概要
約20年ぶり(初シーズン製作から数えると約30年ぶり)の『フルハウス』の続編。リアルタイムで当時の最終回後の内容となっている。
『フルハウス』と言えば、以前から続編製作の話が出ては消え……といった状態で、事実上のおまけ続編であるショートコメディをTV番組で細々とやってきてはいた。しかし、本作は初の正統続編となる。
プロデューサーはジェシーおいたん役のジョン・ステイモスで、スタッフの多くもかつてと同様。
現在はシーズン1が全て公開されている。
シーズン2以降は未定だったが、配信後一週間と経たずに製作が決定。なお、シーズン1で使ったセットは一部パーツを残して撮影後解体したため、本当に急転直下で決まった様子。
2016年12月29日にはシーズン3の制作が発表された。
“30周年アニバーサリー”となる、2017年9月22日に第1話~第9話が、12月より第10話~18話が配信開始予定。
しかしその後はゴタゴタが続き、製作総指揮のジェフ・フランクリン(オリジナル版でも同役職)が、製作中の問題行動などを理由に契約解除&強制降板、さらにベッキー役のロリが子供を裏口入学させるという不祥事を起こすなど、混乱が続いた。
さらにシーズン5が最終シーズンとなるうえ、事実上の打ち切りという結末になったことも明かされ、ファンは勿論のこと、出演者達をもがっかりさせている。
消防士の夫トミー・フラーと結婚したDJが、夫の死により未亡人となり、3人の子供とともにあのタナー家に戻るというストーリーとなっている。
メインとなるのはかつてダニー達が育てたDJ、ステファニー姉妹と、DJの友人であるキミーの3名。彼女達三人がDJの三人息子とキミーの子供が共同生活を送る。それ以外のかつてのレギュラーはゲストという形になっている。
吹き替えは、ジェシー・レベッカ夫婦の息子であるニッキー&アレックス役が声変わりのため変更したこおろぎさとみ(大人版は阿部敦)と、作品に不参加であるミシェル役の川田妙子以外は全て当時からほぼ続投している。
また、吹き替え版はかつての要素を全て踏襲しており、ジェシー一家のファミリーネームが「カツォポリス」ではなく「コクラン」のままだったり、ステファニーやミシェルの口癖などは全て原語基準ではなく吹き替え基準で翻訳されている。
ミシェル役・オルセン姉妹の不参加についてのあれこれ
当時のレギュラーは引退した人物を含めてほぼ総出演している。
が、ミシェル役のオルセン姉妹だけは女優を引退していることに加え、本業のファッション業界での仕事が多忙であること(本人曰く「引退してカメラから長らく離れているため、カメラの前に立つことに違和感を覚える」といったコメントもある、特に姉のアシュレーはブランクの長さから特に否定的)などから出演を断っている。
当初オルセン姉妹は「この企画の話すら聞いていない」と表明し、「デタラメだ」とジェシー役のジョン・ステイモスが返すなど伝達上の混乱からすれ違いはあった。が、その中でもステイモスは確執を否定し、本人とも電話で確認の連絡をとったとのこと。
この確執説が消えないのは、フルハウス開始当初「とにかく泣くことが多かったオルセン姉妹を降板させるべきとジョンが主張した経験がある」ためである。これ自体は事実なのだが、後にステイモスはオルセン姉妹のどちらか片方を降板させようという意見が出た時(顔の違いが出てきたため)に猛反対している。そして番組に馴染んだ後はオルセン姉妹を特に可愛がっており、少なくともステイモスはオルセン姉妹に悪い印象は抱いていない。
オルセン姉妹に似ている下の妹「エリザベス」を代役にという代案もあったが、本人でなければ意味はないという考えから結局実現しなかったという。
