CV:宝亀克寿
概要
『顔の中の敵』(アニメ版第7話)に登場。
イギリスからはるばると日本へやってきた妖怪。英国の大学を卒業しており、教養やコネクションがある。
普段は紳士のような姿をしているが、満月の夜になると凶暴な狼の姿に変身し、片思いしているガマ令嬢までも見境なく襲いかかってしまう。
狙われている水神を殺す代わりに鬼太郎にガマ令嬢との仲立ちをさせようとした(しかし、鬼太郎はねずみ男からも、目玉親父を人質にして同じ要求をされていた)。
水神は人狼が呼び出した飛行機から大量の石油をかけられ、火を付けられたので苦しみながら焼死した。
だが、鬼太郎は両者を裏切りガマ令嬢の立ち退きを促した。これに激怒した2人は手を組み鬼太郎を深海に沈めようとするが、目玉親父の奇策により失敗し、鬼太郎の幻術「霊電」(幽霊電車)に乗ってしまう。霊電から脱出するべく、窓から飛び降りたので頭を石に強打して死亡してしまった。
ちなみに彼が狼になった場面は冒頭と水神退治後、しかも鬼太郎は簡単に人狼から逃げ切っているので僅かしかない。
月刊ガロ掲載『鬼太郎夜話』では、鬼太郎の術・夢じらせによって幻覚に陥った挙句、鬼太郎の髪の毛により絞殺されるという最期を迎えた。『ゲゲゲの鬼太郎』には西洋妖怪軍団の一角として同族の狼男が多数登場する。