概要
演:マット・スミス(Matt Smith)
日本語吹替:川島 得愛
10代目から再生したドクター。
外見は20代であり、それまでの歴代ドクターの中では最も若い外見をしている。飄々としていると思いきや子供のようにはしゃいだりとつかみどころのない性格をしている。
主な口癖は「Geronimo!」(さあ行くぞ!)「~are cool.」(~はかっこいい)。
蝶ネクタイを偏愛しており、事あるごとに「Bow Ties are cool.」と発言している。また赤いトルコ帽も非常にお気に入りでよく被っている。
9代目ドクターが耳の形をよくネタにされたように、11代目は顎の形をよくネタにされる。11代目に再生した直後は自分で顎がひどいと発言していたが、他人から言われると「僕の顎がなんだって!?」と噛みつくことが多い(クララにはアゴくんと呼ばれて怒っていた)。
赤毛に執着があるようで、再生直後にまた赤毛じゃなかったと落胆していた。
好きな食べ物は魚のフライにカスタードクリームを付けたもの(フィッシュフィンガーカスタード)。
主なコンパニオンは、
- エイミー・ポンド(演- カレン・ギラン)
- ローリー・ウィリアムズ(演- アーサー・ダーヴィル)
- クララ・オズワルド(演- ジェナ・ルイーズ・コールマン)
あらすじ
前シーズン「時の終わり」からターディスが墜落した先にいた少女・アメリアとともに旅をする事を誓うが、ドクターが戻ってきたのは12年後だった。
以後、成長したアメリア=エイミー・ポンドと、彼女の婚約者であるローリー・ウィリアムズと時空を超えた旅をする事になる。
嘆きの天使によってエイミーとローリーが過去に飛ばされ、彼等と悲劇的な別れを経験した後は、異なる時代に存在する少女、クララ・オズワルドと旅を続けていく。
11代目の物語終盤、惑星トレンザロアでポケット宇宙に凍結させた惑星ガリフレイが時空の裂け目を通して出現しようとしており、これを阻止しなければ第二次タイム・ウォーが勃発すると悟った彼は、300年余りをトレンザロアで過ごす事となる。再生ストックが既に尽きている為、老いたドクターにいよいよ最期の時が近づいていた。
しかしダーレクに攻撃される中、クララの説得を受けたガリフレイの住民たちが彼に再生エネルギーを渡し、再生の余波でダーレクの艦隊を殲滅。その後、ターディスの中へと戻ったドクターはクララに見守られ、エイミーの幻覚に「おやすみなさい」と言われて、12代目ドクターへと再生した。
余談
ドクターを演じたマットとエイミーを演じたカレンは今でも交友関係にあり、マットに『モービウス』への出演オファーがあった際には真っ先にカレン(MCU作品でネビュラを演じていた)に電話でアドバイスをもらい、その結果マイロ役を受けることに決めたと語っている。
関連イラスト
表記ゆれ
英語圏の作品は「11thDoctor」で投稿されている場合が圧倒的に多い。
中には「11th」と「Doctor」が別れているパターンもある。
また「DoctorWho」「Doctor」だけの作品も数多存在する。