ただしメンバーはいつでも途中参加を歓迎するとも語っており「(不参加の)理由は理解出来るし無理強いは出来ない。恨めしくも思わないが、いつの日か考えが変わることを願っている」と関係者もコメントしている。さらにジョーイ役のデイブは「当時赤ちゃんだった彼女達(=物心がついていない)と自分達とでは、思い出の感じ方に差があるのは仕方ない」と別の意味で理解を示し、後にボブも対談で「自分の生活や人生を大事にしないといけない(無理強いは良くない)」としている。
とはいえ、終始関係者はオルセン姉妹の出演を望んでいるためか、劇中ではしばしばミシェルについて触れられており、「いつでもドアは開けてあるよ」と突然気が変わってもいいように打診している。
ドラマ外、すなわちプライベートでのオルセン姉妹は、頻度こそ少ないもののかつての出演者達としばしば交流自体は行っている。なお、出演辞退の際にインタビューに答えており、姉のアシュレーは「17歳から女優業をしていないので演じることを心地よく思えない」と語り、妹のメアリー=ケイトは「アシュリーがやりたくないというから、やるとなると自分になるが、今はタイミングが悪い」と説明していたとのこと。
シーズン2が本格始動となった場合、あわよくばどちらかが(コメント的にはメアリー=ケイト)出演を考えなおしてくれる可能性はゼロではない。ステイモスもシーズン2決定後、オルセン姉妹に出演を望むラブコールを発信している。
フラーハウス製作中の2017年には、ダニー役のボブ・サゲットと強皮症研究団体のチャリティにアシュレー・オルセンが顔をだしている。このように、演じることに対して抵抗がある(デイブもそう捉えている)だけで、フルハウスメンバーとの交流は大事にしているようだ。
出演者(演者 / 吹き替え)
フラー家
- ドナ・ジョー・マーガレット・タナー・フラー(キャンディス・キャメロン・ブレ / 坂本千夏)
通称DJ。タナー家長女。現在は獣医をしている。本作におけるダニーポジション。消防士の夫が一年前に殉職して未亡人となり、三人の息子を母一人で育てることとなり、かつてのタナー家に戻ってきた。生活が安定し、一人で子供三人を育てることに関して表向きでは強がっていたが本音では不安を感じており、これを知った妹のステフとキミーが同居を決意したところから物語が始まる。
ダニーの影響を強く受けているようで感謝祭のスケジュールをかなり事細かに決めたりと神経質な面も見られ、特に子供の事となるとプロのレスラー二人を一人でボコボコにするくらいには熱が入る。
- ステファニー・ジュディス・タナー(ジョディ・スウィーティン / 大谷育江)
通称ステフ。タナー家次女。本作におけるジェシーポジション。ジェシーのように自由奔放に育った。ミュージシャン・ラジオDJとして旅をしていたが、DJの心情を知って真っ先に同居を申し出る。明らかに姉より背が高くなっている。作中ではある意味かつてのジェシーを越えるツッコミ役・常識人ポジションとなっている。
キミーの弟のジミーと恋に落ち現在は子供を産めない自分の代わりにキミーに代理母を務めてもらう形で一子をもうけている。
子供を授かってからはかなり神経質になることもあり特にキミーに代理母をしてもらっていることから自身が無力に感じ彼女が呆れるほどの介護を行っている。
- キンバリー・ルイーズ・ギブラー(アンドリア・バーバー / 伊藤美紀)
DJの親友。本作におけるジョーイポジション。女癖の悪い夫・フェルナンドとは別居中。親友DJの不安を知って同居を申し出て、姉妹から即座に断られるも結局住むことになり、娘とともにやってきた。昔からタナー家で暮らしたかったらしく、一番乗り気。相変わらず足が臭いようだ。
現在は一応パーティーイベント会社「ギブラー・スタイル」を経営しておりなんとあのダニーが満足するほどのパーティープランを提供している。とはいえやはり経営者はギブラーなのでかなり強引なスタンスで客に望むこともある。
