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サザンオールスターズの楽曲であり、後に桑田佳祐の書籍のタイトルにもなっている。
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1.1998年に発表されたサザンオールスターズの楽曲。

2.桑田佳祐が1999年に発表した書籍。

楽曲編集

作詞・作曲:桑田佳祐

編曲:島健&サザンオールスターズ


自身の13作目のオリジナル・アルバム『さくら』の16曲目。同アルバムのラスト曲である他、後に発売されたベスト・アルバム『バラッド3』Disc 2や『海のOh,_Yeah!!』Disc 1でも最後に収録されている。


アレンジ面ではピアノとオーケストラを主体としているが、1番の後の間奏ではピアニカが使用され、2番の後の間奏以降はジャズ風のサクソフォーンが加わる。


歌詞は桑田が当時のメンバーに向けて書いたものになっており、二番ではビートルズの「Let It Be」のフレーズが引用されたり、終盤の歌詞にある「南十字」は直訳ではないもののサザンオールスターズ、「戯れる星」はサザンを聴いてくれているファンを意味するものとなっているなど、切ないながら遊び心も込められた内容になっている。また、上述したサクソフォーンを加えるアイディアは歌詞がついていない段階で桑田が提示したものであり、編曲を担当した島健は当初こそ戸惑い、桑田に「この曲は、サックスセクションが出てくる必然性のある歌詞を書いてくださいね」という指示を出した。その後桑田は「耳を澄ませば風のSaxophoneが泣いている」というフレーズを描き、島健を始めとした周囲のミュージシャン及びスタッフを感動させている。

メディアでの使用編集

関連動画編集

書籍編集

1999年12月22日にKADOKAWAから発売された桑田佳祐のエッセイ集であり、前年から1年間行われた『東京ウォーカー』での連載「桑田佳祐の好きにしていいのよ」の全70回を収録したものとなっている。内容も桑田の持ち味であるエロティックな話、ほのぼのとした話、当時桑田が唱えていた鎖国論(※1)、桑田自身の音楽観、桑田がよく作っている手料理のレシピなど、幅広いエピソードや持論がざっくばらんに綴られている。また、掲載期間中のサザンの活動を収めたポラロイド写真も収録されている。

  • ※1:現在でこそ桑田は世界平和や友好などのメッセージを発信しているイメージが強いが、それ以前には日本の将来を憂い、日本人日本文化を見失ってしまうことへの強い危機感から鎖国論を唱えていた時期も存在している。また、桑田は後年にも「この国に生まれて良かったなと思います」という言葉を残している。

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