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異世界失格の編集履歴

2024-09-13 10:14:15 バージョン

異世界失格

いせかいしっかく

やわらかスピリッツにて連載中の野田宏氏の原著と若松卓宏氏の作画による漫画。

概要

人魚姫のごめんねごはん』や『恋は世界征服のあとで』の野田宏の原著と若松卓宏の作画による、「やわらかスピリッツ」にて連載中の漫画。とある文豪が異世界に転移してしまう、いわゆる異世界もの。2024年9月現在において既刊12巻。


なお、公式による本作単行本の巻数の呼び方は「~集」となっている(1巻⇒1集)。


ストーリー

とある文豪「センセー」は愛人とともに川に心中する、はずだった。トラックが突っ込んでこなければ。

気が付けば見知らぬ教会のような建物にいたセンセーは女神官・アネットから説明を受ける。ここは日本とは違う異世界で、不幸な人生に絶望した人の下に現れるトラックとぶつかることで異世界に召喚されたようで、魔王を倒す選ばれし勇者になるよう頼まれる。しかし、楽しみにしていた心中を邪魔されたことでセンセーは不満を露わにする。困惑するアネットだが、センセーのステータス数値があまりにも低いのに加え、特別な力・ギフテッドもないことでさらに困惑する。

その後、愛人である「さっちゃん」もこの世界にいると確信したセンセーは、彼女を探す旅に歩み出す。また心中するために。

一方、センセーよりも先に喚ばれていた多くの勇者達によって魔王は打倒され、世界は救われ平和な時代が来る、はずだった。ところが数多の転移者の多くが能力に奢れ、傲慢から堕落し、私利私欲のもと各地で横暴を働き、自分達がこの世界の支配者になろうと暴走が始まり、人々の心は荒んでいた。

そんな状況でセンセーは図らずも堕落した勇者達と対峙する羽目になる。


登場人物

CV:神谷浩史

死にたがりで有名な日本の文豪。作中で名は明かされていないが、モデルはどう見てもあの人

転移した異世界で「さっちゃん」の気配を感じ取り、再度彼女と心中するために旅立つ。

睡眠薬を常食し、自身の入った棺桶を引っ張ってもらって移動するなど、基本やる気の見られないダウナー系だが、彼独自の感性は時折世界の歪みを射抜き、変化をもたらしていく。


CV:大久保瑠美

異世界に飛ばされたセンセーが最初に出会った、転移者の案内役を務める女神官。

勇者候補として喚び出されたセンセーのあまりにもイレギュラーぶりに困惑するも放っておけず、案内役を投げ出して彼の旅に付いていく。


CV:鈴代紗弓

獣人族出身である武闘家の少女。センセーに偶然助けられ、アネット共々旅の仲間となる。

本名ではなく、センセーに付けられた「タマ」の呼び名が定着してしまった。


CV:小市眞琴

ウィリディスの村に住む孤児で、地元では「ホラ吹きニア」と呼ばれる鼻つまみ者。

自らを「勇者紹介サービス」と名乗り、村に立ち寄ったセンセー一行に接近するが……。


CV:木野日菜

アネットのものだったのが、何故かセンセーに懐いてしまった使い魔。

メロスの名はセンセーが付けたもの。


CV:悠木碧

「リュカ」と名付けたドラゴンを連れた魔族の少女。

ある理由から「勇者」と呼ばれる転移者たちに対して激しい憎悪を抱いている。


CV:中原麻衣

ツヴァイテン聖堂の司教を務める、アネットと知己の関係にある女性。


CV:上田麗奈

センセーと心中するはずだった愛人。センセーは「自分と同じく異世界に召喚された」と推測している。

憤怒の魔王を倒した『タキシード姿の勇者』の後ろに控えている和服姿の女性がさっちゃんではないかと思われる(アニメ版では足元しか映っていないので分かりづらい)。


テレビアニメ

2024年7月からAT-XTOKYO MXBS11にて放送。ABEMANetFlixなどの動画サイトでも配信された。


監督河合滋樹
シリーズ構成・脚本中西やすひろ
キャラクターデザイン稲吉智重稲吉朝子
音楽末廣健一郎
アニメーション制作Atelier Pontdarc

※公式サイトより一部抜粋。


外部リンク


関連タグ

漫画 太宰治

野田宏 若松卓宏 やわらかスピリッツ

異世界/異世界もの/異世界転移/異世界召喚

2024年夏アニメ

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