演者のアンドリア・バーバーはフルハウス以外出演しておらず、実質女優廃業状態だったが、視聴者からいろんな意味でブランクを感じさせないどころか大人になり行動力が増したためはっちゃけぶりが悪化している。
とはいえ子供たちをしっかりと励まし導く場面も見受けられるので一人の母親として成長した様子。
- ジャクソン・フラー(マイケル・キャンピオン / 山本和臣)
長男、初登場時13歳。かつてのDJポジションで、思春期真っ盛りの少年。キミーたちの引越しで、部屋をラモーナにとられたショックで、ジェシーの車に隠れて逃げようとする騒ぎを起こしたこともある。現在はクラスメイト・ローラにお熱で、異性への関心が強い点は母のDJの血を受け継いでいると言える。弟のマックスから好かれており彼は鬱陶しがることが多いものの嫌っているわけではなくゲームで弟にわざと勝たせたり兄らしい面を見せることもある。
一方で自身の学力が低いことやマックスやラモーナと違い目立った特技がない事を気にしており度々落ち込むことがある。シーズン初期ではおバカなことをして周囲を困らせる描写はあれど歳相応な印象だったがシーズンが進むごとに歳は重ねている割に言動がアホの子でヘタレ感が漂ってくる。
- マックス・フラー(エライアス・ハーガー / 小林由美子)
次男、初登場時7歳かつてのステファニーポジションだが、祖父のダニーに似て潔癖症で、物知りでしっかりした性格。
度々無意識に相手を皮肉ったりすることが多く物知りな事もあり相手は言い返せないことが多い、また言動が度々おかしくなることが多くそこは年相応に見える。
当初は生粋なまでのお兄ちゃんっ子だったがシーズン3辺りからそういった傾向が見られなくなり馬鹿にしたり呆れたりするような場面が多くなった。
- トミー・フラーJr(ダシール・メシット、マックス・メシット)
三男。演者はかつてのミシェルと同じく双子の子供を起用しつつ、一人の役を演じている。まだ生後間もない。名前の通り父の名を受け継いでいる。
- ラモーナ・ギブラー(ソニー・ニコル・ブリンガス / 佐藤美由希)
キミーの一人娘。母のようなはっちゃけた部分は薄く、常識人的な性格(シーズン1では母親と一緒に妙な事をしてたりもしたが)。ジャクソンとは色々あってか、DJの三人息子と暮らすことに否定的だったが、少しずつ馴染んでいく。父方家族の影響からスペイン語が上手く、ラティーノの友人も多い模様。転校当初は学校に馴染めず、友達作りに悩んでいたが、ジャクソンを通してローラとは初めての友人になる。
当初ジャクソンとの仲は険悪で言い合いすることが多かったが、シーズン2以降互いを励まし合ったり(ラモーナが励ます頻度の方が多いが)ピンチの時にジャクソンをかばったりしているため現在はそれほど仲が悪いわけではなく今は兄弟同然に思っている。
小さい子が好きなようでマックスやトミーは早い段階で気に入った様子。
かつてのタナー家の人々
- ジェシー・コクラン(ジョン・ステイモス / 堀内賢雄)
かつての主要人物。現在はロサンゼルスで音楽活動を続けている。パパ三人の中で最もビジュアルが当時そのままで、話題になっている。ベッキーとひと悶着あった末養子を授かっている。その養子は彼の亡き姉でありタナー姉妹の母の名前に肖り「パメラ」と名付けられた。
概要に記した通り、原語版でのラストネームはカツォポリスである。演者のステイモスは番組のプロデューサーも務めるなど、番組上ではゲスト出演者だが裏方としては重要人物である。
- ダニエル・アーネスト・タナー(ボブ・サゲット / 大塚芳忠)
通称ダニー。タナー家の大黒柱。現在もテレビ番組の司会者として活躍している。フルハウスの時と比べるとかなり恰幅がよくなっている。
