曖昧さ回避
概要
「ヘルマヌビスの知恵はここに降臨していたはずだ」
オープンワールドRPG「原神」の登場人物。
名前 | セトス(英:Sethos/中:賽索斯) |
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レアリティ | ☆4 |
国/所属 | スメール/沈黙の殿 |
種族 | 人間 |
使用武器 | 弓 |
神の目(元素属性) | 雷 |
誕生日 | 5月31日 |
命ノ星座 | バシレウス・デルタ座 |
オリジナル料理 | ウマウマシャワルマサンド(シャワルマサンド) |
CV | 千葉翔也 |
「汝は将来、狐の機敏さとトビヘビの器用さを兼ね備え、ヘルマヌビスの知恵に恵まれる者となるであろう。名は──セトス。」
──とある新生児の命名の儀における、祭司による占い
人物
スメールの砂漠地帯と雨林地帯の間の旅路で良く見かけられる砂漠の民の少年。スメールの地理をおおむね知り尽くしているほどに旅慣れており、慣れない旅路で行き倒れかけ、彼に救われたという旅行者は数知れない。
誰にでも手を差し伸べ親しみやすい態度で話し掛けるため、彼と関わった者は一様に彼に「親切でお喋り上手」という印象を抱き、彼が行動圏とする場所には例外無く「話せる友人」が存在する。
しかしそれは、彼が知識の糧としても単純な面白さからも他人の話を聞くことが好きで行動している結果であり、警戒心の強い者なら彼が相手を見定めるように、そして同時に自身の奥底に踏み込ませないように立ち回っている事に気がつくだろう。
そんな彼の真の肩書きは、砂漠の影に息づく秘密組織「真なる"沈黙の殿"」の後継者。キングデシェレト文明の知識を密かに、そして現存する組織の中で最も歪み無い形で継承し続けてきた者達の長にいずれ収まるに相応しい聡明さと度量を併せ持っている。
キャラバン宿駅で彼と知り合ったとある学者は、教令院のシステムに独自の見解を述べてみせた彼の才能を高く評価し、教令院の入学テストを受けてみるべきだと声をかけた。そんな学者にセトスは己の真の顔を隠したままこう返したという。
「教令院に行って学生になれって?教令院の知識とうちの年寄りたちに教わったことの違いを比べてみるのも、なかなか面白いかもね。考えておくよ」
能力と戦術
Ver4.7前半の期間限定祈願「夜を穿つ流霆」(ピックアップガチャ)から追加。
元素エネルギーと元素熟知を使い、狙い撃ちと通常射撃の双方を強化するアタッカー。
どちらも使いこなせれば強力だが、元素エネルギーを取り合う関係上両立はほぼ不可能なため、戦況やパーティを見て主軸にする戦法を決めると良い。
天賦
- 通常攻撃「王家の弓術・葦ノ矢」
最大3段の連続射撃。後述の元素爆発により強化される。
重撃は甘雨やティナリ同様の2段階チャージが可能で、彼の場合は最大まで貯まると、弓を縦持ちに切り替えた歩行不可の旋回照準に移行。そして敵をレーザーのように貫通する雷元素射撃「貫影の矢」を放つ。
2段目の貯め時間はティナリ以上に長いが、天賦「黒鳶の謎掛け」開放後は保有する元素エネルギーの量が多いほど短縮され、20以上の時はほぼ一瞬で貯まる。
ただし発射時には、チャージを縮めた量の元素エネルギーを消費する。セトス自身のエネルギー上限は60なので、満タンであれば3連続の速射が可能。
- 元素スキル「古儀・鳴砂牽雷」
「お互い一歩退かないか?」
轟雷を集めて足元に雷元素範囲攻撃を放ちつつ、素早く後退する。
セトスの肝となる元素エネルギーの確保に特化したスキルで、3つの生成粒子に加え、この攻撃で雷関連の元素反応を起こすと元素エネルギーを更に12回復する。
- 元素爆発「秘儀・瞑光貫影」
「アフマルの在りし栄光よ!」
