概要
『ウルトラマンジード』にて伊賀栗レイトがウルトラマンゼロに変身するときに使用する、新たなウルトラゼロアイ。右側にスイッチがあり、装着した後押す事で変身を行う(これ自体は玩具版のウルトラゼロアイと同様)。
公式サイトによれば名称自体は引き続きウルトラゼロアイのままで、NEOという表記は玩具の商品名として使われている名前のようだ。
形状は従来のゼロアイと比べると若干短く、全体的に角が丸くなり、レンズ部分のツリ目具合が少し抑えられているなど、シルエットはセブンの使うウルトラアイに近いものとなっている。そしてゼロ自身が弱体化してしまった影響か、光線銃への変形機能と正面に書かれていたゼロを示すウルトラサインがなくなっている。
最大の特徴はライザーに装着が可能な事で、その状態でニュージェネレーションカプセルα、βの二つをリードすることでウルトラマンゼロビヨンドへの強化変身が可能。
ウルティメイトブレスレットが破損しているためかレイトの腕にはブレスレットは出現しておらず、以前のゼロアイと違いレイトの服に収納されている。
なお、ゼロが完治した後の時系列である「劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!」でも登場。この時はシャイニングウルトラマンゼロの時間操作を利用してダメージを受け、再びレイトと一体化した際に使用していることから、総じて何らかの影響でゼロが力を消耗してしまったときや、ゼロビヨンドへの変身が必要な際にこの状態のゼロアイを使用すると考えられる。
余談
後に自分の使用していたシステムが壊れたために別のシステムで変身するウルトラマンは存在したが、固有のウルトラマンの変身アイテムが微妙にマイナーチェンジするというのはゼロが唯一である。(一応親父のセブンも世界観によって形状が異なったりする場合もあったが、機能そのものは変わっていなかった。)
立体物
DX玩具版はニュージェネレーションカプセルα、βが付属。後にプレミアムバンダイ限定でゼロCVやモロボシ・シン役などの宮野真守氏と伊賀栗レイト役小澤雄太氏によるゼロとレイトの劇中台詞を多数収録し、裏面の成型色で処理された部分を銀色に塗装したスペシャルverも発売されたが、こちらにカプセルは付属しない。
そして2024年6月には、ジードライザーに続く形でウルトラレプリカ版が受注開始された。
こちらにはウルトラレプリカ用のニュージェネレーションカプセルが付属しているが、
開発者ブログによると、ライザーとの連動以外に『ウルトラマンゼロ15周年』の記念アイテムとしての側面もあるらしく、上記のスペシャルverと同じく多数の台詞を収録していることに加え、
技術の進歩でDX版やスペシャルverにはなかった発光ギミックを搭載しているなど、単体でも十分に遊べる仕様となっている。