新番組「おはようUSA」という番組が決まり、タナー家の売却を考えていたが、新たな暮らしを始めるDJ達に家を譲る。相変わらずの潔癖症+ハグ大好きお父さん。劇中では床に落ちたパンをこっそりジョーイに食べさせようとしたりしている。現在は再婚している。
一時期テレビ番組の司会者から身を引いていた時期があったがシーズン4にてベッキーの新しい相方の司会者がセクシャルハラスメント問題の話をしているときにベッキーに痴漢する問題を起こしたため、ちょうどその場に居合わせた(というかもう一度司会者復帰してもらえるよう頼んでいた)ダニーが急遽司会者に抜擢される形で職場に復帰した。
- ジョゼフ・アルヴィン・グラッドストーン(デイブ・クーリエ / 山寺宏一)
通称ジョーイ。現在はラスベガスで人気コメディアンとして活躍を続けている。
実は愛用の人形キャラクター「ミスター・ウッドチャック」はかつての番組終了後に演者のデイブが持ち帰ったが、リアルで愛犬に噛まれてズタズタにされてしまっている。しかし、本作以前に新調しており、本作でも綺麗な状態で登場している(ズタボロな初代もまだ処分せず残っている)。
スマホやタブレットに夢中な子供たちを見兼ねて、度々楽しい遊びやイタズラを教えている。
実はマジシャンの女性と結婚しており子供も四人授かっているが、DJやステフを育てていた時と違い甘やかしすぎており子供たちがタナー一家に迷惑をかけてもいまいち怒れないでいた。
- レベッカ・ドナルドソン・コクラン(ロリ・ロックリン / 佐々木優子)
通称ベッキー。ダニーと同じく司会者を続けており、劇中では共に「おはようUSA」の出演が決まっている。DJに男児を持つ母の苦労をさりげなく示した。
育児にはまったらしくジェシーにもう一人育てようと提案したり、養子をもらうよう提案したりして度々ジェシーともめている。
他人の恋路にも興味津々でかなり突っ込んでくる。
一時期ダニーが司会者から降板されたことで別の男性司会者と一緒に仕事していた時期があったが、休憩に入るや否や人事異動の話はないかと聞いてきており相当参っている様子でその司会者に収録中職場におけるセクシャルハラスメント問題の話をしている中で彼に痴漢されたことでとうとう堪忍袋の緒が切れ「ロン、あんたってホントクs」と生放送中にブチギレていた。
かつての双子の赤ん坊、ニッキーとアレックス。大学で留年しまくって現在6年目であり、両親を悩ませている。大学を卒業したら、タコスの売店をやりたいと思っている。演者の双子は既に俳優を引退(ブレイクは消防士、ディランはミュージシャンになったとのこと)しているが、本作にはゲストとして駆けつけ、特別参加している。
- ミシェル・エリザベス・タナー
名前だけは度々登場するタナー家三女。現実のオルセン姉妹同様ニューヨークで暮らし、ファッション業界で成功を収めたとされている。仕事で忙しいためタナー家の集まりには参加出来ないというところも現実の状況を反映している。キャスト達は本作の不参加を残念に思っているせいか、劇中ではミシェルに思いを馳せるシーンが挿入されたりしている。また、早朝なのにも関わらず、携帯の留守電にかつての口癖である「オッケーベイビー!」とイタズラ電話されている。
その他の人々
- スティーヴン・ヘイル(スコット・ウェインガー / 高木渉)
前作におけるDJの元彼。爽やかなイケメンキャラだったが、現在は医師をしている。DJと別れた後に、別の女性と婚約したものの、結婚生活は結局上手くいかなかった模様で、DJが未亡人となった際には再び好意を寄せている。相変わらず食い意地が張っており、何段も重ねたサンドイッチを軽々と食べていた。頭髪が薄くなったことをネタにされる。
シーズン2からシーズン3にかけて別の女性と交際し結婚式を挙げることになってはいたものの飛行機で移動しているときにDJの胸の内を聞いたがために思いとどまってしまい結婚式中に別れを告げてしまう。