秘儀を行い「静思瞑影」状態に移行し、狙い撃ちが出来なくなる代わりに、通常攻撃が雷元素の貫通射撃「瞑弦の矢」に変化。
言わば雷版宵宮とも言うべき技で、こちらはセトスの元素熟知を元に威力が上がる。また、攻撃そのものは元素爆発ではなく重撃ダメージと見なされる。
- 天賦「砂王からの賜物」
一定時間、セトスの元素熟知を元に「貫影の矢」のダメージが更にアップする。
その倍率は700%と破格の量になっており、熟知がダメージに直結する元素反応と合わせれば、星5のトップアタッカー達に勝るとも劣らない火力の矢を連発できる。
ただし命中から5秒経つか、計4体分敵を射抜くと一旦効果が止まり、命中から数えて15秒のクールタイム後に再び機能し始める。
解放後セトスの左上に現れる「砂時計マーク」がそれで、出ている間は有効と判別しやすい。
- 天賦「猿月の顕現」
最も近いスメール地域の特産品がミニマップに表示される非戦闘系天賦。
ティナリと同効果であり、未だ探索が終わっていない旅人には重宝する。
Ver5.0からは基本システムとして特産品の追跡機能が実装されるが、あちらは群生エリアおよびそのエリア内での取り残しが無いかを表示するまでに留まるので、より具体的な位置情報が欲しい、追跡対象外の場所も1つ残らず取り尽くしたい等の場合は変わらず有用性を発揮する。
命ノ星座
第一重「シュラインの謁霊歌」 |
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貫影の矢の会心率+15% |
第二重「寂秘のパピルス」 |
元素エネルギーを回復するか消費すると、セトスの雷元素ダメージ+15%、継続時間10秒、最大2層まで |
第三重「昇月賢哲へのオード」 |
王家の弓術・葦ノ矢のスキルLV.+3。最大Lv.15まで |
第四重「真実のプリュマージュ」 |
貫影の矢または瞑弦の矢が2体以上の敵に命中した時、周囲のチーム全員の元素熟知+80、継続時間10秒 |
第五重「荒神烈砂のエピグラフ」 |
秘儀・瞑光貫影のスキルLV.+3。最大Lv.15まで |
第六重「巡日のパイロン」 |
貫影の矢が敵に命中した後、「黒鳶の謎掛」によって消費された元素エネルギーが返還される。この効果は15秒毎に1回のみ発動可能 |
装備・編成について
とにもかくにも、元素チャージ効率と元素熟知を盛らなければ話にならないキャラゆえ、聖遺物は「金メッキの夢+絶縁の旗印」2セットずつが無難な所。
重撃メイン故に「大地を流浪する楽団」4セットも厳選できればおススメで、2セットが熟知アップなのも尚のこと都合がよい。
装備に関しては、実装時のイベント配布「築雲」が元素エネルギー減少時更に熟知を盛れる為、メイン攻撃全てでエネルギーを消費するセトスとは相性抜群な代物。
星3の「弾弓」も高めの会心率を盛れる上、重撃が即当たれば威力大幅アップと、特に元素爆発型に相性良好。足りない攻撃力は熟知で補おう。
余談
- 物語ではセノの伝説任務・第二幕にて初登場。セノの過去と彼の所属である「沈黙の殿」との関わり、そしてセトスが後継者としての責務を全うするまでが描かれる。
- 常人が引きつり笑いを浮かべるセノのギャグを面白いと評価できるセンスを持つ。同じ評価をした草神同様に類稀なる知識を持つ事だけは間違い無さそうだが、それはそれとしてアレが雨林や教令院の標準と誤解されないかと心配する旅人達の声も聞かれる。
- 好きな食べ物は香辛料で味付けした肉。その為よく自分で調合した香料を持ち歩いているが、香料単品では好物にならないとの事。
- 苦手な食べ物は緑色の植物。野菜が身近な人からすれば耳を疑う話だが、砂漠地域で食用たり得る植物は少なく(スメールなら赤念の実など)、その様な印象が根付くのも無理はない。