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北島マヤの編集履歴

2024-09-18 08:56:49 バージョン

北島マヤ

きたじままや

北島マヤとは、『ガラスの仮面』のキャラクター。

担当声優/女優

作品名公開年担当声優・女優
エイケン版テレビアニメ1984年勝生真沙子
トムス・エンタテインメント版テレビアニメ2005年~2006年小林沙苗
ガラスの仮面ですがシリーズ2013年中根久美子
『3ねんDぐみ ガラスの仮面』2016年阿澄佳奈
テレビドラマ1997年安達祐実


概要

主人公。神奈川県横浜市出身。初登場時13歳(中学一年生)。

2月20日生まれ。


下町のラーメン屋で働く母と暮らす少女で、貧しい暮らしの中でテレビの世界に憧れながら育つ。

何事も平均的な「平凡な少女」なのだが、こと演劇の才能は“ダイヤの原石”といえる突出した素質を隠し持っていた。この素質を月影千草に見出され、彼女の主催する劇団「つきかげ」で女優としてデビューし、師から課せられる過酷な課題をクリアしていき、その類い稀な才能を開花させていく。

目標に向かって一心不乱に努力するひたむきさは周囲を驚愕させ、時には声も出せぬほどに圧倒する。


容姿

ボリュームのある背中ほどまで伸びた黒髪の長髪が、特徴と言えば特徴。それ以外は突出した個性がなく、見目は整ってはいるが特筆して美人でもない。

周囲からはたびたび「どこにでもいる平凡な少女」と評されている。


性格

明るく素直で優しい普通の少女。初期には内気で引っ込み思案な面が強調されていた。

ただし一度スイッチが入ると並外れた胆力と根性を発揮し、とことん突っ走る情熱型。そのひたむきさゆえに思いつめがちで、目的のために常軌を逸した行動に走ることも度々。


感受性が豊かで、あらゆる刺激を吸収し、その中からその役を演じるための突破口を見い出す力を持つが、感情の振り幅が大きいため不安や動揺に弱く、大きな失敗を犯すこともままある。


才能

一度役に入ると、役柄をその体に降ろしてきたかのように成りきる、いわゆる「憑依型」の役者。その役に成りきるためには、苛烈な特訓を自身に課すことさえ厭わない。


勉強は苦手で学校の成績は本人曰く「地面すれすれの低空飛行」。その上ドジでおっちょこちょい、スポーツも苦手。

しかし大好きな演劇の事となると話は別で、一度見た芝居や映画のセリフは一字一句間違いなく諳んじる。

役のためとなれば薙刀の型やお手玉も練習の末に習得し、なんとなればリズム感を鍛える訓練の中で役に入り込み、避けるはずのボールをドヤ顔ではじき返すことさえやってのけた。


ただしその天才の裏では、演出の意図や他の役者との呼吸を知らずに舞台の調和を乱してしまうといった欠点も指摘されていた(後に『人形の役を演じる』ことで舞台全体や芝居の流れに気付き克服。)。

また、劇団「つきかげ」に入団するまでバレエダンスパントマイムの訓練を受けておらず、美しく身軽な動作や高度な表現方法が身についていない。そのためライバルである姫川亜弓の演技を見ては、その技術力の差に打ちのめされる場面がしばしば。


紫のバラの人

彼女を語る上で外せないのが、謎のファン「紫のバラの人」であろう。

劇団「つきかげ」で活動を始めて以降、彼女の苦難に際してひっそりと紫色の薔薇の花束を送り、学資の提供や月影の入院など支援を続けるパトロン的な存在で、マヤは「紫のバラの人」と呼んでいる。

マヤは長らくその正体を知らずにいたが、女優への道を支えてくれたこの人物に、マヤは大きな感謝の念を抱いていた。


対人関係

月影千草とは師と教え子、姫川亜弓とは宿命のライバル。

紅天女の上演権を巡って劇団と対立していた速水真澄には好意を持てず、彼のプロダクションに所属することになっても反発を隠さずにいた。さらにある事情からはっきりした憎悪さえ抱くようになっていたが、思いがけない出来事が二人の関係を変えることになる。



関連タグ

ガラスの仮面 演劇 紅天女

月影千草 姫川亜弓 速水真澄 桜小路優


紫のバラの人

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