概要
「Netflix」(ネットフリックス)とは、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業社である。
1997年8月2日に設立。2007年1月にストリーミング配信を開始。これを切っ掛けに様々な配信サービスが出来たとも。日本では2015年9月1日から配信サービスが開始。
政治的な理由からか、中国本土とロシアなどでは公式なサービスを提供していない。
配信サイトは数多くあるが、特筆すべき要素としてNetflixはその圧倒的な資金力で専用コンテンツの制作に特に力を入れている。
フルハウスの続編であるフラーハウスや攻殻機動隊の3Dアニメシリーズである攻殻機動隊SAC_2045、ギレルモ・デルトロとドリームワークスがタッグを組んだトロールハンターズ。
ボンズが贈るA.I.C.O.Incarnation、名作ウィッチャーの実写化やSFホラーのストレンジャー・シングス、サムネの作品であるラブ、デス&ロボットなどキラーコンテンツを数多く揃えている。
近年はネトフリでの配信後、地上波解禁というケースも存在し、ケンガンアシュラやULTRAMANはその典型例だろう。
逆に深夜食堂やアグレッシブ烈子などのように地上波から移籍してきた作品もある。
ちなみに海外では2020年1月からスタジオジブリ作品も配信されているが、何故か日本、アメリカでは対象外となっており(アメリカは競合サービスである「HBO Max」で配信。カナダも当初は対象外だったが、同年6月より配信開始)、それだけならまだしもTwitterのNetflixの日本版アカウントにて「うっかり口を滑らせて」ツイートしてしまったために、ユーザーから多数のツッコミや不満を携えたリプライを喰らう羽目になった(そもそも「日本で展開されないサービスをわざわざ告知する事」自体が火に油を注ぐ愚業である)。
なお、日本で配信されない理由については製作委員会に参加している日本テレビの放映権絡みだと思われる。だったら自社傘下の「Hulu」で配信すればええやんと思うかもしれないが、この委員会には某夢の国や徳間書店、博報堂そして電通なんかも参加しているのでこれらオールドメディアがうんと頷かない限り難しいのかもしれない(というかこれ自体邪推なので真偽の程は不明である事を付記しておく)。
公式バーチャルYouTuberにN子・メイ・黒野がいる。
誕生まで
創業者の一人で現CEOのリード・ヘイスティングスが、『アポロ13』のレンタルビデオをレンタルし、返却しようとしたが期限に間に合わなかった事で延滞料金を払う羽目になった事がきっかけで、オンラインでのレンタルDVDサービスを思いついた。これがNetflixの始まりである。
2012年にはエミー賞でストリーミング配信を広めた功績がたたえられた。
視聴方法
基本的にパソコンもしくはスマートフォン・タブレットでの視聴が基本。
スマホやタブレットであれば、インターネット回線が切れても視聴可能なダウンロード機能が備わっているので、インターネットの使えない航空機内などでも視聴だけなら可能である。
パソコンではWebブラウザから視聴するが、Windows10、Windows11には専用アプリがMicrosoftストアで配信されているので、ブラウザを立ち上げなくても良い。
家庭にあるテレビでは、Android TV内蔵テレビであればNetflixに対応している場合が多いので、インターネット回線に接続してログインすればテレビでの視聴が可能になる。
逆にそれらの機能を持たないテレビだと、HDMIポートがあればGoogle Chromecast、Amazon FireTV、Android TV内蔵のドングル、PS3以降のプレステといった外部機器を接続することで、テレビの大画面でのNetflix視聴が可能になる。
またドン・キホーテで売っているチューナーレステレビも標準で対応している。
料金
月額プランのみの段階制だが、ニコニコプレミアムやPrime Videoのように別途サブスクリプション契約が必要という事はない。
プラン | 料金 | 備考 |
---|---|---|
広告つきスタンダード | 890円 | 文字通り広告つき。一部作品が視聴不可。ダウンロード視聴に制限あり。同時視聴台数2台 |
スタンダード | 1,590円 | 文字通り基本プラン。特に制限はないが、画質はフルHDどまり。同時視聴台数2台 |
プレミアム | 2,290円 | 4K UDRとバーチャルサラウンドといった画質、音質面の強化。同時視聴台数4台 |
料金は契約日を起算として一ヶ月、ないし一年。
例→1月14日に月額プランに入会した場合は翌月の2月14日に契約更新となり課金される。
月途中に加入しても、日割りにはならないが、カッチリ一ヶ月ごとに会費が請求される事は特筆すべき点(pixivプレミアムをはじめ日本のサブスクリプション契約は初回請求後は毎月初日に会費が請求されるので、月末に近づけば近づくほど金をドブに捨てる事になる(日割りされる場合を除く)。
支払い方法は次の3通り。
ここだけ切り取ればショボいしハードル高いが、パートナー経由の支払いというものがあり、自身が契約している事業者がNetflixの支払いに対応している場合は、そこから支払う事ができる。
例→au、NTTドコモ、SoftBank、J:COM、eo光……。
もっとも長期優待プランや基本プランなんかで元を取っている事業者が多いので一概にオススメできるかと言うと微妙だったりする。
ピクシブ上では
主にネットフリックスで配信されている作品のファンアートがメインとなっている。
比率としては海外ドラマの方が高いが、近年はアニメも増えている。