移行はDJとの交際を再開しシーズン5にて漸くプロポーズすることができた。
- フェルナンド・ヘルナンデス・ゲレロ・フェルナンデス・ゲレロ(フアン・パブロ・ディ・パチェ / 伊藤健太郎)
キミーの夫。アルゼンチンからの移民の血を継いでおり、時折スペイン語を交えて喋る癖がある。
女癖の悪さでキミーに愛想を尽かされ、離婚間近の別居状態。しかし未練があるのか復縁を考えている。
キミーと抱き合っていたマット(実際は喉を詰まらせていたところを助けていた)に対し頬をゴム手袋で引っ叩き「勝負しろ!」と言ったりフラー家に入り浸って冷蔵庫を漁ったりなどキミーに負けず劣らずの変人。
シーズン2で家賃滞納でアパートを追い出されタナー一家に居候した事で登場頻度が激増し、子供達の世話をしたりする場面も多く見られるようになる。
DJからは先述の浮気の件もあり嫌われていたがシーズン3以降から軟化し飲酒したジャクソンを介抱した際には最初は自身に何も伝えなかったことに激怒されたものの後に和解したりなど関係は少しずつではあるがよくなってきている。
シーズン3ではかつてのギブラー家を購入しジミーと共にそこで暮らすもののフラー家とギブラー家を隔てる堀に勝手に扉を取り付け結局フラー家に入り浸っている。
忘れられがちだが有名なレーサーでトロフィーを受賞したこともある、がシーズン5にて家族のために引退した。
自分で決めたこととはいえその後しばらく見る影もないほど落ち込んでいたが後に新たな仕事を見つける(後述)。
- マット・ハーモン(ジョン・ブラザートン / 小松史法)
DJの勤務する動物病院の同僚。スティーヴンとDJを巡って争っていたがシーズン2からスティーヴンと共に別の女性と交際を始めたが紆余曲折ありすぐその女性と別れたマットとは違いスティーヴンがコニー・ジェーン・ハーベンベルガーと交際を続けていたこともありシーズン3までは彼がDJと付き合っていた。
スティーヴンの結婚式中にプロポーズするもDJに未練が残っていたため結婚を取りやめコニーと別れを告げたスティーヴンを見たDJに婚約を断られてしまった。
それからしばらくギスギスした関係ではあったものの何とか和解し、良き仕事仲間の関係に復帰した。
シーズン4以降ではフルハウスにて登場したジアと交際している。
- ジミー・ギブラー(アダム・ハーゲンバッチ/ 佐藤せつじ)
キミーの弟。世界中を旅してまわる写真家でキャンピングカーに住んでいたが現在はフェルナンドと一緒に元ギブラー家に住んでいる。
フラーハウスのシーズン2で初登場したがステフとは昔から面識があったらしく彼はステフにあこがれていたらしい。
ステフと再会したことでタナー家の前に車を止め彼女を口説き当初はキミーの弟ということで相手にされなかったものの現在は両想いでキミーを代理母にする形で一子を儲けている。
やはりギブラーなため言動は珍妙だがステフや生まれてくる子供のために積極的に行動したりするなど父親としての自覚はある。
子供ができてからも仕事の関係上長期間外に出ることが多いため育児に参加しづらくそのことをステフに指摘されてからしばらく悩んでいたがそんな時彼(及び主な主要人物ら)の行きつけのサンドイッチ店が閉店することを知る。
居てもたってもいられずレース引退で落ち込んでいたフェルナンドとDJに頼まれて二人の相談に乗るために居合わせたスティーブを出資者としてともにサンドイッチ店を購入し引き継ぐことを決めた。
ステフは当初こそ自分に何の相談もなかったことに腹を立てたものの自身の宝であるキャンピングカーを売ってまで経営者になり仕事と家族を両立しようとするジミーに納得し、リニューアルオープン時には経営の手伝いをしてくれた。