸の狂いもなく同じところを斬ったことで爆撃機は真っ二つに両断。
その狼狽から戻る間もないまま、断面に飛び込んできたミサイルの直撃を受けて爆死、残骸と共に海へと堕ちていった。
そこは奇しくもタイタニック号が沈んだ海域で、龍の置物も製法を示したプレートから置物に戻り、海の底に沈んでいった。
桔梗の本性を知った時には怒りに満ちていた五ェ門だったが、昔の桔梗を知る五ェ門にしては桔梗が曽祖父のせいで歪んでしまったのは悲劇と感じており、桔梗が海に堕ちた時には桔梗の名前を叫び、悲しい表情を浮かべていた。
関連タグ
イザベル、カレン・クオリスキー、エレン、ポイズン・ソフィ…桔梗と同じくTVSPのメインヒロインであり、最終的に死亡してしまうキャラ達。特にイザベルとは五ェ門と関わりのあるヒロインという点が共通している。