概要
本名:マシュー・ロバート・スミス(Matthew Robert Smith)。
生年月日は1982年10月28日で、イングランド・ノーザンプトン出身。182cmの長身。
少年時代はプロのサッカー選手を目指していたが頚椎症を患い断念。その後、学校の講師の導きもあって演技の道を目指すようになり、2003年に俳優活動を開始した。
2009年、BBCの大人気長寿ドラマシリーズ『ドクター・フー(Doctor Who)』の11代目ドクターに大抜擢される。無名の、しかもドクター役としては最も若い俳優であったため、当初は一部のDWファンからは戸惑いの声もあったが、11代目を演じていくうちにその人柄と演技力で人気を博すこととなった。
2010年1月放送分から2013年12月放送分までの4シーズンに亘ってドクター役を演じ、後任であるピーター・カパルディへとバトンタッチした。
その後も映画、ドラマ出演からモデル業まで多彩な演技力と才能を発揮している。
2022年からは『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚である『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(House of the Dragon)』でデイモン・ターガリエン役を演じており、非常に高い評価と人気を得ている。
マットが演じたキャラクターは、主に川島得愛(かわしまとくよし)が日本語吹き替えを担当している。
主な出演作品
イラスト未確認
- 映画『高慢と偏見とゾンビ』:コリンズ牧師
- 映画『ラストナイト・イン・ソーホー』:ジャック
- ドラマ『ザ・クラウン』:エディンバラ公フィリップ殿下
- ミュージカル『アメリカン・サイコ』:パトリック・ベイトマン
- Paul Smith:広告モデルとして2023年秋冬シーズン、2024年春夏シーズンの顔を務めた。
余談
- 母のリン・スミス(Lynne smith)はよく息子のプライベートショットをSNSに上げることでファンの間で有名。彼女のSNSは家族にしか撮れないようなマットの写真でいっぱいである。
- ボビー(bobby)というアイリッシュ・テリアを弟のように可愛がっており、撮影現場どころかファンイベントにもよく一緒に連れて行っている。
- ドクター役のオーディションと同時に、同じくBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』のジョン・ワトソン役のオーディションも受けていた。両ドラマのプロデューサーであったスティーヴン・モファットは「ワトソンよりはシャーロック役に適任だ」と考えたが、すでにベネディクト・カンバーバッチがシャーロック役に決まっていたため、SHERLOCKへの出演は叶わなかった。
- プロサッカー選手への道は断念したが今でもサッカーが上手く、『ドクター・フー』ではそれをエピソードに取り入れられたり、『モービウス』等の撮影現場では休憩中にサッカーボールで遊んでいる姿を目撃されたりしている。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
※表記ゆれ:英語圏では「MattSmith」のタグでの投稿が圧倒的に多い。