概要
ケーブルテレビ・インターネットブランド「J:COM」を提供する会社。
現在は、KDDIの連結子会社になっている。
2021年7月より、社名を「株式会社ジュピターテレコム」から「JCOM株式会社」へ変更した。これはブランド名の「J:COM」との統一をはかったもの(コロンは商号に使用できない)。
1995年に住友商事とアメリカ最大手のケーブルテレビ事業統括運営(MSO)であるTSI(現在はリバティ・グローバル)との合弁によって設立。その後、積極的なM&Mによって事業を拡大し、現在のケーブルテレビ網の礎とする。傘下のケーブルテレビ局は元々地方自治体が作った第三セクターの局を買収、もしくは提携で物にした。一番最近で言うと、ジャパンケーブルネット(JCN)の買収が挙げられる。グループ全体でみれば、北海道から熊本県までをカバーし、現時点で日本最大規模のケーブルテレビ事業者である。
しかしその弊害として、エリアごとにサービスの格差が生じている。例としてはインターネット速度が1Gbpsのサービスが関西の一部エリアでは未提供な点など。
また、他の回線サービスと比較するとインターネット速度が極めて低いためオンラインゲームや動画視聴には向いていない(いうて10Mbpsも出ていればそこまで目くじら立てる程でもないが)。
サービス内容
- ケーブルテレビ
基本75ch+オプション30ch=合計105chが見れる。(スタンダードプラスの場合)
スカパー!プレミアムに比べると少ないし、一部SD放送が混じっているが仕方ない。
だがビデオオンデマンド(VOD)が使える。
地上波は一般のTVで視聴可能。(OFDM 同一周波数パススルー)
BS、CSはSTBというチューナーがないと視聴不可。(トランスモジュレーション)
- インターネット
速度に応じて、料金が異なる。
光10Gコース(上下10Gbps)
光5Gコース(上下5Gbps)
光1Gコース(上下1Gbps)
上記の光コースはauひかりを利用している。
関西エリアはは同地区での競合相手であるeo光が、親会社であるKDDIと業務提携しており、auひかりを提供していない=基幹ネットワークがない。という大人の事情で利用不可(余談だが、東海エリアもコミュファ光がKDDIグループ傘下のため、競合を避ける目的でauひかりは未提供だったりする)。ただし一部エリアでは自前の光回線網を構築した模様。
1Gコース(上100Mbps・下1Gbps。一部エリアのみ提供)
320Mコース(上10Mbps・下320Mbps)
120Mコース(上10Mbps・下120Mbps)
40Mコース(上2Mbps・下40Mbps)
12Mコース(上2Mbps・下12Mbps)
- 電話
KDDIグループだけあって、auへの通話に優遇措置あり。
内容はまんまケーブルプラス電話だったりする。
- 電気
- ガス(関東・関西エリアのみ)
- MOBILE(格安SIM)
- WiMAX
- HOME
- ほけん
- オンライン診療
- くらしサポートサービス(緊急地震速報など)
マスコット
昔はぱっと見ダンベルに似たマスコットがいたが、現在の処遇は不明。
そして関西エリアのインターネットサービスのマスコットキャラにざっくぅというヤツがいるが、いつの間にかグループのマスコットキャラクターにのし上がったようだ。
→本項目のメインイラストがそいつ
アニおび
2018年から新設された深夜アニメ専用の帯枠。
基本的に「アニおび」の枠扱い(アニメイズムと同じ)と言ってもいいだろう